あらすじ |
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柄の悪い友人を周囲に集めて父王を心配させた王子ハリーは父の死後即位してヘンリー五世となった後は公私をわきまえ、無能な取り巻きを退け、有能な人材をとりたて、王位を狙う陰謀を挫折させ、諸侯の意思を統一して終には長く懸案になっていたフランスへの領土拡大に着手する。父王が創始したランカスター王朝は前プランタジネット朝の傍系だがフランス・ノルマンディー地方出身で、十一世紀にイングランドを平定したノルマンディー公ウィリアムに繋がっているのだ。しかし、フランスのシャルル六世軍との戦闘は凄惨をきわめた。 |
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