1.石原慎太郎さんはこの原作で芥川賞をとって、それで「太陽族」てのが流行ったんですね。そこまでは知識では知ってても、小説は読んだ事ないからストーリーは予備知識なしで見ました。初見の感想としては、いゃぁなんだかもの凄く淡々としていて、感情移入うんぬんの映画じゃないですねぇ。彼女が死ぬのもまた唐突なんだ。小説を読まない限りなんともいえないけど、たぶん奔放さが当時の若者にウケたんだ。それでこの映画にそれが表現されてるかというと、どうもそんな感じがしない。なんかお上品すぎる。だから作品としてはちと失敗かなぁ?ちなみに裕次郎さんは実はチョイ役。都知事本人もサッカー部員役で一瞬だけ出演してます。