2.ジーン・ハックマンとジェームズ・コバーン。60年代から70年代を代表する2人のタフガイがタッグを組んだ西部劇。
雄大な西部を横断する大らかなアクションコメディを期待させるレースのスタート前夜までの序盤。
調子に乗っていきがっている若造に鉄拳制裁を与えるなど、2人の大活躍を予感させてくれますが・・・。
レースが作品のベースになっている割には肝心のレースのスピード感やハラハラドキドキが無く、
スタート以降はコメディ的要素も薄れ、かと言って人間ドラマとしても薄味で中盤はかなり間延びしています。
ハックマンもコバーンも大好きなので、彼らの登場シーンの多くはそれなりに楽しめましたけどね。