1.体制が変わる、あるいは政治情勢が変動する時って映画製作者にとっては恰好の題材なんでしょうね。そしてそれらに無関心・無頓着の人物も欠くべからざる配役なんでしょう。 だけどこれっていつか見た.......そう「カサブランカ」のキューバ版ですね。甘ったるいボギーはしょうがないにしても、逃亡させようと手助けする女性がレナ・オリン。これはいけません。バーグマンの可憐さに強さを併せ持った女優をキャストすべきでした。 (ハバナの海岸に押し寄せる波の強いことが印象に残りました。ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブの時もそうだったから。) <15.04.25 WOWOW>