1.物語の発端となる事件ですが、モーガン・フリーマンが賄賂に対して葛藤する場面がほぼないため、大臣に対する行動はただ後先考えずの無謀な行動にしか見えず共感ができませんでした。逆に護るものがある立場の人が理想論だけで何考えてんの?と呆れてしまいます。
まあ忠臣蔵が元なので日本人はある程度理解はできるかもしれませんが向こうの方は厳しいんじゃないでしょうかね?
今作は紀里谷監督のお得意のCG全開の映画という感じてはないですが、思ったよりもちゃんと作れていてこういう作りも出来るんだって感心しました。今回は興行的に厳しかったっぽいのですが、この監督は好きな監督なので次回作があるといいですね。