罪と罰(1983)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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罪と罰(1983)

[ツミトバツ]
Crime and Punishment
(Rikos Ja Rangaistus)
ビデオタイトル : 罪と罰 白夜のラスコーリニコフ
1983年フィンランド上映時間:93分
平均点:5.40 / 10(Review 10人) (点数分布表示)
公開開始日(2002-01-26)
ドラマサスペンス犯罪もの小説の映画化
新規登録(2004-08-31)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2015-08-31)【イニシャルK】さん
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監督アキ・カウリスマキ
キャストアイノ・セッポ(女優)エーヴァ
エスコ・ニッカリ(男優)ベナネン警部
マッティ・ペロンパー(男優)ラヒカイネンの友人
原作フョードル・ドストエフスキー「罪と罰」(新潮社 / 岩波文庫 他)
脚本アキ・カウリスマキ
撮影ティモ・サルミネン
製作ミカ・カウリスマキ
配給ユーロスペース
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2.長編デビュー作がこの小説の映画化とは、自信家なのか無謀なのか? しかし結果は見事に成功と言える。カウリスマキが好きだと言う小津の影響も随所に見られる。冒頭の食肉解体工場のシーンに物語全体を象徴するかのような息苦しさがあり、一気に作品世界に引きずり込まれる。舞台は現代のヘルシンキに移されているが、基本的なストーリーはドストエフスキーまんま。ただし、役者に喋らせない静かで独特な演出スタイルが、原作の小説に特有の過剰さや饒舌さと全く異なる味わいをもたらしている。この作品から「レニングラードカウボーイズ」までは一見遠いように見えるが、実はごく近いのかも知れない。
眠い悪魔さん 6点(2004-01-30 01:36:01)
1.原作の「罪と罰」をかなり大胆に翻案した作品ですね(と言いつつワタクシは手塚治虫版しか読んでなかったりする)。昔からアキ・カウリスマキという人は抑えた演出、というより登場人物全員無表情で(当然何らかの意図があるとは思うのだけれど、どういう意図なのか僕は知りません)、イマイチとっつきにくいのだけれど、この作品の主人公が最後、ヒロイン(と呼んでいいのかどうか分からないけど、殺人を犯した主人公の「人間らしい部分」を見出そうとしている)にほんのちょびっと微笑むんですよね。主人公が自首する前に「自分は虫けらを一匹殺した。だが俺も(殺人を犯した今では)虫けらだ。虫けらの数は変わってない」みたいなことをヒロインに言うところがあって、そこだけ見ると救いのない話のようだけど、あの「微笑み」にかすかな希望が託されていたように感じるのは僕だけでしょうか?
ぐるぐるさん 6点(2004-01-23 17:52:27)
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【点数情報】

Review人数 10人
平均点数 5.40点
000.00%
100.00%
2110.00%
300.00%
4220.00%
5220.00%
6220.00%
7220.00%
8110.00%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.00点 Review1人
2 ストーリー評価 3.00点 Review2人
3 鑑賞後の後味 4.50点 Review2人
4 音楽評価 5.00点 Review1人
5 感泣評価 Review0人
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