《改行表示》57.オペラのシーンが印象的でした。美しい音楽とパッツィ刑事とその奥さんとの会話。 芸術への嗜好とカニバリズムが同居しているレクターの不気味さが最も良く表現されている。 ジュリアン・ムーアのクラリス役もちょっと違和感が。『羊』のジョディーの印象が強すぎたんでしょうか、最後までコレがジョディだったらなあという思いが拭えませんでした。 脳みそのソテーは正直言って美味しそうでした。銅のソテーパンでバターとハーブで軽くソテー・・・・涎が。まあ実際に目の前で知人のアタマがパカーーッと開いて、『これが脳膜で』とか解説されて自分のヤツを食わせてるのを見たら卒倒するでしょうけど。 ラストは原作とは全く異なる。原作のままで作ったら続編作りにくくなるでしょうから、そういう配慮が働いたんでしょうか? 【kazu-chin】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-05-22 01:35:06) (笑:1票) |
56.ジュリアン・ムーアそのものを否定するわけでもないけど、ジョディ・フォスターと比べたら知性的な感じがしないのが残念。今作はサスペンスというよりあくまでレクターを全面に出したキャラクター物ドラマな感じなので、レクターに拮抗するくらいの魅力がクラリスに感じられないのは致命的。グロは苦手だけど、例の最後のシーンがグロではなく格調の高さを感じたのはリドスコの技量のなせるわざだろう。 |
55.こりゃまあ、原作読んだ時点で「なんじゃこりゃ?」と思ってたもんで、何ともかんとも。主人公~レクター~犯人の多層構造が生み出すサスペンスはもはや見られず、構成力を犠牲にしてまでも好き勝手書きまくる暴走ぶりにはちょいとついていけませんでした。で、これを映画化ということで、う~ん、例のシーン、どうやって映像で表現するのか、と思いきや。「ホンマに映像化するなっ!」。ちょっと唖然としてしまいました。さすがにラストばかりは、原作通りっちゅう訳に行かず、映画らしいオチに変更されてて、ホッといたしました。まあ、そういう訳でですね、原作が好きになれなかった以上、あまり大きな期待は持たずに観た訳ですが、さすがにリドリー・スコット、悪趣味な描写とは別に、ちゃんと「光と陰」へのこだわりの映像を展開してくれて、これはこれで楽しめたわけです。でもやっぱり趣味悪いぞ。 【鱗歌】さん 7点(2004-01-24 01:31:44) (良:1票) |
54.「ブレードランナー」のラストシーンは原作を超えていた。リドリー・スコットは、ラストシーンでルトガー・ハウアーの美しき死に様を見事なまでに演出してみせたが、本作での新たな解釈を持ち込んだラストシーンは、果たしてどうであったか? 僕は、はっきり言って納得できない。「ブレードランナー」が原作のモチーフを十分に理解した上で、レプリカントの悲哀と自尊心という「人間らしさ」を新たな軸に加えて作品を原作から悠々と昇華させてみせたのに対し、「ハンニバル」の原作ぶち壊しの甘ちゃんラストは、、、ま、まったくなんてことだ! ハンニバル・レクターこそ、意識を自由自在に操る「超人」であり、「人間らしさ」を超えてしまったが故に、ある意味で悲哀を備えたレプリカント以上にレプリカント的人物として捉えられるべきではなかったか。それこそリドリー・スコットお得意の分野のはずだ。なのに。。。「ハンニバル」は言うまでもなくレクター博士の物語である。原作では、レクター登場から3作目にして、レクター自身の独白や過去の物語がようやくと語られる。特に彼自身が経験したトンでもなく残酷な出来事を通じて、彼が既に人間という枠を見事に超えてしまったことが僕らに伝えられるのである。それは映画では語られない。そのことは別にいい。原作は長いし、映画に原作そのものをすべて詰め込むことはできない。ただ、レクター自身が、映画で見られるようなあんなラストシーンに掴まされるような人格では決してないということを分かっているのだろうか。(あの手錠のシーンです。。。) そして、クラリスもレクターと同種であるのなら、あんなラストを導くようなことはしないはずなのではないのか。原作のあの2人して人間界から飛翔する驚愕のラストシーンは何だったのか。凡百のサスペンスドラマのような結末は、途中までが良かっただけにかなり興ざめである。やっぱり、ここでもハリウッドスタイルの万人向けの座りの良い結末志向が顔を見せているのだろうか。小説「ハンニバル」が哲人ニーチェの思想をベースにした「超人」物語であることをリドリー・スコットが理解していないはずはないのだが。まったく不可解である。 【onomichi】さん 7点(2003-11-08 18:52:32) (良:1票) |
53.レイ・リオッタのあの顔。オスカーあげたいよ。 【Figure4】さん 7点(2003-04-28 22:02:16) (笑:1票) |
52.博士の不気味さに鳥肌が立ちます。特にラストは・・・ 【東京ロッキー】さん [CS・衛星(吹替)] 7点(2017-06-30 18:08:10) |
51.R.スコットならではの、暗、闇、静、などの映像スタイルがレクター博士のキャラとストーリーにハマってて最後まで見入ったよ。「羊たちの~」続編としての否定的な思いや、J.フォスターでないクラリスに対しても気にならなかった。ともあれ、A.ホプキンスあってこその作品である事は間違いないね。 【狂童】さん [映画館(字幕)] 7点(2012-12-22 04:50:51) |
50.面白いことは面白いんだけど、前作にあったピンと張り詰めた緊張感はなかったのが残念。面白くしようとして悪趣味になっちゃった気がする。メイスンの容貌、猪、脳とかその他もろもろ。レクターの恐怖感の表現はもっとうまい表現があるような気もするし。ジョディフォスターからジュリアンムーアへは少し残念な結果に。ジョディの方がクラリスの上昇志向が演技を超えて彼女から自然に出ている。ジュリアンにとっては酷な配役だったかもしれないが。名演のジョディの後釜だから。 【タッチッチ】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2009-08-17 15:02:33) |
《改行表示》49.この映画知らなかったのですが、投稿数が多いので視てみました。 映像派の一流監督が本気でグロシーンをとると、低予算スプラッターがはるかに及ばないものを作るなあ、というのが正直な感想。冒頭から驚異のラストまでそれなりに山あり谷ありで面白く見せるし、レクター博士のカリスマも優雅さもなかなか、イタリアの魅力もあり驚愕のラストがなくても十分に面白いと思った。ラストは今まで見た中で一二を争う強烈なショッキング映像でした。 【マンフロント】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-01-28 23:58:54) |
48.レクター博士万歳。何と言うかもう・・・うううぉぉぉぉ・・・と唸る感じ。羊達の沈黙が(というかレクター博士にひれ伏したら)好きならこれもそこそこ楽しめる。 【ケ66軍曹】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-01-18 01:09:25) |
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47.ジョディーフォスターの偉大さを深く実感。実際に自分が行った街が映されていたので、ちょっと点数アップ。やっぱり「羊~」には勝てないですね。。。 【あしたかこ】さん [地上波(吹替)] 7点(2005-05-02 07:07:13) |
46.しばらくぶりに二回目を鑑賞しました。サスペンスとしては良くできていると思います。細かい疑問点はありますが、テンポが非常に良くてストレスが少ないため、それほど気にはなりませんでした。 【K】さん [DVD(吹替)] 7点(2005-04-21 21:05:12) |
45.美しい。イタリアって形而上的な映像になるよなあ。 【みんな嫌い】さん [DVD(字幕)] 7点(2004-10-24 00:14:07) |
44.「きちxいの愛」とはこーゆーこと?地上波で見ても意味がないです。例のシーン全カットではさすがにわけわからなすぎ。かと言って全編是非どうぞー、ともねえ・・・・?クラリス役が違うのはさほど気にはなりませんでしたが、「羊」のほうにも書いたんですが、前作からいきなり愛されるほどの存在になったのが、どうしても、??? なんです。博士にとっては小娘のままで終わってたはずと思ったので。FBIとして昇進してるらしい所は、まあいいとして。でもこの「ザ・レクター博士ホプキンス」には7点献上なのれす。ほれそう。 |
43.レビューではないけれど、なぜジョディ・フォスターじゃないの?ま、別に文句があるわけではないけど・・・ジュリアン・ムーアのラストのドレスはセクシーだったけど、その前の森の中でのランニングは違和感ムンムンだった。走るには無理がある体型だし、走り方がちょっと変だった。ジョディ・フォスターがあまりに軽やかに走り過ぎたから、余計そう感じたのだと思う。やっぱりジョディ・フォスターでないと・・・ 【ボビー】さん 7点(2004-08-23 18:36:50) |
42.インパクトの強さは相変わらずですね~ でも、前作よりストーリー自体に深みを感じません..何となく雰囲気や演出が違うかな..ジョディ・フォスターが降板しているのも、かなりの減点です... 【コナンが一番】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2004-07-13 12:18:42) |
41.レクター博士の犯罪すらも芸術に昇華させてしまう姿勢は前にもまして衝撃的でした。ラストは原作の方が美しい事も確かですが、やはりこのラストも十分な余韻を残してくれます。レクター博士の後継者?の伏線は興味深かったです。リドリー・スコットの功績も大きいでしょう。彼の持ち前の演出力でフィレンツェの町並みやヴェッキオ宮殿を単なる背景に終わらせず、美しくかつ荘厳に描ききっています。原作に比べてクラリスが冷たい人間に思えてしまうなど、二人のキャラの掘り下げが浅い感じは否めませんが、それでも結構見ごたえのある映画でした。 【マイカルシネマ】さん [地上波(吹替)] 7点(2004-07-11 22:55:07) |
40.オープニングのフィレンツェのシーンが印象深い。原作とは違うけど映画のほうのストーリーも完成度が高い。それとジョディ・フォスターよりジュリアンムーアのほうが上。なんせセクシー。 最後のグロいシーンに美しいドレス姿がよく映えていた。純粋にすばらしいと思った。羊と比べて劣ってるとは思わない。 【ぷりんぐるしゅ】さん 7点(2004-03-28 19:30:28) |
39.怖さよりも気持ち悪さのほうが前に出すぎな感じがあります。あと、クラリスはジョディのほうがいいですね。 |
38.前作に比べてドキドキ感が薄いような気がします。きしょさは上かな・・ 【ピニョン】さん 7点(2004-01-06 23:18:02) |