31.豪華キャストのサスペンスホラーというのは、なかなか見応えがあります。最後はかなりくどい感じでしたが、それもこの手の作品のお約束でしょうか。 しかしデ・ニーロは、しっかり施錠したはずの弁護士宅にいともたやすく何度も侵入していました。いったいどうやって? もはやこの世の人間ではないのかと一瞬思いましたが、だったら刑務所から出てくるはずがない。結局この部分は、顔に火が付いて濁流に飛び込んでなお、平然と復活する姿よりも謎のままです。 たまたま昨今、トランプ大統領がデ・ニーロを「低IQ」と罵倒して話題になりました。この作品を見たら、その考えを改めるんじゃないでしょうか。ホワイトハウスにだって簡単に侵入できそうです。 【眉山】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2018-06-14 01:24:12) |
30.この監督ジェントルマンの顔して、どうしてこうむかつく男を描くのが好きなんだろう。自分を「裁く男」と規定した人間のドロドロ。『タクシー・ドライバー』以来のモチーフですな。14年間、牢屋の中で勉強する執念。スコセッシが描く嫌な男はピンと張りつめている。いい加減なところ、だらだらしたところがない。前半の嫌がらせの部分なんかも、遊んでる感じがなくピリピリしている。だいたい「嫌がらせ」なんて、どこか薄笑い的なものなんだけど、本気も本気。その絶えず精進している本気さ加減が弁護士を怖がらせるんだからここは大事。怖いのは、弁護士のほうも手を出しちゃうとこで、相手にますます正義を与えてしまうの。ただ後半に宗教性が出てきたことで「悪とはなんぞや」というテーマをやや薄めてしまったか。日常が恐怖という一点に絞られ錐でグリグリ突き通されていくような映画。 【なんのかんの】さん [映画館(字幕)] 7点(2012-09-28 09:37:58) |
29.オリジナル「恐怖の岬」は未見。逆恨みではなく一応は正当な恨みなのかぁ…。マックスは14年間の刑務所生活で体を鍛えただけではなく、字を学び、法律も頭に入れた。知恵をつけちゃうとやっかいな例で、法ギリギリのところで脅してきたり、サムを嵌めたりと、まずは静かな怖さが展開され、面白い。特にマックスを誘い出した時の張り詰めた空気は秀逸。二人の会話の間や表情に見入ってしまった。そういう意味ではジュリエット・ルイスも良かったと思う。クライマックスとなる船上での戦いはシュールなくらいだったけど、それらも含めてデ・ニーロの凄さを改めて感じた。オリジナル版の主演グレゴリー・ペック、ロバート・ミッチャムが少し出演しているのは粋なファンサービスだ。 【リーム555】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-09-18 20:14:25) |
28.以前観た時に「神は我の上になく、我は神の下にない」ってタトゥが在った様な気がしたンデスが、違ったンデスかね?英語力の無さが悔やまれる。デ・ニーロの不気味さが兎に角目立つ映画デス。カッコいい! 【キノコ頭】さん [CS・衛星(吹替)] 7点(2011-12-14 23:41:26) |
27.公開時に映画館で鑑賞。リメイクとは知らず、デ・ニーロの怪演が見所と聞いて観たが、なかなか怖かった。デ・ニーロはやはり上手い。ただ、ちょっと最期ジェイソン的不死身状態になるのはやりすぎで、興冷め。またアカデミーの助演女優賞にノミネートされただけあり、J・ルイスの演技は印象に残った。ストーリーは結構好きなので、オリジナルもいつか観ようと思っている。 【あっかっか】さん [映画館(字幕)] 7点(2008-12-17 13:43:57) |
26.デ・ニーロの徹底した役作りはすごいです。ジワジワと迫り来る恐怖に終始釘付けになりました。ただ、最後のアクションっぽいのはいまひとつスッキリとしなかった。 【茶畑】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-10-04 23:43:12) |
25.さすがヒッチコックを崇拝するスコセッシだけあり古風だが丁寧につくられたミステリーサスペンスの力作。そして彼の素晴らしいパートナーであるデニーロ、通常狂気の犯人役なんてただそれだけで終わってしまうのに、彼の狂気犯人は本当は狂気ではないように見えてなおかつ狂気だから凄い。多くの観客は最後まで彼の良心を信じていたのでは…いつもの奇を衒いすぎてオスカーを取れそうで取れない作品より、地でいけるこのような作品のほうがスコセッシには合っていますね。ヒッチコックファンでもある私としては彼のような質の高いサスペンスが取れる監督にはもっとこの手の作品を作ってほしいと思っています。 【Arufu】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-03-29 04:02:18) |
24.ジュリエット・ルイスとロバート・デ・ニーロが、劇中で初めて顔を合わせ会話をするシーンは、すごく見応えがありました。この映画は全体を通してというよりも、シーンごとに見応えを感じます。当時のスコセッシ作品には珍しく、豪華俳優陣でした。 【shoukan】さん [映画館(字幕)] 7点(2007-03-06 21:54:02) |
23.とても名画とは呼べない凡作ですが、スピーディーな展開と存在感のある俳優陣たちのお陰で、意外に退屈せずに楽しめてしまう作品です。今回見たのは2度目か3度目ですが、ストーリーが分かっているにもかかわらず、飽きることはありませんでした。それにしても、デニーロの演技が、確信犯的におおげさです。ある意味、コメディのノリでやってるんじゃないかと思うほどのオーバーアクションが目白押しで、これを堪能するだけでもそれなりに観る価値があります。 |
22.ロバート・デ・ニーロが異常な逆恨み野郎をよく演じていました。私だったら逃げ切れる自信がありません。 【H.S】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-12-22 19:58:22) |
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21.さすがデ・ニーロ!演技力もさることながら、何をやらせても顔が面白い!この作品はそんなオモシロ顔が満載!どーよのテルも本人より面白い顔は絶対できないだろう! 【アキラ】さん 7点(2005-02-18 00:56:28) |
20.ぺ・ヨンジュンはデニーロに憧れ俳優になったらしいが、この演技奴には到底出来まい。 【ケンジ】さん 7点(2005-02-13 00:27:39) |
19.ロバート・デ・ニーロの執念深さは凄かった。精神面の駆け引きなどストーリー展開もなかなか。しかし、これほどまでに弁護士を恨むには、その動機が拍子抜けの気がするのだが。ちらりと顔を出すグレゴリー・ペックとロバート・ミッチャムが渋い。 【ちくわ】さん 7点(2004-09-13 18:29:48) |
【くうふく】さん 7点(2004-07-21 14:18:46) |
【guijiu】さん 7点(2003-12-12 05:24:02) |
16.B級っぽい感じもするけどすごく怖かったです。デ・ニーロも悪、弁護士も悪、娘はどっちつかず。 こんな設定だから、どっちが勝っても両方滅びてもおかしくないので、最後まで どうなっちゃんだろうと思って見ることができた。 デ・ニーロが車の下にはっついてるのを見たときはびっくり&笑えました。ジュリエット・ルイスが小悪魔的で危なっかしくて、魅力的。 弁護士の子どもがホントに普通の子どもだったら、デ・ニーロの怪演と単なる恐怖 だけが売りの、ありがちなつまらない映画になっていたと思う。 【るいるい】さん 7点(2003-11-29 17:40:22) |
15.それなりに面白いですが、チョット怖いですね。つーかスリラーか。弁護士の仕事も罪なもんですね。 【ブチャラティ】さん 7点(2003-11-28 00:36:47) |
【kazusun】さん 7点(2003-11-19 09:57:32) |
【虎尾】さん 7点(2003-10-28 04:30:26) |
12.こんなデニーロに粘着されたら本当に地獄だ。おそろしいね。ジュリエット・ルイスがいい味だしてた。 【たつのり】さん 7点(2003-10-13 21:46:46) |