30.この映画で描かれているものは「いかにして脱獄するか」ではなく「いかにして生きるか」。 前者を期待すると楽しめないかもしれない。 加えて、後者を主軸として見ると原住民とのエピソードなどは冗長な印象を受ける。 だからエンターテインメントとして見るとどれほど楽しめるかは疑問だ。 しかし、それらを差し引いても視聴者の心に問いかける「人生を無駄にした罪」という痛烈なメッセージ。 身に覚えがある人にとっては、ただの娯楽作を超えた問題提起になりうるだろう。 【Donatello】さん [インターネット(字幕)] 7点(2018-01-02 21:39:43) (良:1票) |
29.リアルな雰囲気が満載で、凄まじい力を感じる。 ちょっと長いが、最後まで惹きつける魅力がある。こういった分野においては定番だが、評価すべき作品。 【simple】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2016-09-04 19:52:23) |
28.一風変わった脱獄映画。独房のシーンはどの映画よりも息苦しさや絶望を感じる。ちょっと長すぎる印象。 【noji】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2015-07-17 23:10:47) |
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26.いわゆる脱走物ですが、同じスティーブ・マックイーンの『大脱走』では脱走活劇を主軸にしたのに対して、こちらは脱走するまでの人間ドラマや駆け引きが主軸となっています。よって、あまり派手さはありませんが、協力者と組んだり、脱走のためにある人物と交渉したり、裏切られたりといったドラマが展開され、なかなか見どころがあります。ネタバレになるので詳細は控えますが、ある人物の裏切りにより、主人公が独房に入れさせられるシーンは衝撃的でした。極限状態に陥るため、あれまでも食しようとするシーンはかなり強烈・・。 【けんおう】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2013-12-25 19:35:20) |
25.前半までのエピソードだけで2時間弱でまとめてくれれば、満点の脱獄劇。マックィーンの不屈の精神に圧倒され、D・ホフマンとの深い絆に心揺さぶられ。不可解な原住民が登場するあたりから、緊迫感に急ブレーキがかかった感じがして戸惑った。実話に忠実に制作したんでしょうが・・。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-11-19 01:10:57) |
24.脱獄ものというと、娯楽映画をイメージしてしまうが、友情に重きを置いた、 人間ドラマの要素が強い作品。原作では主人公は金庫破りで捕まり、 仲間内の様々な容疑を被せられたらしいのだが、本作ではそういったシーンは削除され、 主人公が刑務所に送還されてくる場面から始まる。「俺は無実だ!」とは語っているが、 真相はこちら側にはわからないので、そのあたりの描写を入れたほうが、 彼の行動にも説得力が出て、もっと感情移入ができたかと思う。 劇中でもキャラのまったく違う、マックイーンとホフマンの役者対決が見所。 静かながらも、火花を散らせるような熱い演技を見せてくれる。 ヒューマンドラマとしても、中々の良作。 【MAHITO】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-09-24 23:28:30) |
23.尺が長かったけど、その分じっくりとした時の流れを感じることができた。パピヨンの自由への渇望がその演技の気迫を通じて実感できる。ダスティンホフマンの演技もよろしい。理詰めでもエンターテイメントでもないけど、感じるものを残せる作品。 【タッチッチ】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-06-12 17:35:20) |
22.パピヨンにとって「自由」のない生は死と同様なのだろうか。あまりにも強く生きるパピヨンという人物を小説の登場人物のように感じてしまった自分がいる。 【akila】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-03-07 21:13:37) |
21.音楽が良い。 二つの夢の場面、特に最初。 自分も『有罪』に間違いない。 【ナラタージュ】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-09-20 22:17:20) |
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20.長い。とにかく長い。深夜TVでたまたまやっていたので、面白くなかったら途中で寝ようと思いつつ観たのですが…最後まで観てしまいました。だから面白いか面白くないかと問われれば答えは「面白い」。でも重いです。鑑賞後、自分の感情が「喜怒哀楽」のどの位置にあるのかわからなくなります。生半可な気分で観始めると痛い目にあうので、心身ともに充実し、時間的にも余裕のあるときに観るべき作品だと思います。 【目隠シスト】さん [地上波(吹替)] 7点(2006-04-16 03:05:12) |
19.マックイーンの生きる=脱走という演技には拍手です、独房から出てきても目だけはいつもぎらぎらしているところは彼だからできるでしょうね! そして独房のなかで虫を食べるシーン 手元だけの照明で生延びる執念がこれだけ表現できるとはすごい 【月読】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-11-08 13:04:56) |
【000】さん [DVD(吹替)] 7点(2005-04-09 23:02:41) |
17.自由の価値って大きい。だけど普段気づかないものだったりする。彼が必死になって追い求めていたものを俺は意識もせず過ごしている。 【taron】さん 7点(2004-07-04 20:31:59) (良:2票) |
16.脱獄ものの割には全然スカっとしない不思議な映画。途中まではもちろんマックイーンを応援しますが、終盤は、もうやめとけよと止めたくなる。あきらめない不屈の精神というよりも、脱獄するという行為に依存しきった哀れな男の生き様を感じた。 【ラーション】さん 7点(2004-03-15 00:06:04) |
15.脱獄映画の名作です。このジャンルの面白さは「手段が限られている環境のなか、どうやって脱出を成功させるか」という創造性にあると思っています。ところが、本作は『ショーシャンクの空に』や『大脱走』とは違って、このHOWの部分が薄い。狂気めいてすら見える、パピヨン(スティーブ・マックイーン)の脱獄への執念がメインです。腐汁をすすり、虫を食べてまで、脱出の機会を窺う主人公。「面白いかどうか」という安易な批評を拒むほどの、マックイーンの迫力ある演技。あまりそういう流れでは語られないようですが、『俺たちに明日はない』などに代表される、アメリカン・ニューシネマ色を濃厚に感じました。 【円盤人】さん 7点(2004-02-12 21:13:55) (良:2票) |
14.マックイーンの中では2番目に好きっス!!いつまでも諦めないマックイーンの熱意っつーか、言葉では伝えられない(ただ私に語彙力がないだけだが)迫力に7点!! |
13.学生の頃、自由人と言えば聞こえはいいが後先考えない私の行動に後輩の一人がカルチャーショックを受けたと言う。(ショックを受けられるほど変人ではないと思うのだが。)彼は非常にまじめでほとんどの科目をAで通るほど。そんな彼があと2、3単位を取るだけの4回生の時、ある日忽然と姿を消した。留年決定後ふらっと帰ってきた。あても無く旅をしていたらしい。まわりからはバカだと言われ、すでに社会人の私までおまえの影響と言われる始末。そんな彼の大好きな映画がこの「パピヨン」であると言う。いい映画であるが1番に選ぶ人はなかなかいないのでは..。人生を有意義に生きる為に困難に立ち向かう一人の男の波乱万丈伝である。この映画を大好きだというぐらいだから、そもそもそういう願望があったに違いない。私の影響ではなく「パピヨン」に影響されたに違いない。そうに決まっている。私はそう思うことで少し救われるのである。因みに彼はこの作品のダスティン・ホフマンに容姿も性格も似ている。 【R&A】さん 7点(2003-12-02 15:52:15) (良:2票) |
12.マックィーン映画の中ではいちばん好き。音楽も良かったな。どんなにお腹空いててもゴキブリ食べちゃ嫌だ! 【mimi】さん 7点(2003-11-08 19:48:59) |
11.観終わった後に気持ちが前向きになるような映画ではない。じゃあ駄作かっていうと決してそうでもない。こういう映画って難しいなあ。いろいろ考えさせられるんだけど、面白いって感じでもないんだよね。でもこの映画自体すごく丁寧に作られてるのは確か。5年後ってな字幕が出たりするけど、俳優の外見もちゃんと5年後って感じになってるし。一見の価値はアリかな。 【ブン】さん 7点(2003-11-01 06:13:10) (良:2票) |