2.どうやら自分が当時観たのは通常版ではなく、こちらだったみたいです。同時上映は「だいじょうぶマイフレンド」。亡き相米監督のワンシーンワンカット演出技法がすでにこのデビュー作から顕著に使われてます。「毎度」「いらっしゃい!」「私、キレイ・・・?」長い長いワンシーンの中の短い台詞のやり取りが好きでした。学園祭での正面から捉えた、これも長回しのモグラ叩きのシーン、主役4人の転換期を迎えつつある微妙な関係の空気感がうまく伝わってくる名場面だと思います。昨日観た紅白歌合戦でのひろ子ちゃんには、時の流れを感じて一抹の寂しさも。難しい年齢をようやくクリアしたんで、これからもっと映画で活躍してもら
いたいですね。