恋愛準決勝戦のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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恋愛準決勝戦

[レンアイジュンケッショウセン]
Royal Wedding
ビデオタイトル : ロイヤル・ウェディング
1951年上映時間:93分
平均点:7.10 / 10(Review 10人) (点数分布表示)
ミュージカルロマンス
新規登録(2003-11-22)【へちょちょ】さん
タイトル情報更新(2008-04-14)【M・R・サイケデリコン】さん
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監督スタンリー・ドーネン
キャストフレッド・アステア(男優)トム・ボーエン
ジェーン・パウエル〔1929年生〕(女優)エレン・ボーエン
ピーター・ローフォード(男優)ジョン・ブリンデール卿
サラー・チャーチル(女優)アン・アシュモンド
キーナン・ウィン(男優)アーヴィング・クリンジャー/エドガー・クリンジャー
アルバート・シャープ〔男優〕(男優)ジェームズ・アシュモンド
原作アラン・ジェイ・ラーナー(原案)
脚本アラン・ジェイ・ラーナー
音楽バートン・レイン
ジョニー・グリーン(音楽監督)
作詞アラン・ジェイ・ラーナー
編曲コンラッド・サリンジャー
撮影ロバート・プランク
製作アーサー・フリード
MGM
配給MGM
特撮ウォーレン・ニューカム(特殊効果)
美術セドリック・ギボンズ(美術監督)
エドウィン・B・ウィリス(セット)
ジャック・マーティン・スミス(美術監督)
ヘアメイクウィリアム・タトル
録音ダグラス・シアラー
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1.フレッド・アステアとジェーン・パウエルが、兄妹のダンサー。外見は年齢的に言って親子にしか見えませんけどね。しかし踊り始めれば、年齢差を感じさせない、身のこなし。アステアも50歳を過ぎて、全盛期のようにはいかないんでしょうが、決して衰えは感じさせません。ダンスシーンは全体的に長回しで撮影されていて、ある意味、誤魔化しナシ。涼しい顔で踊り続けるアステアのダンスの流れを止めない「一気見せ」が、やっぱりこのヒト、粋だなあ、と感じさせます。
帽子掛けを相手に見立てた見事なダンス、見ていると何だか、この帽子掛けもダンスが上手いなあ、と思えてくる。アステア本人だけではなく、パートナーをも輝かせるのが、さすが、腕の見せ所。さらには器械体操の器具などもダンスに取り入れて、次は何をやってくれるんだろう、とワクワクしてきます。
波に揺れる船の上、左右に傾くフロアでのダンス。あるいは壁、天井、所かまわず繰り広げられるダンス、『ポルターガイスト』か、はたまた『インセプション』か。重力の面白さと、重力を超越する面白さ、ですね。実際に床を傾けたり、部屋を回転させたりして撮影している訳ですが、セットがよく出来ています。さらに後者では、壁、天井へと移動するアステアの動きも実に巧みで、本当は今、どちらが「下」なんだろう、という事を感じさせません(だからますます気になってしまう)。
物語は、イギリスに渡った兄妹がそれぞれ恋愛を繰り広げる、という、いかにもミュージカルな他愛のないオハナシ。エリザベス王女の結婚と重ね合わせて描かれるのがこれまた、正直どうでもいいのですが(笑)、とにかく他愛ないオハナシながらも、いつも涼しい顔をしているこの伊達男が、終盤、周りの人の流れに逆行して愛する女性のもとに駆け寄っていく姿。少し一途さを垣間見せて、イイんですね。
後の『タワーリング・インフェルノ』で寂し気にトボトボ歩いていた姿を、ちょっと思い出したりもして。
鱗歌さん [インターネット(字幕)] 8点(2024-05-06 07:51:34)
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【点数情報】

Review人数 10人
平均点数 7.10点
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8330.00%
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【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 4.00点 Review1人
2 ストーリー評価 7.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 9.00点 Review1人
4 音楽評価 8.00点 Review1人
5 感泣評価 Review0人
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【アカデミー賞 情報】

1951年 24回
オリジナル主題歌バートン・レイン候補(ノミネート)作曲"Too Late Now"
オリジナル主題歌アラン・ジェイ・ラーナー候補(ノミネート)作詞"Too Late Now"

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