2.原作がどのような内容かは知らないけれど、
この映画を見る限りでは、やはり映画ということで、
ドキュメンタリー調ではなくてあくまでドラマ調。
やたらと感情をあらわにする、異様にケンカ腰の社員とか…。
最後には感動シーンが用意されているということからも、うかがい知れる。
そんなだから、どんな驚きのエピソードがあったとしても、
どこまで本当なんだろうかと疑いたくなる。
画面がかなり黄色みがかっているのも、なんなんだか。
あえて売れ線でもない難しい題材に挑もうとしてる点はいいと思うけど…。
まあ絶賛するほどではないにしても、
日本企業の海外工場が抱える障害というものを、想像してみる材料にはなるとは思う。