3.「アメリカをはめた男」という邦題がついていますが、
「最初はアメリカに利用されていたけど、その立場を利用して私腹を肥やすも、やりすぎて最後は墓穴を掘った男」
といった感じのお話でしょうか。
まあ、色んな意味で凄い人がいたものだと思うし、アメリカと国境の南を股にかけたサスペンスにしてもおいしい題材ですが
「なかなか凄い話だろ?こんな奴もいたんだぜ!」とある意味笑い話のようにしてしまった。
映画としては、これもアリだと思います。そしてトム・クルーズはやはりこんな映画が似合います。
このバリー・シールという人物が「アメリカをはめて」最終的に国境の南に高飛びでもしていればまた別なんですが、
最後はやっぱりそうなりましたか、という結果に終わるので鑑賞後の後味は微妙です。
それでも観賞中は見る者をしっかり楽しませるトム・クルーズ。流石の一言です。