【TERU】さん [DVD(字幕)] 5点(2023-11-22 21:24:48) |
《改行表示》78.力作だとは思うのですが、よく言うアメリカ万歳の匂いもすれば、アメリカのベトナムにおける大量殺戮を描いているとも思う。そこに故郷の家族、従軍カメラマン、ベトナム側の描写など視点をちょっとずつ盛り込みすぎた感は拭えません。随所に挿入されるスローモーションや音楽の使い方もベタというか、かなりあざとく感じられました。 【とらや】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2012-03-30 23:03:07) |
77. 夫の帰りを待つ女性の立場や、ベトナム兵の立場からも描いたシーンがあるもののの、全体としては中途半端な描き方に見えました。同じメルギブソンの作品でも「ブレイブハート」などと比べると「義」がないからなのでしょうか、もやもやしたものが残ってしまいます。 【海牛大夫】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-08-06 12:38:07) |
76.「これはアメリカ人が認めようとしない事実である」とのナレーションに続き、インドシナ戦争からはじまる冒頭には大変に期待しました。ベトナム戦争の歴史的経緯を踏まえた、硬派で鋭利なドラマ作品になるのだろうかと。しかし、蓋を開けるといつもの戦争映画でした。冒頭のインドシナ戦争などは後の話にまったく絡んで来ず、あれを入れることで一体何を言いたかったのかがサッパリわかりません。本作はすべてがこの調子で、感動しそうな要素や思慮深い要素をとりあえず挿入してはいるものの、そのどれもが中途半端。「ベトナムさんも大変でした」という場面も本当に申し訳程度で、文句言われないように表面上はいろんな配慮をしているものの、本質的にはいつものアメリカ映画です。娘から「どうして戦争は起こるの?」と聞かれたメル中佐が、「ある国の人達がよその国の人達を殺そうとする時に、パパ達軍人がそれを止めにいくんだよ」と説明する場面にはガックリ。私はアメリカ万歳映画というものをジャンルとして認めているので、そのような作品でアメリカ万歳発言が飛び出しても特に気にはならないのですが、本作のように一応は中立的な立場を装っている映画でこのような発言が堂々と出て来ることには驚きです。アメリカさんというのは相変わらずなんだなぁと。軍人の家族の視点を設けたことも面白い試みでしたが、こちらも付け足し程度で特に感動はありません。奥さん達の場面は丸々いらないのではないかと、老けてマイケル・ジャクソンみたいな顔になったマデリーン・ストウのどアップを見る度に思いました。一方で戦闘シーンはド迫力でなかなか見ごたえがあり、メル・ギブソンも生まれながらのリーダー、生まれながらの軍人という感じでバシっと決まっています(銃弾飛び交う戦場で立ち話は男らしすぎますが)。後にキルゴア中佐が率いる部隊だけあって「ブロークン・アロー!」には血が燃えたし、気がつけばベトナム兵が鼻先まで迫って来ている場面も印象的でした。要らん配慮で作品のバランスを崩すくらいなら、戦闘に特化した方がよかったように思います。。。鑑賞後、冒頭のインドシナ戦争の意味について考えてみたのですが、インドシナ戦争でフランスを倒すという成功体験を積んだことで、ベトナムはアメリカと闘う腹を決めたとでも言いたかったのでしょうか? 【ザ・チャンバラ】さん [DVD(吹替)] 5点(2010-01-21 20:48:33) |
【センブリーヌ】さん [DVD(吹替)] 5点(2008-08-29 14:54:56) |
74.この映画は金が掛かってるように見えました。戦闘シーンの迫力はすごいです。けれども、訴えかけるものがありません。戦闘の悲惨さと、アメリカ軍の英雄振りが、どっちつかずになってます。母国で兵士の帰りを待つ家族の描き方も中途半端。戦争映画にギャラの高い俳優は使っちゃいけませんね。 【shoukan】さん [DVD(字幕)] 5点(2007-09-29 18:43:52) |
73.『プライベート・ライアン』以降の戦争映画ということで、戦闘シーンの激しさは群を抜いている。しかし、戦場で戦う兵士たちをヒロイックに描き過ぎて、いかにも「映画」になってしまっているのが惜しい。それにしてもメル・ギブソンって、本当に戦争が好きなんだな… 【フライボーイ】さん [DVD(吹替)] 6点(2007-08-07 16:54:15) |
72.メル・ギブソンの戦争映画はアクション映画としてみる私としては良かった。 【あるまーぬ】さん [地上波(吹替)] 7点(2007-07-31 20:04:31) |
71.「ブロークンアロー」しか印象に残ってません。 【doctor T】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-01-13 15:47:25) |
70.空からの爆撃頼みのシーンは面白かったけど、あまり感動しなかった。 【山椒の実】さん [地上波(吹替)] 5点(2006-11-26 16:04:29) |
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《改行表示》69.皆さんの評価も結構厳しいみたいですね。 確かに、心に残る映画では無いと思います。やはり、テーマだとか手法などに新たな切り口がないからだと思います。 アメリカ人にとってベトナム戦争は国家としての大義みたいな物が感じられないから、「戦友のために戦った・・・」と言うことになってしまうんでしょうか? 4点としたいところですが、M.ギブソンに免じて5点にします。 【あきぴー@武蔵国】さん [DVD(字幕)] 5点(2006-10-05 00:26:31) |
68.ベトナム戦争関連の映画はもう結構って感じ。目新しさは全く有りません。 【クロ】さん [地上波(吹替)] 3点(2005-12-14 22:53:45) |
67.ベトナム戦争を『プライベート・ライアン』のスタイルで撮っただけの“二匹目のどじょう”狙いの駄作。申し訳程度にベトナム側の描写を入れてはいるが、結局はベトナム戦争をポジティブに再評価したいというアメリカ人の潜在的願望がそこかしこに出てしまっている不純な映画。そもそもイアドラン渓谷の戦いはベトナム戦争の中で例外的な大部隊が衝突した戦闘であり、その意味では第二次世界大戦映画のような“ヒロイズム”表現するには格好の題材といえる。しかしそれ故にベトナム戦争の独特な歴史的意味合いを全く無視した、ただの古典的戦争映画になってしまっている。というよりもこれが制作者側の狙いなのだろう。勿論その目論見は映画のクオリティ同様失敗している。 【トマシーノ】さん [地上波(吹替)] 0点(2005-10-04 19:08:41) |
66.レビューを書く気は全くなかったのですが・・・。ベトナム戦争はアメリカにとって歓迎されない苦い思い出なんでしょう。始めは様々な兵士が「国や家族のため」(共産主義からの解放のため)と言われ戦地に赴き傷ついて帰ってくれば反戦ムードの中、冷たい仕打ちが帰って来た。では、戦場で死んでいった兵士たちはいったい何のために死に、何のために来たベトナムの人々を殺していったのか。戦場で一緒に戦っていた戦友のため以外、答えが無いのでは。仮に戦争自体を批判してしまえば自分たちがやった事は但の殺人行為である。その重荷を背負って一生過ごしていかなくては行けないほど彼らは重要な決定権を持ち得たのか。そして、それを経験していな私たちがとやかく言える事なのだろうか。前線の兵士たちと作戦本部にいる上司たちの描き方。ヘリコプターの操縦士が上司に拳銃を向けたエピソード。北ベトナム兵たちの描き方。アメリカ人が少しは何かを考え作ったものだろうと思える。決して「アメリカ万歳な映画」とは断言出来ないのではないだろうか。(とはいっても、かっこ良く死んでいくのは白人で炎に包まれたりするのは、黒人や黄色人種だったが・・・) 【蝉丸】さん [地上波(吹替)] 5点(2005-09-27 20:21:13) |
65.ベトナム戦争の映画は、アメリカ人以外には訴えかけるものは何もないと思いますね。これだけ戦争後に時間がたっているのにいまだにアメリカ万歳の映画があるっていうことは理解に苦しみます。もっとベトナムの本質に迫る作品を作って欲しいです。 【たかちゃん】さん [地上波(吹替)] 5点(2005-09-27 11:41:56) |
64.思った通りの、アメリカ万歳映画。結局何が言いたいのかがわからない。これ、ベトナム人が見たら、どう思うんだろう。日本人の私にとっての「パールハーバー」みたいなもんかな。戦闘シーンなんかはパールハーバーよりはましだけど。 【あしたかこ】さん [地上波(吹替)] 3点(2005-09-27 00:41:43) |
《改行表示》63.この手の映画って、リアリティがあるだけに、ヘタなホラーよりよっぽど怖い。ベタなんだけど、普通に戦争って怖ええ~って思えるから、制作者の思惑通りにさせられたかな(笑) 戦闘シーンは、大迫力。痛快さ、残虐さがびしびし感じられてヨカッタ。ただ、そもそも特にメリハリのないストーリーなのに、えんえんと戦闘シーンが続くのは、ちょっとダルかったかな。 【椎名みかん】さん [地上波(吹替)] 7点(2005-09-25 00:20:43) |
《改行表示》62.アメリカ軍は量より質のステーキ重。北ベトナム軍は質より量の牛丼といったところか。本作ではステーキ重が辛くも勝利したが歴史的に見ると最後には牛丼が勝利することになる。そしてその牛丼もソ連崩壊により廃れていくこととなる。ウム・・・・・今夜は久しぶりにステーキ重でも食べに行こうかな・・・クリス・クラインが出演しているからかデザートにはアメリカンパイが食べたくなってきたよ。 【膝小僧】さん [DVD(字幕)] 5点(2005-06-10 23:12:48) |
《改行表示》61.感動大作というにはいささか物足りない。それなりにうるうるとはするのだが、音楽とスローの多用が妙に重苦しいだけでいまいち迫力に欠ける。メル様は老けたのか、目が優しすぎるのか、ジョン・ウェインなどの往年の戦争映画スターたちに比べると存在感がない。まあベトナムだとこの程度がちょうどいいのかもしれないが。マデリーン・ストウも老けていて驚いた。最後に勝利できた理由もわかりにくい。とはいえ原作がノンフィクションなら納得するしかない。飛行機の大量投入が本作の一番の見せ場ではなかろうか。人間ドラマとリアルな戦闘シーン、現場と会議室、敵と味方と構図はわかりやすいのだが、いささかステロタイプに過ぎる。スピルバーグやリドリー・スコットを観た後だとその戦闘シーンも甘い。もっとぐっちょんぐっちょんにしつつ、銃後のシーンは抑制気味にした方がベターだったか。北ベトナム軍は誠実に描いていたと思う。しかし結局その監督の真面目さが仇になったような気がする。「ブラックホークダウン」と「8月のメモワール」を足して2.5で割ったような作品。しかし知識の習得としては有意義な作品といえよう。邦題はいいのだが。 【わいえす】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-05-17 02:29:27) |
60.最初にベトナムの兵にもこの映画を捧げると言っていたが、そうするためにはもう1本映画を撮り直す必要があるようだ。その理由は大きく2つ。1.ずっとアメリカ軍の視点で描かれベトナム兵やその家族の悲しみはほぼ100%描かれていない。2.最後に出てきた戦死者名はアメリカ軍のみ。またしてもアメリカのアメリカによるアメリカのための映画となってしまった。しかし、アメリカの良きために今回はなっていると感じる。 【000】さん 7点(2005-03-27 12:14:44) |