7.主人公がいろんな女性を渡り歩く、という一言でまとめられる作品。ただその場合、相応に各女性に個性があったり、それに基づいて関係性の違いなども際立たせたりしてくれないと面白みがないのですが、およそその辺は考えられていません。マイケル・ケインの最後まで突っ走るテンションはなかなかですが、結局は役者頼みでした。そういえば、若い頃のマイケル・ケインは誰かに似ていると思ったのですが、若い頃の渡瀬恒彦ですね。 【Olias】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2022-08-05 02:24:28) |
6.都合の良い女性と都合の良い関係のみを求めるアルフィー。シニカルで飄々とした言動の彼が時折見せる寂しさに胸が疼きます。シェリー・ウィンタースの妖艶さは女性陣の中では別格で流石の貫録。作品に溶け込んでいる音楽も素敵でした。 |
5.『「モテキ」とは現代日本版「アルフィー」だったのか!』って感じるような映画でした。主人公が映画の枠を乗り越えて観客にまで語りかけてきて、モテキ以上に「自意識の固まり」って感じがよく出てたと思います。映画の後半、主人公の感情がもっとも揺り動かされるシーンではナレーションが入ってこないのも印象的でした。アルフィーは呆れるくらいにサイテーな性格で、普通ならとても感情移入できるヤツじゃありません。けれど、ずーと見ていると、どうしても彼を否定できない気分になりました。自分は彼女もいなけりゃ人妻と付き合った事もないし、当然子供を孕ませたことなぞありません。しかし、モテない人生をひた走る自分が見ていても、「俺はアルフィーのようなヒドい人間ではない」と言い切れる自信はありませんでした。アルフィーの性格や行動は極端すぎるかもしれませんが、この自分勝手さは多かれ少なかれ心の奥底で誰でも持ってるものなんじゃないでしょうか。・・・おれだけ? 【ゆうろう】さん [DVD(字幕)] 8点(2013-10-30 20:00:49) |
4.初々しいマイケル・ケインがいろんな意味で魅力的で、カメラに話しかけるスタイルも当時としては斬新だったし、ラストを飾るテーマソングも映画史に残る名曲だと思う。しかし元が女たらしのどうしようもない日々を綴る、言ってしまえばどうでもいいストーリーで、最後まで見終わった後も「だから何?」という感想しか浮かばなかった。 【陽踊り小僧】さん [DVD(字幕)] 4点(2010-08-26 23:11:44) |
3.若い頃のマイケル・ケインってほんとかっこいいけど・・女癖悪すぎっ。カメラに話しかけるスタイルは斬新なんだけどもどーも話に飲み込みきれないというかケイン演じるアルフィーをいまいち理解しきれないというかなんというか。人を人として見ないところがすごいうまく表現されてるんですよね。それがダメさにつながってるのかと。でも男の自分が見ててイラーッってすることがたまにあるのでもう1回は見たくない気分です。 |
2.主人公の性格がかなり悪く感じる。プレイボーイがそうそう性格が良い訳ないんで、その分リアリティがあるとも言える。出て来る女性にあんまり綺麗な人がいないなぁなんて感じるのは、ただの時代的な美観のズレなのかな。 【MARK25】さん [DVD(字幕)] 4点(2006-04-22 15:10:03) |
1.マイケル・ケインがめちゃめちゃかっこいい。女の敵のようなやつだけど、あれならちょと・・。 【ネフェルタリ】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-03-03 17:51:46) |