キートンの月ロケットのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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キートンの月ロケット

[キートンノツキロケット]
Boom in the Moon
(El Moderno Baba Azul)
ビデオタイトル : キートンの月ロケット
1945年メキシコ上映時間:90分
平均点:7.00 / 10(Review 1人) (点数分布表示)
SFコメディアドベンチャーモノクロ映画特撮もの
新規登録(2005-06-07)【Harpo=ひろしХироши】さん
タイトル情報更新(2005-06-17)【Harpo=ひろしХироши】さん
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監督ハイメ・サルヴァドール
キャストバスター・キートン(男優)
ヴァージニア・セレット(女優)
アンジェル・ブラッサ(男優)
脚本ヴィクトル・トリバス
ハイメ・サルヴァドール
製作アレクサンダー・サルキンド
字幕翻訳清水俊二
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【クチコミ・感想】

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1. サイレント映画時代の三大喜劇王の一人、バスター・キートンの、延べ127本出演作のうち、MGMを解雇された1930年代後半以降の脇役出演のものは、実に半分にも上ります。中には、『ハード・ラック』 (1921) のように、かつては現存しないとして「幻のキートン映画」と呼ばれていながら、再発見されたという珍品もあります。

この映画は、そんなキートンの後半生の、膨大なB級出演作の中でも、珍品中の珍品: (1) メキシコで撮った作品です。 (2) オリジナルはスペイン語ながら、何故か現存するプリントは、英語吹き替え版のみ (Amazon.comにも、これしかありません) 。 (3) 日本では劇場未公開にも拘わらず、何とビデオ発売されています (Yahoo!オークションで偶然出品されていたのを、入手しました) 。

 ストーリーそのものは、往年のサイレント映画時代のような奇想天外かつ荒唐無稽なもの…と、それを言っちゃあおしまいですが、何よりも第二次世界大戦が終わった年に作られた、キートンの珍しい出演作。しかも、キートンを含めて出演者全員の台詞が、スペイン語から英語に吹き替え…というだけでも、非常に謎の映画 (笑) 。『サンセット大通り』 (1950) 『ライムライト』 (1952) という名作へのゲスト出演に比べると、非常に地味で知られざる仕事ですが、これも紛れもないキートン映画なのです。
Harpo=ひろしХирошиさん [ビデオ(字幕)] 7点(2007-03-02 22:56:50)
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【点数情報】

Review人数 1人
平均点数 7.00点
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600.00%
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