16.30年前に作られたSF映画ということで、スマホやタブレットの時代に見るとモニターやキーボードなど未来がまったく感じられないのは止むを得ないことか・・・近未来を描くというのは難しいね。ストーリーはグダグダ。結末もグダグダ。ショーン・コネリー演じる保安官が破壊した施設の損害額はいかばかりか? でも、ショーン・コネリーがカッコいいことは確か! 【フラミンゴ】さん [インターネット(字幕)] 4点(2012-04-02 14:15:58) |
15.ピーター・ハイアムズが「2010年」を作るに当たっての下準備的な存在?の映画かな。セットの作りが凄まじくスゴイんだいけど内容はいたってシンプル、映像とストーリーの差が大きすぎです。ショーン・コネリーの渋さが全然出てないし舞台が宇宙なので派手なシーンも特になく印象に残るようなシーンも特になく淡々と進むストーリーにはちょっと残念な感じ。セリフが少ないところがいかにもハイアムズ映画らしかったです。 |
14.惑星イオの採掘場という、すべてが人工的にセッティングされた舞台、そしてその中での主人公の孤独な戦い。これを、映画の画面という“横長”の世界を駆使し、見事に切り出していく手腕・・・・・・と、このストーリーのイマイチ度とのギャップこそ、まさにハイアムズ作品の醍醐味ですなあ(まあ、例外もありますが、ストーリーがイマイチなのが基本)。主人公が孤独な戦いを繰り広げるのはケッコウですが、いささか孤独過ぎて、話がもう一つ膨らまない。協力者のオバチャンや、妻子との関係など、料理のしようもあるだろうに、どうも消化不良。それに、クライマックスの「宇宙服同士の格闘」なんぞ、盛り上がるかどうか、考えればわかりそうなものなのに(笑)。それでも何でも、やっぱり目が離せないのが、さすがハイアムズ(もはや誉めてるのやらケナしてるのやら)。中盤の追跡シーンのカメラなんぞ、実にお見事。 【鱗歌】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2007-09-16 17:57:16) |
13.監視カメラのある場所で堂々と銃の組み立てを始める二人組の殺し屋(笑)。随分と分かり易い人達だなあと思っていたら、温室のような部屋の中からガラス壁に向かっていきなり銃をぶっ放した!おいおい、そんなところで銃を撃ったらどうなるか分かってんのかよ、と突っ込む間も無く、ハイさよなら。せめて気圧に関する基礎的な知識くらい身につけてね。 【鳥居甲斐守】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2007-02-02 13:55:22) |
12.確かに舞台はなかなかいいのだが木星の衛星イオで繰り広げなくてもいい話。わざわざ舞台を宇宙にしなくても・・・。ショーン・コネリーが出ているのだが地味にストーリーが展開する。ヒロイン(?)の女医さんもかなーり地味。ま、そんなところを見る映画じゃないんだろうけど期待してみるとがっくりする。IMDbで6.3というのがとっても意外に感じるんだがマニア受けしてるんだろうなあ。 【蝉丸】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2005-06-30 21:55:42) |
11.この映画始まった瞬間から、これ、えーんちゃうの?ってテンションかなりあがってもーてん。てゆーのも、惑星基地の舞台美術が俺の好きなエイリアンの雰囲気(宇宙船の中の感じ)にめちゃ似てて、なんか、おこりそーな感がすごくあって、しかも、いきなり男が自殺するし、うひょーって感じ。ところが、話が進むにつれてどーも解せないってゆーか、この世界の法則がよくわからんねん。なんかショーン・コネリー、犯人わかってるし証拠もあるのになんもせーへんねん、当然、観てる俺らの方も犯人はすぐわかるし、人が自殺する仕組みもすぐわかる。めちゃベタなストーリーやから。そして、殺し屋登場。みんなすんげーびびってるから、エイリアンとかサイボーグみたいなん想像してたけど、普通のおっさん二人組み。殺し屋の乗った宇宙船が到着するまで、たいしたことせーへん主人公にもあきれたけど、敵のボスも別にこんな殺し屋なんて雇わんでもなんとかなるんちゃうのって思うし。とにかく、この世界の社会システムが全然納得いかへんねん。と思って、ここ見てみたら、↓でドラえもんさんおっしゃってることに、はっとしてん。そーか西部劇やったんかって。そーいえば警察言わずに保安官ゆーてた。光線銃じゃなくてショットガンやったわ。だから、どっか変やったんやね。でも、SFと西部劇の融合にしてわ、ちょっとイマイチって感じもするねん。雰囲気が暗くて深刻なんがSF色が濃すぎてどーしても西部劇として観れないとゆーか、いやアイデアはえーと思うし、舞台美術はめっさエー感じやねん。でも申し訳ないねんけどノレなかったので★三つです。あと殺し屋の死に方は間抜けすぎて逆にちょっと笑ってまいました。 【なにわ君】さん 3点(2004-11-15 15:08:31) |
10.設定としては良いんだけど、殺し屋が来るとわかっていながらなにもしないというのは...。殺し屋を始末してから、ただぶん殴るだけだもんね。時間が無くなっていく演出のわりにはのほほんとしてるんだよね。ここで緊張感が消失します。殺し屋が来る前に初めからぶん殴っておけば良かったのにねぇ。 【tantan】さん 6点(2004-11-14 22:06:55) |
9.木星の衛星、イオでの社会派ドラマ。使い古された施設など背景が自然でとても溶け込めました。ショーン・コネリーの男っぷりに感心。 【★ピカリン★】さん 6点(2004-06-19 22:53:59) |
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8.語り継がれていく名作というわけでもないし、興行的にも大きくコケた作品ですが、デザインの世界観は秀逸。デザインにおける世界観だけなら、素晴らしくSFしています。 【伊達邦彦】さん 6点(2004-02-23 16:50:19) |
7. 当時はSF映画花盛りだったのでそのつながりで観た憶えが。 【ロイ・ニアリー】さん 5点(2004-01-14 01:35:40) |
6.真空中で「もばぁ~!」と膨張死しちゃう映像がインパクトありますが、映画はフツーに楽しいSF西部劇映画。カッコ良さとは無縁の、無骨なデザインに囲まれた世界に展開する対決物語にハラハラドキドキ。まー、最強の敵との一大対決!という訳にはいかず、決死の覚悟のワリには・・・という感じではありましたけど。 【あにやん🌈】さん 6点(2003-11-25 14:07:18) |
5.一見、SF映画の形を借りてはいるが、これは明らかに西部劇を意識した作品。保安官然としたS・コネリーに歩調を合わせるかの如く、SFXもすこぶる渋くて実にリアル。宇宙船での孤立無援の戦いを強いられる主人公だが、さすがにP・ハイアムズ監督だけあって、アクションの冴えは地球を飛び出しても健在で、船内を所狭しとカメラが追いかけ回すスピード感溢れる“定番映像”も、すこぶる快調。作品傾向がある種の軽快さを身上としている人だけに、全体的に少々重厚になり過ぎたきらいはあるが、アクション映画としては水準以上の出来で、まずは楽しめる一篇。 【ドラえもん】さん 7点(2003-06-15 17:15:15) |
4.このいかにもB級な感じの、なんともきなくさいような暗さがずばりこの作品の魅力でありまして、SFだからといって何も目新しいものはありませぬ。 【あろえりーな】さん 5点(2002-12-09 23:30:26) |
3.木星の衛星・イオに舞台を置き換えた、SF「真昼の決闘」。「カプリコン1」の衝撃がまだ冷めやらぬ内に観た所為もあったんでしょうか、当時はどこにも逃げ場のないサスペンスを感じる前に、暗殺者がやって来るのをボーっと待っている様な間抜け感を感じてしまいました(暗殺者自体が文字通り間抜けコンビだったし…)。ただ、映像は凄かったです。話題になったジュピター・マシンによる木星の映像(これが後々「2010年」に繋がる)を始め、細部の描写は「ブレードランナー」並にこだわってましたっけ。ということで、やたら弾ける人体に6点献上。 【sayzin】さん 6点(2002-11-23 18:44:37) |
2.美術はハイアムズの面目躍如。お金をかけてはいませんがハードSF系のお手本みたいな映像ですね。ストーリー自体はSFとはちょっと違うかも。 【みいしゃ】さん 7点(2002-11-19 19:19:55) |
1.うーん、だれもコメントしていないのね、この映画。でもこの映画でハイアムズの目指したヴィジュアルって、大友克洋さんの「アキラ」なんかに強く影響してるんじゃないですか。合理主義的なハードエッジなセットデザインがアホっぽいけど、本当はみんなどこか感じているんじゃないかな? パトレイバーの最新作でもエレベーターが出てきたけど、これが鉱山の減圧エレベーターにそっくり。廃棄物13号の動きは「レリック」にそっくりだったなあ。「カウボーイビバップ天国への扉」のモノレールのシーンは「シカゴコネクション・・・」みたい。あんまりいいたくないんだろうけど、みんなハイアムズ節の洗礼を受けてる様ですね。 【1984】さん 7点(2002-10-31 16:35:10) |