6.感動のあまり泣いたかと思えば、次の瞬間には大あくびをしてみせる。 そんな彼女の「泣き顔」が最高すぎる。 【すかあふえいす】さん [DVD(字幕)] 9点(2014-04-10 21:45:03) |
5.我が娘を映画スターにというマニャーニの母親ぶりがすさまじい。そしてまたしゃべりまくること、どうぞご勝手にと言いたくなるほどうんざりだ。だが、我が娘のなく姿を見て、我に返る。コメディとして笑えるおもしろさではなく、敗戦からほどないイタリアの貧しさと悲しささえも感じる。ところでオープニングにオーケストラが登場し、ドニゼッティのオペラを演奏し始めたのにはびっくり。 【ESPERANZA】さん [DVD(字幕)] 6点(2013-08-31 23:39:01) |
4.ヴィスコンティの映画を大分みたが、この映画をみて、結局、Dignityというのが一貫したテーマなんではないかと、気が付かされた。 【みんな嫌い】さん [DVD(字幕)] 7点(2012-09-12 09:14:42) |
3.殺しても死にそうにないパワフルなアンナ・マニャーニに唖然。マニャーニに絡む、これ又こゆ~いおばちゃん、おばあちゃんたちに呆然。 【Snowbug】さん [CS・衛星(字幕)] 10点(2012-01-02 03:39:59) |
2.ルキノ・ヴィスコンティ作品は相当数観たが、本作は間違いなくルキノ・ヴィスコンティのベスト作品。 【にじばぶ】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2009-12-15 19:47:58) |
1.イタリア語が氾濫すると、もう恍惚となってしまう。喧騒がカタルシスを呼ぶ言語なんてほかにあんまりないんじゃないか。内臓まで陽を浴びているような健康的な雰囲気。母親が娘にはいい暮らしをさせたい、という熱情に動かされているところがやはりネオ・リアリズムなんだろう。ただ母の娘への溺愛という一般化されるドラマの前に、社会というものが絡んでくる。映画会社の男(蟻を数えてらっしゃい)が母の期待の重荷を語るところ、あるいはスターだったのが今は編集にまわっているところ、などで広がりを感じさせる。このネオ・リアリズム監督だったころからもうバート・ランカスターに興味を持っていたことが分かって、それも興味深い、上流階級を扱うようになってから見いだしたわけではなかったのだ。でもともかく本作は、イタリアのお母さんを凝縮したようなアンナ・マニャーニの張きりぶりを眺めているだけで、もう十分に満足。 【なんのかんの】さん [映画館(字幕)] 8点(2009-12-15 11:58:51) |