58.レナ・オリンが「ただ怖いだけ」で、しかもそれが人格的な怖さではなく超人ゾンビとしての怖さでしかないので、話に引き入れられる前提を欠いてしまう。したがって、あれだけの妻と愛人にもともと囲まれていたオールドマンが何で振り回されるのかも不明。あんなケバメイクでも可憐オーラを放っているジュリエット・ルイスに4点。 【Olias】さん [DVD(字幕)] 4点(2020-07-07 00:40:34) |
57.蜘蛛女というよりは生命力が尋常ではない超肉食の獣のような女を演じたレナ・オリンの怪演ぶりが凄い。 そしてゲイリー・オールドマン!直近で観た彼はチャーチルを演じていました。とても同一人物には見えませんが、 そういえばオールドマンってこういう感じでしたよね。 本作では悪徳刑事でもありますが、なんか徹底しきれない小物感を見事に醸し出しています。 誰1人共感できる人物がいない乾いた世界観に流れる気だるいジャズ調の音楽もいい感じです。 ジュリエット・ルイスの独特の気だるさのある喋り方も、こういう映画、こういう役に相変わらずハマっているのですが、 もうちょっと彼女をうまく使えたのではないかなとも思います。 もう1人、冒頭に登場するデニス・ファリーナ。イタリア系でマフィア役が似合う人なので、この人ももうちょっと活躍させてあげたかったですね。 【とらや】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2019-03-30 21:40:50) |
56.妙なタイトルとそこそこの評価につられて観賞しました。前半はミステリアスな部分に引き込まれますが、話が進むにつれて夢の中でのような展開にすっかり興ざめしてしまいました。 【ProPace】さん [地上波(吹替)] 3点(2015-01-30 22:09:23) |
55.そこそこ評価が高いと思って観なかったら途中で挫折したと思う。 バイオレンス系としても、思ったよりも面白くなかった。いわゆるB級映画とも言えるかな。 【simple】さん [地上波(吹替)] 3点(2015-01-12 13:18:02) |
54.レナ・オリン姐さんの生命力を観察するための映画。「ナインス・ゲート」とか「クイーン・オブ・ザ・ヴァンパイア」でも良いんですけど、やっぱりこれですね。ちょっと杉本彩に似てる。 【kagrik】さん [DVD(字幕)] 8点(2014-09-03 16:55:34) |
53.ストーリーは判り易かったけど、府に落ちないことだらけだし、自分の好みに合わずあまり楽しめなかったです。この映画にはウリがなかったかなと。どこか共感できるとか、ハラハラさせられるとか驚かされるとか感動できるとかないと私は楽しめません。蜘蛛女との駆け引きに徹したサスペンスにしてくれたほうがもっと楽しめたのにと思いました。 【ぽじっこ】さん [CS・衛星(吹替)] 4点(2011-09-18 21:45:07) |
52.アクション映画ではなく、主人公の心理ドラマ的な展開でお話が進む映画。 シナリオ自体は少々粗っぽく、もう主演二人のキャラを見て楽しむような作り。 情けない刑事と、冷酷残忍な女ボスとの対比が面白い。 特に女ボスは、これギャグじゃないの? と思わず笑ってしまうようなシーンも。 まあそこそこ楽しめました。 【MAHITO】さん [地上波(吹替)] 4点(2011-08-14 16:57:02) |
51.面白かった。 モナ役の女優が自分にとっては魅力的には見えず残念。 老けてるし、身体もガッチリしすぎてる。 【虎王】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-06-03 15:54:14) |
50.「映像化困難な傑作脚本」として7年以上もの間幻の企画とされてきた作品らしいのですが、本作はそんな困難な素材を上手くまとめています。究極の悪女モナ(我が国にも、男を骨抜きにする山本モナなる人物がおりますが)をいかに描写するかにこの映画の成否はかかっていたわけですが、その点で言うと本作はほぼパーフェクト。レナ・オリンのハマり具合は尋常ではないし、彼女を人ではなく妖怪として描くという振り切った演出も的を射ています。本作はジャックによる回想という形式をとっているため、モナが人間離れした活躍を見せても「彼女に人生を引っ掻き回された主人公にはこう見えていました」という方便を使うことが可能。脚本も演出もこの点を利用してやりたい放題やっており、その結果他に類を見ない悪女を作り上げることに成功しています。本作の監督であるピーター・メダックなる人物のことはよく知らないのですが、この人の演出は概ね良好であったと思います。悪女ものと言えば多くの作品が「氷の微笑」の影響に引きずられる中で、本作は独自の印象を持つ作品に仕上がっているのですから。 【ザ・チャンバラ】さん [DVD(吹替)] 7点(2011-05-28 19:57:03) |
49.うん、好きだなこの映画。よくある刑事とマフィアの話だけど、主役2人の魅力が素晴らしく、引き込まれる。ゲイリー・オールドマンはいい。 【noji】さん [地上波(吹替)] 6点(2009-10-20 00:17:42) |
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48. この辛口映画レビューのサイトでは高得点なのは、何となく頷けてしまう。 テレビの上映時間が編集の関係から1時間半に短縮されていて、だいぶ端折っているように思えたが、似たような映画を挙げてみろと言われて、なかなか発見することができないオリジナリティがある。 破滅していく主人公は十分描かれているが、タイトルの蜘蛛女が、あまり出てこないこと、展開にも無理にありすぎて、本作に納得できない人がいるのも当然。 ゲイリー・オールドマンは若すぎて私は気付かなかった。 血も涙もない「蜘蛛女」。この女には魅力がある。こんな映画もたまにはいいのではないだろうか? 刺激がある隠れた逸品である。 【クロエ】さん [地上波(吹替)] 6点(2009-09-06 04:18:05) |
47.あのモナといい、主人公といい、すべての人物に共感できるものが1つもなく全員が嫌いなので最後まで苦痛でした。モナさん、ほとんど妖怪ですね。 【civi】さん [地上波(吹替)] 3点(2009-08-21 15:56:22) |
46.ストーリーがどうしても安くなってしまったのは、冒頭からレナ・オリンの女としての安さを感じてしまったからであろう。レナ・オリンのおどろおどろしさや、怖さ、しぶとさ、そのへんを描く上でここまで魅力のないキャラに設定する意味はあったのだろうか?蜘蛛女という邦題は、理解しえるようで、映画自体の質を落としてるようにも思える。ゲーリー・オールドマンは好きだが、映画自体にどうしても深みを感じれなかった。 【Andrej】さん [地上波(吹替)] 5点(2009-08-18 23:42:08) |
45.脚本がどうしても好きになれない。役者の演技は素晴らしいのだが・・・。 【あるまーぬ】さん [地上波(吹替)] 3点(2008-07-21 15:02:59) |
【STEVE-O】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2006-07-28 06:15:58) |
43.生ぬるい。レナ・オリン演ずるモナ・デマルコフについては、確かに強烈ではあるけど、もっとずる賢くもっと邪悪にできただろうにと思ってしまった。主人公が破滅する過程だってもう少し壮絶なものを期待していた。強引な脚本は練り込みが足りていないし、映像的な見所もほとんどない。全体的に物足りなく、不完全燃焼に終わってしまった。どうせなら中途半端にではなく徹底的にむちゃくちゃやってほしかった。――って、他のコメント見るとそう感じたのはどうやら自分だけらしい。馳星周だの新堂冬樹だのの読みすぎで感覚が麻痺しているんだろうか。すいません、きっとまともな感覚の持ち主なら楽しめるのだと思います… 【no one】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2006-03-27 00:12:10) |
42.なんか豪快な映画だった。レナ・オリンの豪傑さが映画を豪快にしたに違いない。ゲイリー・オールドマンはダメ男だったがなんか同情できる。 追い詰められて、妻が大事だということが分かったあたりは男のばかさ加減をよく表してるなと思った。 ストーリーの分かりやすさ、テンポ、豪快さがすごくうまくとけあっていていい映画だった。 【MS】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2006-02-22 00:41:02) |
41.限りなくB級の香りを漂わせた実は極上のサスペンスかもしれない。特に主人公の男女はこれ以上の演技はないというぐらい。蜘蛛女のすごい毒気にずたずたにされているダメ男刑事は実はオールドマンでないと絶対に表現できない演技かも。 あの中途半端なスケベで善良でも悪でもないダメ男を見事に演じているオールドマンの奥の深い演技のすごさに最近気付いたのでした。・・・あれは食われてるんじゃない!です。 【JEWEL】さん 7点(2004-10-27 00:36:34) |
40.少しくらい感じてあげても良かったのにオリンたん(爆 |
39.「悪女」という言葉が持つ絶対的耽美性を見事なまでに否定してくれる、ある意味快作。一般に蔓延する「悪女幻想」を見事なまでにぶち壊してくれる、レナ・オリン演じる「蜘蛛女」。もうあれは悪女ではなく化け物の範疇に入ります。私はレナ・オリンという女優の持つ“下品すれすれのセクシー”が大好きなので、彼女を語る上でこの作品は外せない。彼女以外のキャストもことごとくハマり役だし、好きですね。下品で大仰でグロく、却下寸前のやり過ぎ安物劇。B級の域を出ないけれど、その中でもかなり特異な位置付けにある。快作で、怪作。そんな感じ。 【ひのと】さん 8点(2004-07-25 20:44:34) |