1.《ネタバレ》 児童文学出身の作家・森絵都(もりえと)原作同名作品の映画化。
小さい頃に見た高飛び込み台のシルエットに憧れ、ミズキダイビングクラブ(MDC)に入った中学生・知季。
しかし、赤字の続くMDCを親会社は閉鎖しようとしており、まさに存続の危機。クラブコーチ・富士谷は親会社の故会長の孫娘を新たにコーチとして呼び、存続条件を引き出すが、その条件とは「次の年のオリンピックにMDCから日本代表選手を送り出す」というものだった・・という話。
主人公の中学生・坂井知季役には「バッテリー」の林遣都。コーチの実息で冷静なエリート・富士谷要一役には「鉄人28号」「砂時計」の池松壮亮。青森出身でちょっと野性的な沖津飛沫役にはジュノン・スーパーボーイ出身の溝端淳平。この3人にそれぞれスポットを当てながら、ストーリーは進行していきます。同じクラブの仲間同士ながら友人でもありライバルでもあるという、典型的青春スポコンものです。原作や監督は違いますが、「ラフ ROUGH」とちょっと被っているような・・長澤まさみが高飛び込みの選手だったし、ロケ地も東京辰巳国際水泳場を使ってたし、音楽はスキマスイッチだしw
まー概ね予想される展開ではありますが、ダイビング(高飛び込み)というスポーツを多少勉強できます。多分、競技時間が最も短いスポーツじゃないですかねぇ? なんか見ている自分でもできそうな気がしてきます。(気のせい?)
クラブの親会社の名前はミズキ。当然どこぞのスポーツ用具メーカーを意識したネーミングですよねw