【k】さん 9点(2004-11-30 12:38:20) |
61.《ネタバレ》 冒頭から原因はあえて無視し、大量のゾンビに襲われ絶体絶命の危機をどう乗り越えるかがこの映画の売りだった筈。場面場面にそれなりに見所はあるが、期待していた緊張感、激しさでは無かった。ラスト、群衆に猛スピードで突っ込んでいかなかったのも単に撮る力量が無かっただけと思えたし。難はやはり安全なショッピングセンターの存在だろう、ゲームしている暇があれば武器ぐらい作れと。銃器店があるのにアサルトライフルすら出てこない、根本から言うとあの程度のゾンビに最強装備の軍隊が負けるとは到底思えないなど、とにかく全体的に設定が甘い。 【まさサイトー】さん 6点(2004-11-29 06:13:21) |
60.28日後とバイオハザードとデッドコースターを足して、3じゃなく7くらいで割ったような感じじ。でもタイトルからして、これで十分なのでしょう。きっと。 【ぷらむ少佐】さん 3点(2004-11-28 23:48:14) |
59.私の家の近くにはショッピングモールがないのでどこに避難するか困ったもんです。 【たま】さん 6点(2004-11-28 16:50:46) |
58.《ネタバレ》 足速いな、おい! それが私のゾンビに対する第一印象(笑) とりあえず走る。全速力で走る。走る。多分私よりも早い。 この手の映画に元からモラルとかマナーとかなんぞ求めてないので、鬼畜多いに結構です。妊婦さんからゾンビの子供が生まれるのも一つの演出としては有りかと。ま、陳腐で、王道で、ありきたりなのは否めないが。 にしても、ゾンビは足が速いだけで知能が足りないのに軍隊弱いね。そんなにアッサリゾンビに壊滅させられて、もうちょっとしっかり訓練しろよ(苦) とにかくこの映画は「軍隊もっとしっかりしろ!」で終わる映画です。 【カナン】さん 7点(2004-11-27 16:31:09) |
57.大好きなゾンビのリメイクだけに不安だったが、面白かった。モールにもちゃんと立て篭もるし、キャラも一人一人しっかりしていたように思う。ゾンビの赤ちゃんにはびっくり。 【ゆきいち】さん 7点(2004-11-24 11:03:59) |
56.見ている間は楽しめる作品ですが、走るゾンビはずーっと前にバタリアンで見ているし、それほど斬新さは感じませんでした。全体的に絶望的な雰囲気かと思いきや、生存者が意外とショッピングモールで楽しく暮らしているので、明るい雰囲気となっております。長く記憶に残る作品ではないです。まあ、キャーキャー言いながら見るのがホラーの醍醐味かもしれないので、この作品はこの作品でいいのかもしれません。ゾンビの異様な数だけは凄いけど、いくらなんでも、頭を貫くだけで死に、炎で焼け死に、壁も乗り越えられず、特別に腕力が強いわけでもないゾンビなのに、基地を壊滅させられる米軍は弱すぎです。そこまで広まらないだろう(笑)あと、全速力で走ってくるゾンビにヘッドショットしまくる素人の生存者たち、射撃上手すぎです。 |
55.リメイクとの事で、前作を上まわる事はないですが、28日後よりは楽しめたよ。 【ボバン】さん 7点(2004-11-20 23:30:06) |
54.《ネタバレ》 主人公グループに妊婦が加入した時点でなんかいやな予感はしていました。最初は「普通の女性じゃなくてわざわざ妊婦という設定にしたからには何かあるんだろうな。」程度に思っていたんですが、途中から嫌な予感がだんだん確信に変わっていくのがわかりました。妊婦がゾンビに噛まれ、後々になって噛まれた傷からいわゆるゾンビウィルスが伝染することがわかる。「ああ、ゾンビになった子供が生まれてくるんだな・・・。」外れてくれる事を願った予想を裏切ってはくれませんでした。監督にしてみればゾンビ映画にモラルも何も無いのかもしれないが、映画はあくまで「色んな形で人を楽しませるもの」なのであって「人を不快にするもの」にはなり得ないのです。まあ、でもこの映画の大体の部分は普通のゾンビ映画としてそれなりに楽しめました。キャストは良かったと思います。サラ・ポーリー、「死ぬまでにしたい10の事」で初めて見たんですけどけっこう好きな女優です。こんなゾンビ映画に出れる所も見ると、これからも色々な映画に出てくれるのではないかと今から楽しみです。 【TANTO】さん 6点(2004-11-20 20:40:40) |
53.《ネタバレ》 走るゾンビ以上に驚かされたのは人間たちの知恵の足りなさだった。ゾンビに囲まれたビルの屋上でSOSと壁にらくがきしていたが、そんな原始的なことをせずに携帯電話を使って助けを呼べばそれまでだ。 それに携帯電話を持っているなら向かい合うビルにいる人間とチェスするときも、わざとらしく紙に文字を書いて意志の疎通をしあう必要もない。 まるでゾンビ並みに知恵が回らない人間たちに唖然とする。 そもそも情報化の今の世の中でこのような設定で映画を作ること自体にムリがある。 さらに知恵がないだけではなくてモラルも持っていない。 あのゾンビを笑いながら殺しあうゲームをしているときは気分が悪くなった。 ゾンビと同様に人間たちも非人間的だったということ。 さらにあのゾンビ化した女性から生まれた赤ちゃん。 恐る恐る赤ちゃんの様子を確かめようとする主人公の場面。もちろん観客は赤ちゃんがゾンビではないかと思いながら見ている。 そのときになんと健康な正常な赤ちゃんだったらその意外さに驚き、そして救われたことだろうか・・。結果は当たり前のつまらないものだった。 こういう何気ない場面を見て、つくづく監督は最初からすべてを皆殺しにするつもりだったのだろうと思う。 モラルも人間性もなく、「殺す」という行為を楽しんで眺めるためだけの映画。 まったく救いがたい。 ゾンビが走るのが良くないとか歩くのが良いとかそんなつまらないことを考える余地が無いほどくだらなさが目立った。 【花守湖】さん 1点(2004-11-20 18:36:49) (良:2票) |
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52.何か一つでも解決してほしかった。ただ生き延びるだけの絶望を見せられるぐらいなら潔く全滅して終わってもらったほうがよかったかな。サブリミナルもウザい。 【モチキチ】さん 3点(2004-11-19 05:50:49) |
51.《ネタバレ》 なんだかあまりゾンビが出てこなかったような・・。もとの映画と比べてみたい。大事な人をみんな失っていってしまうのが涙腺を刺激しました。若い二人とわんこが生き残るといいなあ。。妊婦は絶対見てはダメですね。 【きょんきょん】さん 6点(2004-11-18 23:54:22) |
50.《ネタバレ》 あのジョージAロメロ監督の「ゾンビ」がどう甦るのか?と思ったら、登場人物などは変わったものの、ショッピングモールに閉じこもりながら脱出を試みる人間ドラマであり、ゾンビとの壮絶な死闘という意味では上手くつなげていたと思います。亜流のゾンビが多い中、ロメロ監督に尊敬の念を置いて作られたと思います。 よく、ローランドエメリッヒ監督の「ハリウッド版ゴジラ」を観て、日本のゴジラファンが「あれはゴジラじゃない」と抗議したように、私も始め、今回のこの映画の『走るゾンビ』には戸惑いがありました。ゾンビの定義はノソノソと集団で襲うというイメージがありましたので。しかし、いざ観てみるとこれはこれでやはり迫力が増して怖い・・・。 主演のサラポーリーが旦那とラブラブだったのは冒頭の10分だけで、直ぐに愛する人間が自分に襲い掛かってくる葛藤との戦いが始まります。テンポもよく、登場人物の背景も上手く描かれていて、「ゾンビ」と比べるのは好きじゃないですが、「もう1つのゾンビ」という意味では中々良かったのではないかと思いました。 ネタバレになりますが、特に最後トラック2台で港まで向かうシーン。あまりの数のゾンビにトラックが囲まれるシーンの恐怖や、無数のゾンビが全速力で襲い掛かってくるシーン。そしてチェーンソーでゾンビに立ち向かうはずの人間が車の揺れによって仲間を誤って切り刻んでしまう衝撃。全てが緊迫感に溢れていました。鬼畜さ、残酷さよりもむしろ、生き残る為の必死さが描かれていて、私はゾンビ好きとしてこの映画、結構好きになりました。ただ、ちょっとポップ過ぎる音楽はサントラに合わないような・・・(苦笑)でもそこを差し引いても7点はあげたい。全速力で何百人のゾンビが襲ってきたら、誰がどう言おうと怖いでしょそりゃ(笑) |
49.《ネタバレ》 初代ゾンビの衝撃からは落ちるが、28日後よりはスピード感があった。ただアナとマイケルの恋模様がちょっと唐突。ラストへの伏線として必要だったのはわかるが、愛情表現ももっと捻って欲しかった。ケネスは噴水の転倒で感染しているはずなのだが、それっきりだった。ドキドキさせるのが目的だったのだろうか。その他伏線を色々貼ってるのに落ちのつけ方がどうにも中途半端だったのが残念。 【ロイ・ニアリー】さん 6点(2004-11-11 16:49:42) |
48.《ネタバレ》 ゾンビ物としては、なかなか良かったと思う。 ストーリーは、ちょっと前に観た28日後とソックリ!?? 映画が始まってすぐに子供のゾンビ登場→主人公の夫に噛みついて感染→外に逃げてみると、既に町中ゾンビだらけ→オープニング。 ・・・いつになったら、ゾンビ化の原因(最初の1人がどうしてゾンビになったのかとか)かわかるんだろうって思ってたけど結局最後まで謎やし。 最初から最後までゾンビから逃げるだけの映画でした。 あまりにもゾンビが多すぎて助かる可能性がゼロなのがミエミエ・・・絶対全滅する!って思って観てたから、急にゾンビに襲われても全然ドキドキしなかった。 あと、ゾンビ走るの速すぎ!途中で合流してきた太っちょのオバサン・・・体型的に生きてる時には絶対あんなスピードで動けません(^_^;) ゾンビになってしまった妊婦から生まれた赤ちゃん・・・ちょっとキモイけど、歯がないから安全なんじゃないの?まぁ生かしておく意味もないけど。 オープニングとエンディングの魅せ方は良かったです。 【よしぞー】さん 6点(2004-11-10 11:40:00) |
47.《ネタバレ》 最初は低予算ホラー特有のB級感がプンプンしていて「ああ、やっちゃったかぁ…」と思ったのですが、物語が進むにつれて「お、こりゃ意外と面白いぞ」に変わっていきました。とりあえず走るゾンビになってもしっかりとゾンビしているところには感心。別段物凄いゾンビファンというわけでもないので、これはオリジナルの雰囲気を台無しにしている!とか言ったようなことはありませんでした。が、物語全体の怖さがほとんど視覚的なものばかりで、もっと根底からジワリジワリと迫って来るような恐怖がなかったのがちょっと残念です。映画が終わった時点では一応ハッピーエンド、そのまま観続けるとアンハッピーになるという一風変わった趣向の結末。これはこれで有りだと思いますが、ただ、個人的に蛆虫だけは勘弁して下さい(泣)。ゾンビよりキツイ!!/余談:それにしても本作を観ていて妙にヒッチコック映画を連想してしまったのは僕だけでしょうか?犬を助けに行った少女を双眼鏡で追うシーンは『裏窓』、炎に包まれた街を上空から見下ろす俯瞰ショットは『鳥』を想起させました。 【かんたーた】さん 7点(2004-11-09 23:00:26) (良:1票) |
46.アンデッドを人間ぽく見せない苦労は成功したと思います。だけど、おもしろいかどうかは疑問。怖がってる暇なかったんじゃないでしょうか。全体のノリが13日の金曜日で、大変な時にお馬鹿さんが殺されてしまう。うーん、これはこれなのだろうか....。バタリアンの方が割り切って見れるかも。 |
45.《ネタバレ》 やられちゃいました。もうゾンビが全速力で走ってくる描写だけで、脳天メロメロです。のったり、くったり両手を前に出しながら迫るゾンビと違って、カール・ルイス並に突進してくる様は、恐怖感、焦燥感を俄然上げまくりです。何の説明もなしに、アメリカが、いや世界中がゾンビのるつぼと化すオープニングから背筋に冷たいものが走ります。何気ない日常の中で、ラジオで、TVで伝えているちょっとした危機感が、聞かなかったために、また、気にもとめなかったために、翌朝の地獄図を見るようになるなんて。日常と非日常の境目なんて、ほんと分からんもんです。それにしても、見ているだけで無条件に引き込まれる面白さですね。決して明るくはないし、希望の持てるお話じゃないのに、何か夢中にさせるものを持っています、この映画。きっと映画としてのありもしないお話がしっかり設定されているからでしょうね。徹底して、窮地に追い立てる描写も全然抜かりなく、丁寧に描かれていますし、登場人物の色分けも分かりやすくて感情移入もしやすい。想像の産物である映画ならではの、これもまた御伽話なのですね。しかし、怖かった。やっとたどり着いた島にもゾンビがうようよ、なんて、終末感あふれるラストはやはりこの手の映画の真骨頂。感動とは違う種類のものですが、拍手ものです。 【映画小僧】さん 8点(2004-11-08 17:44:09) (良:1票) |
44.いろいろな意味で旧作への「愛」、そして四半世紀後の今、再映画化するにあたって、単に旧作の焼き直しにとどまらない「心意気」を感じる作品。ガラッと変わったストーリー展開の中にあっても旧作のモチーフが随所に散りばめられ、その精神性は正しく引き継がれたと思う。リメイクというよりはオマージュに近い内容だが、「人はそれでも生きることを諦めない」という最大のメッセージは強烈に生かされている。看護婦、セールスマン、警備員・・・実に普通の、決して特殊な能力に長けたトップエリートではない彼ら生存者が、「生」へのエゴをぶつけ合いながらも次第にお互いの個性を認め合って一つのチームに成長していく姿の中に、アメリカ社会が最も重んじるグループ・ダイナミクスの妙が見える。時にシニカルに、時にエゴイスティックに、しかし断固として「生」への執着を捨てない一握りのアンチ・ヒーローたちは、絶望的な篭城の果てに英知を駆使して脱出に一縷の望みを賭ける。スタイリッシュな映像、軽快なプロット、完璧な楽曲選択。非現実的な設定の中で、無名ながらあまりにも魅力的な登場人物たちが織り成すリアルな人間模様。ホラーを愛し、ホラーで遊ぶという旧作の精神そのままに、死者と生者を分かつ物という深遠なテーマをとことん遊び倒した本作の精神は、映画という芸術において特にホラー映画が担って来た「娯楽とは何か」という本質的な問いかけに対する率直な答えでもある。 【DVD版を見た後の追記】シーンが追加された分、劇場公開版にあったキレの良さが多少損なわれた印象。でもCJの見せ場が増えたのは嬉しいです。 【anemone】さん 10点(2004-11-08 03:31:21) (良:1票) |
43.ゾンビ=のろまで無能、が僕の中のイメージでした。しかし、この映画に登場するゾンビさん達はとてもスピーディーで、生きている間では早歩きすらまともに出来そうにない巨体のおばさんでも、一度ゾンビに変われば100メートルも10秒台。まさに驚きです。さらに天上にしがみ付いて、待ち伏せしたりと知能を働かせ、作戦のように襲いかかってくるその姿は、ある意味人間以上に有能。 人間の固定観念をほんの少し変えただけで、驚く程ゾンビは進化し、成長した。これはある意味ノーベル賞に値する。僕は終始ビビリ、笑い、感動し続けていた。この映画は発想の転換が生んだ、傑作です。 【ボビー】さん 8点(2004-11-07 10:31:45) |