8.若干25才で、製作・監督・主演をこなしたウェルズは本当に驚異的。しかも60年以上昔にですよ。映画手法的にも、後に多くの作品に影響を与えたと言うのが良く解る。正に歴史的名作でしょう。ただ、21世紀の今観て、映画史上最高の作品とは思わない(保守的なアメリカ人は、一生これがNo1と言うでしょう)と言うのが正直なところ。 【クロマス】さん 8点(2003-01-26 15:30:18) |
7.劇中「東亜日報」なる日本語新聞が画面に出てくるのにちょっとびっくり。多分この作品は100年後も1位にいるんだろうなあと思います。過大評価といえばそうだし、もっと面白い作品は山ほどある。でもこれは、ハーストを敵に回して作り上げたという点で、すでに伝説などでしょう。トーマス・インスを射殺しちゃったという人物ですからね。ハーストは。こういう舞台裏で戦う映画は、時代を経るごとに神格化していくものです。グイグイいく演出は見事なもので、作品としても一級だと思います。 【FOX】さん 8点(2003-01-03 21:36:28) |
6.この映画の評価というのはマンガで言う手塚治虫、ロックで言うビートルズといったところでしょうか。手塚治虫やビートルズをけなせないのと同じように、この映画をけなすことも難しい。1カットっぽさを醸し出すカメラワークと抜群のカット割り。画面の隅々にまでポイントを配置する構図。徹底的にリアルで大がかりなセット。それでいながら必要最低限に抑えられた映像情報。そして秀逸な脚本によるミステリー。当時初めて観た人は、「2001年宇宙の旅」を初めて観た時のような衝撃があったのではないかと推察します。従いまして、8点献上。 【sayzin】さん 8点(2002-11-16 19:30:30) (良:1票) |
5.映画、そして、ドラマとしてのおもしろさでは名作だ。しかし、オーソン ウェルズの才能が開花したのはこの作品が一番と考えられるか、それとも最初で最後か。 【本間】さん 8点(2002-11-12 19:30:25) |
4.ケーンを一番驚いた所が天井が映されているところです。建物の中でもあまり天井って映らないんですよね(特に当時の作品は)完璧にセットを作っていた証拠ですね。あと始めの隠し撮りのシーンの手ぶれが隠し撮りしてるって感じがしていいですね。 【みなと】さん 8点(2002-01-08 23:15:59) |
3.一人の男の栄光と破滅をユーモラスに描いてますね。作品自体高い評価はできますが、アメリカで一番な出来というのは過大評価ではないでしょうか?でも、今でもアメリカでは1位。 【ジョン】さん 8点(2001-12-27 12:30:47) |
2.愛は欲しがっても満たされなくて、探しても見つからない。感じるものだよね。そうしないと、奪うー奪われるの関係になってしまう。名作だと思う。 【鉄コン筋クリ】さん 8点(2001-12-02 03:13:21) |
1.26歳の才能に感心しきりの作品、ただし、ケーン氏にはなんの魅力も感じない、成功しようが、失敗しようがどうでもよい。冒頭で結末は明かなので、安心してリテイルを追える映画だ。 【十口水尺】さん 8点(2001-05-03 11:24:56) |