6.昔々に観たっきりですが、感動と言うよりも憤りを覚えた記憶があります。実態はおそらく映画の如くであったのでしょう。トンでもない時代でもあったのだと今更ながら思います。大竹しのぶさん、素晴らしい演技です。 |
5.明治維新後の日本を民衆の視点で細やかに描いていたのがよかったです。最後のほうのシーンで鹿鳴館のダンスシーンが工場で一生懸命働かせられる少女たちと対比的でいいなと思いました。個人的にはモロボシダン(笑)が時計を細工するシーンが妙に印象的で、一度会社でやったら部下に怒られたことを覚えています。 【きゃら】さん 7点(2003-05-19 22:30:12) |
4.兄に背負われて、故郷飛騨へ峠越えをするみね。信州の景色に向かって手を合わせる彼女にはそれが永遠の別れと分かっていたのだろう。「飛騨が見える」と涙を浮かべるみねは気力をふりしぼって水筒の水を飲もうとする。大竹しのぶの名演技、名場面である。当時2回劇場に足を運んだ記憶があります。訃報を聞いた女工たちが仕事を放棄してみねが隔離されていた小屋に向かうシーンで、それを制止しようとする監視係の役者さん本当に女優さんを平手打ちしている?他の女優さんたちも熱演です。 【天地 司】さん 7点(2003-02-11 16:25:15) |
3.最近、大竹しのぶが演劇で大活躍をしている、もう大女優の域かも。この映画を見て、唇をかみ締めて嗚咽をこらえたことを思い出した。場内はすすり泣きでいっぱいだったが、あのころは多感だったのかしらん。盆踊りのシーンが圧巻だった、みんな若かったよね。 【さんま2号】さん 9点(2003-02-06 16:49:34) (良:1票) |
2.小学生の頃、初めてテレビで見て、大竹しのぶの名演に子供ながら泣けた。ラストシーンは、何度見ても泣けます。お兄さん役って、チイチイ(地井武男)だったんですね。史実の映画化だけに、何ともやり切れない気持ちで一杯です。 【リリー】さん 8点(2002-12-10 11:11:23) |
1.子供頃に観ました。最初は愛しのしのぶちゃんが死ぬのを分かっていて、最後まで観ているのが辛かったのを覚えています。これに大ファンのうちの母親に限らず、昭和一桁世代あたりが好きそうな作品ですね。これほどの大作(?)なのに、どうしてなかなかTVで再放送をやらないんでしょうか? 富国強兵、貧富の差、娘を若くして働きに出す家族の関係・・・・・学ぶことはかなりありそうだけど、平成になった今観てどう思うかは別です。個人的には何故か時計の針を戻すシーンが印象に残っています。 【イマジン】さん 9点(2001-10-29 21:07:03) (良:1票) |