12.《ネタバレ》 失礼ながら、なんとかわいげのある方なのだ、高倉健さんは。なんかしてあげたくなる。声をかけてみたくなる。老犬が、目的地目がけて真っ直ぐ進んでいくかのようなセンチメンタルな本作。そこに、健さんのたたずまいに引きつけられた人々のエピソードが挟み込まれています。見たあとに静かな気持ちになれる映画。やっぱりよかった。【追記】たけしとの2ショットシーンでくっきりする大物っぷりもすごい。 【なたね】さん [DVD(邦画)] 9点(2013-05-26 08:09:44) |
11.夫婦の絆などが描かれていないので、「さよなら」に込められた想いなども説明を聞いても共感が出来ないんですね。 ストーリーは全然たいしたことはないが、何故か心温まるという気は確かにする・・やはり健さんの存在感か? 高倉健は80でも60の役、もちろんかっこいい健さんのまま・・・80の高倉健の映画を誰か撮らないかな? 【東京ロッキー】さん [DVD(邦画)] 5点(2013-05-09 19:01:41) |
10.《ネタバレ》 健さんが、そこに居るだけでいいんです・・・(涙) 【ぐうたらパパ】さん [DVD(邦画)] 8点(2013-04-21 04:17:30) |
9.《ネタバレ》 ストーリーも、豪華だが絡みのない人間関係も関係もどうでもいい、所作に痛々しさがあってもしかたがない、ただ、80を超えた健さんが主役の映画。それでいい。、 【min】さん [DVD(邦画)] 6点(2013-03-30 20:43:48) |
8.《ネタバレ》 見終わって、しっとりとした温かい、いかにも日本映画らしい映画だな~と思ったものですが、あのおせっかいな草なぎ君やたけしが声をかけてこなかったら、もの凄いさっぱりした旅になってただろうな~って(笑)。直接的に、主軸に関わってくるわけではないんだけど、嫁さんの「さようなら」という簡素な手紙と、高倉健さんの「あなたにはあなたの時間があるのよ」という解釈を聞いて、あぁ、悲しんでばかりいないで、余生を楽しみなさい、という意味なのかな、と感じました。そう考えれば、ああいう人との出会いにも意味がある。パートナーを失うと、かつての思い出に浸るだけで抜け殻みたいになってしまう人も多いはず。そうならないようにと、嫁さんなりの気配りだったのでしょうな。手紙を海に向かってぱぁ~っと投げるシーンを見て「捨ててしまうん?自分だったら死ぬまで大切に持ってるだろうな~」と思ったものですが、嫁さんの真意を理解しての行動なのですね。 【あろえりーな】さん [DVD(邦画)] 6点(2013-03-21 01:10:03) |
7.《ネタバレ》 気がつけば主演級の役者が揃ったオールスターキャスト映画になっているが、皆さん、健さんを前に緊張していたのか、どうにも台詞がたどたどしい。当の健さんにしても、ちょっと見ない間に随分お年を召されたようで、田中裕子と夫婦役というのが苦しくなってきた。ゆったりとした日本映画らしい展開は安心できると言えば聞こえは良いが、全く新鮮味もなく、ラストのオチにしても特に感動に繋がらない。観光名所がいろいろ紹介されているので、天空の竹田城には行ってみたくなった。…あ、ナイナイの岡村さん、健さんとの共演おめでとう!10年前の日本アカデミー賞での約束が果たされましたね。 【フライボーイ】さん [DVD(邦画)] 6点(2013-03-15 07:20:33) |
|
6.《ネタバレ》 高倉健さんの散骨ロードムービー、なぁんて言ってしまっては軽すぎるでしょうか? 単純に健さんを観れる喜びと、まだ健さんに頼ってしまうのかという自己嫌悪で複雑な鑑賞後感が残りました。 昨年逝ってしまわれた大滝秀治さんを劇中でお見受けしたので(本当に素晴らしい存在感でした)、なおのことそんな事を思ってしまったのかもしれません。 その他、脇を固める演者もそうそうたる面々で物語をサポートしていましたが、おお!と思ったり、ん?っと思ったり。 結局は役者も人間力なんですかねぇ。 レビュー冒頭、乱暴な表現をしましたが、健さんと次代を担う役者さんの共演という点において今後の日本映画に少なからずいい影響が出ることを願ってやみません。 【ろにまさ】さん [DVD(邦画)] 8点(2013-03-09 01:09:31) |
5.たいしたドラマもなく粛々と展開する感じで、そこが良いのだといわれればそれまでだが…物足りない。「幸せの黄色いハンカチ」「駅」に続く高倉健私選ベスト3になるのではと期待した当方としては消化不良の感。天空の城・竹田城の映像が良かったのでプラス1点。 【Q兵衛】さん [映画館(邦画)] 5点(2012-11-27 12:37:54) |
4.《ネタバレ》 主役級の実力俳優があちこちにいて、健さんとは直接関係のない人間模様がいろいろ展開されていたのは残念。主役が他の俳優だったら、あの流れでも構わないし、本の中で同じ展開になっても大いに感動を呼ぶだろう。しかし彼が主演であれば、複合的なエピソードで感動を膨らませる必要はない。たった1つの、夫婦だけのエピソードで充分だ。それほど彼の存在感が大きいからだ。あるいは、無名の俳優が脇を固めていた方がしっくりきたと思う。 また、2通目の「さようなら」は意味深だった。「しあわせでした」「ともにいます」「ありがとう」すべて平凡だ。「さようなら」の言葉の余韻は測り知れない哀愁とミステリーを含んでいる。原作の手紙から一気にこの一言に絞った脚本はすばらしい。ストーリーには少々不満だが、健さんの魅力を十二分に味わえて、大満足の鑑賞だった。 【tony】さん [映画館(邦画)] 10点(2012-10-01 20:21:33) |
3.《ネタバレ》 伴侶の死によって止まる時間、それを動かそうとしたのはその亡き妻の遺志だった・・・『幸せへのキセキ」のマット・デイモンや『ファミリー・ツリー』のジョージ・クルーニーや『ソラニン』の宮﨑あおいはそこから自身が未来に向かって歩み出す訳ですが、健さんは亡妻が誘った旅を通して触れあった他人の時間を動かした訳です。それは長い時を生き重ねた経験と、そして限られた未来ゆえのちょっと切ない生の姿。そんな残された時間を生きる旅を、触れあう人々のドラマと美しい日本の風景で情感豊かに彩る作品・・・だったら良かったのですが、豪華ゲスト陣共演!みたいな作りになっていてガチャガチャと騒がしい映画になってしまっていて。大体、みんなそういう人に見えないんですよね。タレントさんそのもの。脚本通りにセリフを言わされてますという状態で、それはもうバラエティドラマの如き世界。健さんがこれまで刻んできたイメージに頼り切った映画で、健さんの既に出来上がっているキャラがあるからこそ、そういう雑なバラエティノリでも通用させられますよ、って感じがするんですよね。だけどそんなに健さんにばかり頼れるほどの余裕があるの?って。ゆっくり次代へ継がれ老いたる存在は退いてゆくって、この映画が描いた事なのに当の映画そのものはその事に無自覚っていうのは、一体どんな皮肉なのでしょう? それはまるで集まった高齢の観客まで道連れに朽ちていこうとしているようですらあります。 【あにやん🌈】さん [映画館(邦画)] 5点(2012-09-29 19:19:16) |
2.《ネタバレ》 6年ぶり映画出演の我らが“健さん”のイメージそのままを味わえる武骨で素朴でマジメな人情ロードムービーです。その道中で出会うのは豪華キャストで固める脇役たち。予想できたオチよりも、天空の城・竹田城や海面に沈みゆく太陽など美しい背景に呆然としました。 【獅子-平常心】さん [映画館(邦画)] 6点(2012-09-03 01:28:55) |
1.健さんファンとしましては、そこそこ無難に観れる作品であれば、健さんの元気な姿が見られただけでもかなり満足です。そして、竹田城に健さんと田中裕子さんが行った事に感激!!!何度も行ってるので。 【ケンジ】さん [映画館(邦画)] 7点(2012-09-02 20:40:36) |