三度目の殺人のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。2ページ目

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三度目の殺人

[サンドメノサツジン]
2017年上映時間:124分
平均点:6.33 / 10(Review 61人) (点数分布表示)
公開開始日(2017-09-09)
公開終了日(2018-03-07)
ドラマサスペンス法廷もの犯罪もの
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タイトル情報更新(2024-09-28)【イニシャルK】さん
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監督是枝裕和
キャスト福山雅治(男優)重盛
役所広司(男優)三隅
広瀬すず(女優)山中咲江
満島真之介(男優)川島輝
市川実日子(女優)篠原一葵
松岡依都美(女優)服部亜紀子
橋爪功(男優)重盛彰久
斉藤由貴(女優)山中美津江
吉田鋼太郎(男優)摂津大輔
蒔田彩珠(女優)ゆか
井上肇(男優)小野稔亮
原作是枝裕和(原案)
脚本是枝裕和
音楽ルドヴィコ・エイナウディ
撮影瀧本幹也
製作フジテレビ
ギャガ
配給東宝
ギャガ
美術種田陽平(美術監督)
衣装黒澤和子
編集是枝裕和
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【クチコミ・感想】

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41.《ネタバレ》 是枝監督らしく、言葉の一つ一つや細かい表情に拘って
丁寧に作り上げたのが良く分かります。特に劇中では重盛
と三隅が面会室のアクリル板を真ん中にして話し合うシーン
が何度も繰り返されたのに対して、最後の面会ではアクリル
板に反射させて二人をダブらせたショットは中々考えたなと
感心しました。

殺人の動機が娘に性的暴行を繰り返したというのは、
月並みで、もう少し他の理由を考えて欲しかったとは
思いましたが、致し方なかったのでしょうか。

土壇場で三隅が殺人を否認したのは咲江の証言をやめさせる
為というのがみそなのでしょうが、あくまで三隅を救いた
い咲江が、証言で「殺したのは自分です」と叫んでしまう
リスクがあったのではないかと思います。

色々な問題がこの映画にこめられていると思いますが、その
一つが現状司法制度への問題提起だったのではないでしょうか。
被告の自白以外にさしたる物証がない場合は、自白の信憑性を
幾重にも固めるのが昨今の裁判ではなかったかと思っていました。

もしこれで三隅が死刑になってしまうのであれば、被告自身
が最初から極刑を望んで無実の罪をかぶって自白することで、
被告自身が容易に自ら判決を操作できてしまうことになり、
司法制度自体が無意味になってしまうのではないかと思うの
ですが。
キムリンさん [地上波(邦画)] 7点(2019-10-27 12:51:19)
40.この手の作品を面白いと言っていいのか悩ましいけど、真相を知りたいと思わせる巧みな構成。
それなのに真相をはっきりと描かないので、なんだかモヤモヤしちゃいます。
一方で、最初は冷酷だった主人公の言動は明確に変化していく。
気が滅入る事件ではあったけど、それだけがせめてもの救いだったような気がする。
もとやさん [地上波(邦画)] 7点(2019-10-07 15:27:28)
39.《ネタバレ》 生まれてこなければいい人はいるのかどうか、忖度殺人か、、、重く・後味はよくないですが役者さんたちみんな存在感がありました。市川実日子さんもぴったりですね。
HRM36さん [インターネット(邦画)] 5点(2019-07-06 22:37:46)
38.《ネタバレ》 いきなり「実は殺してねぇ」…そんな事を急に言われても信じらんねぇ。もやっとしてるけれど、日本アカデミー作品賞受賞作。
獅子-平常心さん [DVD(邦画)] 6点(2019-03-17 03:15:56)
37.《ネタバレ》 犯罪ものなのに、ヒューマンドラマっっぽい。結局、実際にどのように犯行が行われたのか良くわかりませんでした。主役の人はいつも顔ツルツルしていてなんか変。
紫電さん [ブルーレイ(邦画)] 3点(2019-01-21 21:42:41)
36.ラストシーンからカタルシスが得られない、何が「三度目」なのか分からない、真犯人は別にいるのか?、被害者の娘はあれで救われたことになるのか?、等々。ちょっとした不満は(数多く)残りますが、全体的な充実ぶりからすれば(それでも)些細なことだと思います。
何よりも、役所広司と福山雅治の名演に圧倒されました。面会室のガラスに二人の顔を重ねる手法にも幻惑されます。
しかし、真実なんてどうでもいいというやっつけ仕事の裁判で、よく死刑判決を出せたなあ。まあ、リアルな冤罪(再審請求中の狭山事件とか)もこんなものかもしれませんが。
傲霜さん [地上波(邦画)] 8点(2019-01-05 19:29:51)
35.《ネタバレ》 こういうメタファーが多いのもモヤっとした終わり方も好みじゃない。
是枝監督はあえてモヤっとさせたかったようだが、こちらはスッキリしたいので。
十字架、北海道の原風景、器など、示唆するものを掘り下げてみればいろいろ浮かび上がってくる作り方だけど、謎解きのように分析するのは正直面倒臭い。
飛鳥さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2018-11-29 23:10:51)
34.《ネタバレ》 なんだか普通のサスペンスドラマでしたねぇ。是枝監督らしきところが一つだって見当たらなかったように思えます。

しかし 2017年9月9日に公開だったこの作品。
(撮影時期は、当然その前で)
すずの母ちゃん役やってた斉藤由貴さんはこの時、お仕事以外のオフの時間に一体何をしていらっしゃったんだか まあ。悲し。
この時期、完全に彼女ひとりに話題をかっさらわれてしまってましたもんねー。(いや、実は変態医師が絡んでいたんだから二人というべきか)
まあなんにせよ これにはきっと監督はじめ、福山氏もご立腹であったことでしょうと容易く想像できます。
ましてや、広瀬ちゃんなんかは きっと「もう二度と母ちゃん役なんてやってくれるな かんべんな」って きっと身内の者にはつぶやいていたりするのでしょうね それも容易く想像できます。

ただ不思議だったのは劇中、既にこの時、斉藤由貴さん ←顔にモザイクかかってましたやん(テレビ中の映像で、亡くなった被害者の嫁という体で)
監督ぅ、あれって まさかわざとじゃないよね? 
とまあ そこは偶然の産物となってしまっていたのでしょうが、そこがなんか偶然にも彼女に対する戒めみたいになっていて 
なんか、すごく不思議に感じてしまいましたよ 時事ネタ的で。
3737さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2018-11-11 00:00:02)
33.《ネタバレ》 おもしろいんだけど、パンチにかけた。
センブリーヌさん [インターネット(邦画)] 6点(2018-10-26 18:08:28)
32.展開に起伏が乏しく、惹きつけられるような作品ではなかった。ラストの『器』の意味が全く不明。三隅は『演者』だということなのか???
クロさん [地上波(邦画)] 5点(2018-10-23 16:44:19)
31.《ネタバレ》 なんというモヤっとした映画。

いろんな情報を作為的に隠されているので
考える余地が沢山あります。

そこが監督の狙いだとは思うのですが。

爽快感が最後にあるかなぁって思いながらみてたので
だいぶ肩透かしを喰らいました。

しかし、「もう納期も決まってますし。今回は死刑判決でいきましょか。」みたいな感じで決めるのは
実際でもあるんでしょうか。
いろんな隠された情報よりもここが結構モヤっとした部分であるのですが。

タイトルの意味も単純に「死刑」自体の事を刺している気もしますし
違う意味も含んでいそうな感じもします。
※事件の真相すらふわっとしてますい

もやもやしながらも途中の気の抜けない展開やら
演者の演技など色々楽しめたので7点で
シネマレビュー管理人さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2018-10-23 13:06:43)
30.《ネタバレ》 映画としてはつまらなくはないです。
どんなラストなのか引っ張られはするんですが、登場人物の描き込みが浅いから
納得させられる内容ではないのが残念です。
二転三転する三隅の話、その理由すら提示されないのがどうにもこうにもイライラ、モヤモヤするのです。

まるで操り人形のように三隅に振り回される弁護士。
最初から最後までそれを見せられて終わってしまったという感じ。
何気にテーマはわかるんですが、それを語るにしたって、あの司法関係者たちは無能過ぎやしないか?
それに法廷シーンに緊張感がないのが物足りない

是枝監督はやっぱり日常のなんでもない毎日を描きながらいろんなことを気付かせてくれるという
映画の方がいいです。
実はこの作品、映画専門チャンネルで何か月か前から度々放送されていて三度観たけど
感慨に浸るまではいきませんでした。

重盛が山中家を訪問するシーンで玄関のドアを開けた咲江が前髪を止めてたヘアピンを外して
前髪を手で直すとこ、唯一是枝監督らしいなと思ったシーンでした。
私も家にいる時はよくやってることで玄関チャイムが鳴るとまずヘアピン外して玄関の鏡で
跳ね上がった前髪をささっと直すから。

役所広司の演技にプラス1
envyさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2018-10-14 23:57:04)
29.《ネタバレ》 真実を追求しない法廷での死刑判決が三度目の殺人ですか?こんな裁判や判決も現実にはないこともないのでしょうが、手間暇かければ真実とか正義が必ず付いてくるっていうものでもないし、今のところは社会秩序維持のために不完全ながらも人が人を裁くのはやむを得ないのでしょう。ミステリーっぽい展開でしたので大どんでん返しを期待していましたが見事外されました。
ProPaceさん [地上波(邦画)] 6点(2018-10-14 22:54:29)
28.《ネタバレ》 上手く作られた見応えのある映画...だが物語は淡々と進んでいくので集中力も必要。
「三度目の」の意味が分からなかったが、本来死刑で無い自分を死刑にしたことが三度目か、と思った(実際の意図は不明)。
問題提起もあり面白い。でも大作では無い。
simpleさん [地上波(邦画)] 7点(2018-10-14 21:21:33)
27.《ネタバレ》 ちょっと詰め込みすぎだなー。
ダメな方のもやもや映画ですね。
あんな談合事なかれ裁判が本当に日本の現実なの?
すたーちゃいるどさん [地上波(邦画)] 4点(2018-10-14 04:31:09)
26.《ネタバレ》 観終わった後にスッキリとしないモヤモヤが強く残る作品でした。作品の中では本筋の誰が犯人なのかを始めとした多くのテーマが投げかけれらますが、何一つとして作り手側の答えを示されることはありません。全ては観る側の解釈に委ねられるのですが、それは司法に携わる人間全てに当てはまることでしょう。いったい何が真実で何を信じるべきなのか。そういったことを考えさせられるちょっと重たい作品です。
いっちぃさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2018-10-08 22:04:04)
25.《ネタバレ》 後味悪い作品。
日本の司法が現在どうなっているかを感じ、やるせなさが残る。
かなりシリアス。
バッジョさん [DVD(邦画)] 6点(2018-09-17 13:56:40)
24.凄くモヤモヤする映画です。
司法に対する不信感があるのかもしれないが、じゃあ、どうしろというのか?
あきぴー@武蔵国さん [DVD(邦画)] 5点(2018-07-18 23:24:04)
23.《ネタバレ》 どうせ映画の結末なんて忘れちゃうから、こんな終りかたでもよかったかな。
たら、れば、確かなことなんかなにもない。
わからない。
なにぎなんだか。
こんなの誰が検事で誰が弁護士で誰が裁判長かで、どーにでもなりそう。まただれかの証言でも。
なんだか怖い作品でした。
ろにまささん [CS・衛星(邦画)] 6点(2018-07-08 18:24:25)
22.《ネタバレ》 面白かったし、興味深いテーマではある。

しかし、あんな風に事務的に死刑が決まるような描き方してていいの~!?
法廷劇の名手シドニールメットですら、ここまで法廷を侮辱した展開はしてないよ~!?

ラストもやもやが残るようにしたのは演出なんだろうな。
タイトルの意味も成程とは思うものの、ドキュメンタリー出身だからだろうなぁ・・
本作品の公権力に対する描き方にはちょっと退いてしまう・・

是枝監督作品は家族ものが好きだなぁ・・
この分野(法のあり方とか)の問題意識には、下手にドラマに組み込むのではなく、
ちゃんとしたドキュメンタリーで観たい。

じゃないと鑑賞後の世界の見え方が一変したよ?
それが狙い(苦笑)?
トントさん [DVD(邦画)] 7点(2018-06-09 22:08:05)
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【点数情報】

Review人数 61人
平均点数 6.33点
000.00%
100.00%
211.64%
311.64%
434.92%
5914.75%
61524.59%
72236.07%
81016.39%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.75点 Review4人
2 ストーリー評価 5.60点 Review5人
3 鑑賞後の後味 5.00点 Review5人
4 音楽評価 5.75点 Review4人
5 感泣評価 4.75点 Review4人
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