153.劇場で観ましたが、黒鳥の舞いは凄い迫力でした。内容は相当にドロドロで母も先生も同僚も、真剣が故の必死さが狂気にもとれて、少々エグかった。面白い作品。ナタリー・ポートマンはさすがの女優ぶりでした。 【SUPISUTA】さん [映画館(字幕)] 8点(2016-06-12 01:49:21) |
152.ホラー的サスペンス物でだからなのか どんどん映画の世界へ引き込まれていきます。ナタリー・ポートマンの素晴らしい演技と美しさに魅了されました。さすがオスカー女優さんです。 |
151.《ネタバレ》 とてつもない作品でした。 息が詰まり、気が遠くなるほど追い込まれる展開がずーっと続き、 最後の最後は全身総毛立つラストへ! 踊ってる白鳥を完璧に撮りきる技術の高さと ナタリー・ポートマンの恐ろしいまでの演技力に腰抜けました。 ちっとも観るものを休ませてくれない作品で、少しイジワルだなと思いつつもこれは満点、文句なしです。 あー怖かった。 【ろにまさ】さん [地上波(吹替)] 10点(2016-04-24 00:19:42) |
150.《ネタバレ》 見るのがつらくて、気分が悪くなります。どこまでが現実でどこまでが狂気かわからず、見ているほうも気が変になりそうです。芸術としては評価が高い作品なのかもしれませんが、私は楽しむために映画を見ているので、こういう映画は好きではありません。 芸術家やトップアスリートはあんなふうに精神的に追い詰められながら、それを乗り越えた者だけが一流になってゆくのでしょう。彼女は主役を務めるには精神的にもろすぎた。ルロイもそれを知っていたはずなのに、彼女を抜擢するのは変。モンスターマザーの存在も、映画を重苦しくしています。 【チョコレクター】さん [地上波(吹替)] 5点(2016-04-12 18:47:12) |
149.《ネタバレ》 2016.02/22 鑑賞。現実と精神崩壊の区別がなく、演出上の見分けが出来ず最後までスッキリせず。黒鳥を演じるには恋を知り男を知り女を知り薬も必要なのか?何か安易な筋立てな気もする。でもその際の官能的なシーンは必然性があり結構良い。でもあまり好みの映画ではない。 【ご自由さん】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2016-02-22 19:36:43) |
148.黒鳥を演じるには、部屋が可愛すぎるとおもた。 【ケンジ】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2016-02-11 10:42:52) |
147.《ネタバレ》 トゥシューズに画鋲ってのが、ワタシの貧困なバレーの世界観です。その陰湿なイメージがあって長らく手が出せなかった本作。やっと観ましたが、ライバルがあの手この手ではめ手を絡めてくるところは往事のままじゃないですか。伝統的な陰湿さかと思うと、むしろ感心してしまいました。本作について、始まりから終わりまで、表現する人が一皮むけるまでの頭がおかしくなるくらいの苦しみを描いていたのだと思います。見応えあり。 【なたね】さん [DVD(字幕)] 7点(2015-12-29 11:43:46) |
146.《ネタバレ》 力作だなあ。心を解き放つことが苦手な人が、自分の目の前に存在する障害に真っ向から対峙してダークサイドに解放される。ただ、自分の内面なのかとリアルなのかが今はどっちなんだということでボク的には戸惑ってしまう演出でもあった。サイコ的なのは逆にもったいないくらいだった。ラストの15分は圧巻だったなあ。ミラクニスも良かったし、何よりもナタリーポートマンの演技はとんでもない素晴らしさ。普通の戸惑う女性の表現も素晴らしかったし、完璧な白鳥バレーダンサー、ブラックスワンもビンビンに伝わった。賞獲りは当然!ここ何年かでも抜群の出来ではないかな。 【タッチッチ】さん [DVD(字幕)] 8点(2015-12-14 21:14:49) |
145.《ネタバレ》 怒涛のラストには鳥肌が立ちました。 自分を刺してしまった事に気づいた後の、化粧直しでの微妙な気持ちの動きなど、 ナタリーポートマンの演技力を見せつけられました。 官能的なシーンや、ホラー要素も有り、万人に受けるものではないと思います。 ラストの救いようのなさ(と私は感じました。)も相まって、私は好きな映画の部類では ないですが、間違いなく良作と言い切れます。 それだけ、パワーのある映画でした。 【はりねずみ】さん [DVD(字幕)] 7点(2015-10-22 23:24:38) |
144.《ネタバレ》 安心して自慰にふけっていたのに 薄目を開けてみたらばそこには母がいた って、はぁ、そりゃ寿命縮まっちまうよな 間違いなく恐怖映画になってらーですな 【3737】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2015-09-28 22:56:52) |
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143.主演のナタリー・ポートマンはダイエットして役に臨んだとの事で、人生をバレエに捧げた1人の女性を見事に演じてました。身体の線の細さとか、母親の夢を一身に背負って清楚で弱々しい雰囲気とかから、最初は元バレリーナを見付けてきて主人公に起用したのかと思っていましたが、ググってビックリ!リュック・ベッソン監督の映画「レオン」のあの女の子でした。 どんなに美しい世界でも裏側がある事やナンバーワンとなった人の内面や心理状態を垣間見た気がします。良い映画でした。 【osamukida】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2015-08-11 17:40:38) |
142.凄まじい映画でしたね。あまり好きなジャンルの映画ではありませんでしたが、舞台に立つ人間の心理描写、それを表現するナタリーポートマンの演技力は素晴らしかったです! 【ramo】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2015-07-18 21:49:36) |
141.《ネタバレ》 人を魅了する表現をなすには、その表現者の容姿、技術ももちろん大事だと思いますが、それらはあくまでオマケで、一番重要なのは、表現者が放つオーラだと、僕は思うでのす。そしてそのオーラを纏うためには、多くの場合、表現者が極限まで追い詰められ、そしてそこから解き放たれる体験をする必要があるんじゃないかと時々考えます。厳しい演出家は、時々、表現者の精神をわざと追い詰める手法を使うことがあります。もちろん自分でわざとそうする表現者もいます。この映画のニナも、プレッシャーとその黒鳥の役を完成させるために追い詰められ、そして最後は、その精神と彼女の本質の根幹をなす母親から解き放たれ、自分の表現のオーラを手に入れました。この映画を観てると、僕は浅田真央選手のソチオリンピックを思い出します。母親の死、絶対に負けられないプレッシャーで、人前では淡々としていましたが、彼女は相当追い詰められていたと思います。それが克明に出たのが、この映画と同じように最初の転倒などの失敗です。しかし、その後の彼女の演技は、あまりフィギュアスケートに興味ない僕が見ても涙するほど、素晴らしいものでした。まさに彼女は、最初の失敗から最後の演技までの間に、追い詰められた精神からメダルのプレッシャーから解き放たれたのだと思いました。国民にはその苦悩と再生の過程は見せていませが、彼女の中ではかなりの精神の綱渡りが行われたんではないかと。ニナのように自分を鏡で突き刺すような過激な解放ではなかったですけど、個人的には浅田真央選手がニナにかぶって見えました。そんなことを考えてしまう映画でした。 【なにわ君】さん [DVD(字幕)] 7点(2015-06-12 15:31:33) |
140.《ネタバレ》 ひたすら抑圧されて、最後に黒鳥として全てを解き放つ、その表現がとても綺麗でした。ミラ・クニスがセクシーで魅力的でした。 【DAIMETAL】さん [DVD(吹替)] 7点(2015-04-03 23:32:04) |
139.《ネタバレ》 「赤い靴」やチャップリン、そしてジョン・カサヴェテスの「オープニング・ナイト」すら思い出す映画だ。 処女のように清らかな“白”と、情婦のように官能的で挑発的な“黒”のニナ。 彼女の様子はルイス・ブニュエルの「欲望の曖昧な対象」にも通じるし、破滅に向って踊り狂っていく美しさは「赤い靴」の赤い靴に恋をしてしまうヒロインや「モダン・タイムス」の薬でハイになってトチ狂うチャップリンの滑稽さと恐怖を思い出す。 チャップリンも、「赤い靴」のヒロインも、この映画のニナもみんな心から踊りを愛し、何処か狂気地味た動きで魅せてくれる。その狂気が我々の心も掴んで離さないのだろう。ニナの見る幻想(妄想)は正に狂気の沙汰。ニナが文字通り白鳥になるシーンは彼女自身の願望と恐怖の現われ。 普通あれだけヤりすぎると笑いの種に変わってしまうが、それを感じさせないヒロインのニナを演じるナタリー・ポートマンの凄味! 「レオン」やウェス・アンダーソン作品の可愛らしさい彼女も好きだけど、こういう凄まじい女性をやらせても凄いのね。 俺が最初に「欲望の曖昧な対象」の名前を出したのは、あの作品はボディ・ダブルの演出でまるで一人の人間がもう一つの人格を持つような演出が上手かった。 一方、この作品のポートマンはたった独りで女優としても、ダンサーとしても演じきってしまう。「ボディ・ダブルやったんじゃないの?」と疑惑が持たれるほど彼女は観客の度肝を抜いてしまったようだ。 ストーリーでも自分の夢を果たせなかった母親が娘にかけるプレッシャー、ライバルとの競争、闘争心、嫉妬、憎悪。しかしトマも罪な男だぜ。ニナの唇盗んでおいて、ベスの誤解を生んでその誤解がニナを破滅させ…つうかニナだのトマだのベスだの何で二文字ばっかなんだよ、紛らわしい。 ラストは「新手の夢オチ」と捉える人もいるかも知れない。複雑なラストだが、アレはアレで結果的に“自分に打ち勝った”姿なんじゃないだろうか。もしくわ、あの映画そのものが幻想だったのかも知れない。 この作品が気にいらなかったという人も「レスラー」「レクイエム・フォー・ドリーム」は見て下さい。 【すかあふえいす】さん [DVD(字幕)] 9点(2014-12-10 08:02:48) |
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137.ナタリー・ポートマンを観て欧米人の老け込む早さを感じました。平凡なストーリーだと思いますが、主人公をはじめ登場人物の心情がビンビン響いてくる味わい深い映画でした。 【ProPace】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-09-26 21:25:37) |
136.凄まじい。痛すぎる。 精神的な痛みが劇中常に表現されており、見ていて苦しくなる。救いは無い。狂気と痛みの表現という意味では抜群に良い出来の映画。面白いか、といわれると個人的には楽しめなかったし、そういう観点から見る映画でもないだろう。見終わった後のどっと来る疲れは、近年には無かったものがあります。ともかく凄まじい。 【Keytus】さん [DVD(吹替)] 7点(2014-08-25 01:10:22) |
135.《ネタバレ》 冷たい映像の質感はなにかどこかヨーロッパ的な香りがする独特の作風。ナタリー・ポートマンもなにか新しい方向性を見出したかのようで、とても良かったです。あんまりダラダラと長くないのもいいよね、でもちょいと物足りない気もしないでもない。そんな印象でゴザイマシタ 【Kaname】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-06-25 10:06:24) |
134.《ネタバレ》 昔フィギュアスケートのA田M央の調子が振るわなかったとき「男性を知ったら表現力が上がるはず」などと余計なことを言うコメンテーターがいたのを思い出しました。個人的には、それで跳べなくなったらどうするんだと思いましたが。笑 どの道でもTOPに立つような人には想像を超えるような争いや葛藤があるんだと思いますが、それに芸術とか歴史とか?が絡み、女だらけの世界だったらそれはそれは恐ろしく。黒い羽根を生やしながら、役に執着する姿は狂気の沙汰だが、なにか共感さえ覚えるものでした。 【なこちん】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2014-04-13 23:00:10) |