永遠の僕たちのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。2ページ目

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永遠の僕たち

[エイエンノボクタチ]
RESTLESS
2011年上映時間:90分
平均点:6.44 / 10(Review 25人) (点数分布表示)
公開開始日(2011-12-23)
ドラマファンタジー青春ものロマンス
新規登録(2012-01-08)【TM】さん
タイトル情報更新(2014-11-10)【イニシャルK】さん
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監督ガス・ヴァン・サント
キャストヘンリー・ホッパー(男優)イーノック
ミア・ワシコウスカ(女優)アナベル
加瀬亮(男優)ヒロシ
ジェーン・アダムス(女優)イーノックの叔母メイベル
前野智昭イーノック(日本語吹き替え版)
坂本真綾アナベル(日本語吹き替え版)
魏涼子(日本語吹き替え版)
土田大(日本語吹き替え版)
音楽ダニー・エルフマン
撮影ハリス・サヴィデス
製作ブライアン・グレイザー
ロン・ハワード
ブライス・ダラス・ハワード
ガス・ヴァン・サント
配給ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント
美術アン・ロス〔衣装〕
衣装ダニー・グリッカー
編集エリオット・グレアム
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未見の方は注意願います!
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【クチコミ・感想】

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12
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5.《ネタバレ》 彼の寝転がる左脇に出るタイトル「Restless」眠る事がないというより、この作品における眠りが死であることから、死ぬ事がない、あるいは永遠という意味になるのかも知れません。(なるほど、タイトルの日本語訳はあながち外れではないですね)ノーイックにとってそれが「君はいなくならない」ということにも見え、ラストの微笑みが心に響きました。彼がスクリーンに登場した時点で彼が感じれていなかったのは、“死の実感”だと思います。「死んだら何もない、何の意味もない、ぼくはそこに何も感じれない」そんな悲痛な叫び声が抑制された画面からヒシヒシと感じられ、だからこそ彼は実感を得るために自らの周りに検死線を引き、偽りの参列を続けていたのだと思いました。また、そこに常にいるのがヒロシ。死、そのものである存在と死にまつわる軍艦ゲームをし、「お前には死者への尊重がない」と言われているのに実感を得られないノーイック。そんな時に出会うアナベルが抱えているのは“死の実感”そのものでした。その象徴がダーウィンです。=“神への反発”ではなく、日々を変化させたい願望と学び続け日々成長していたいという、まさに生きたいと願う実感そのものでした。本来なら、そんな彼女の嘆きや悔しさなどの葛藤を映画的に描いても良さそうなもんですが、それはもう乗り越えた壁として描いているところも好感を持て、なおかつそれがノーイックとのとてもわかりやすい対比になっており、すごく効果的に描かれています。実感を言葉や態度で伝えるのではなく、そばにいて愛し愛されることで自然と彼が実感して行く姿が本当に素敵です。特に、序盤で彼一人によって描かれていた検死線が彼の抱く漠然とある死への虚無感だったものが、2人で描いたことによって愛の象徴と生きている実感、そしてRestlessの比喩になっているようにも見え、心震えました。実感を得たノーイックがついに抱いた感情は、死の実感から来る喪失の予感です。この映画における唯一の涙がノーイックのそれなのです。だからこそ、ラストの微笑みも意味を成すのです。ノーイックの思い出す彼女はどんな時も微笑んでいた。だから釣られて笑ってしまう。きっといつまでも。まさにRestless。
ボビーさん [映画館(字幕)] 9点(2012-05-24 17:22:52)
4.《ネタバレ》 ガス・ヴァン・サントの作品って、自分にはどうも合わないものが多かったのでそれほど期待してなかったのですが、この作品は凄く良かったです。なんというか、若々しさや清々しさがこの作品では共感出来て、とても魅力的な、透明感のあるラブストーリーに仕上がっていたと思います。こういう青春というか、純愛を体験してみたかったな~って。もちろん、女の子の余命が3ヶ月なので、それは凄く重い現実なんだけど、最初のうちは、まだその現実感がイーノックにはないんですよね。女の子のほうは最初から肝が座ってたみたいだけど。それで現実感がないから、死んだときのシチュエーションなんかを再現する遊びなんかしたり、ハロウィンで仮装するのも一種の子供っぽさの表現だと思うし、そういう若さが僕にはよくわかる。実際に死期が迫ってくると現実感が出てきて、医者に八つ当たりなんかしたり。彼の最後の笑顔を見ていると、ラブスーリーでもあるし、一つの成長物語でもあるんだなって思う。なんにせよ、彼は自分の思いを伝える事が出来て良かったね。特攻隊の幽霊であるヒロシは、思いを伝えられなかったからああやって幽霊になってこの世にさまよってるんだと思うし。そんなヒロシは影でイーノックを支えてあげたんだから、友達でもあるし、ある種の守り神みたいなもんだね。
あろえりーなさん [DVD(字幕)] 7点(2012-05-16 19:20:59)
3.「死」を扱った物語ということで、幻想的で心に響く映画かと思ったらそうではなかった。ゲーム感覚の気分だし軽すぎる。主人公らも健康そうに見え、やけに明るい。くよくよしないことは大切だが、真剣に考えているのかどうか疑問に思った。
また特攻隊、神風など日本的なものも出てくるが、真に理解されているか怪しい。評価ははいろいろあろうが、私向きではなかった。
ESPERANZAさん [映画館(字幕)] 3点(2012-04-09 21:13:52)
2.《ネタバレ》 死んだ者との思い出を語る時、はにかむような笑顔になる。ラストシーン泣いてしまいました。最初から最後までセンスがいいなと思った。余計なところはカットして想像させる。加瀬亮は幽霊だけど英語上手でした。懐かしのレーダー作戦ゲーム、「HIT」は「撃沈」じゃなくて「命中」でしょう。
ピチクンさん [映画館(字幕)] 8点(2012-01-14 16:10:58)(良:1票)
1.《ネタバレ》 ガス・ヴァン・サント監督は「グッド・ウィル・ハンティング」といいこの作品といい透明感のある青春映画を撮らせると天下一品ですね。この作品もオープニングのあの映像にビートルズの「TWO OF US」を重ねてきた時点でよい作品であることを確信し、実際素晴らしい作品でした。


 「死」という概念に憑かれた主人公が「死」を運命づけられた者と出会い変わっていく展開など全体的に「ハロルドとモード」のオマージュが散りばめられていて非常に興味深く観賞できました。

 生きることができる、生きていけるということの素晴らしさを教えてくれる作品でしたね。

TMさん [映画館(字幕)] 8点(2012-01-10 20:38:40)
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【点数情報】

Review人数 25人
平均点数 6.44点
000.00%
100.00%
214.00%
328.00%
428.00%
5312.00%
6312.00%
7520.00%
8520.00%
9312.00%
1014.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 4.00点 Review2人
2 ストーリー評価 5.50点 Review2人
3 鑑賞後の後味 4.50点 Review2人
4 音楽評価 6.00点 Review2人
5 感泣評価 3.50点 Review2人
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