11.片岡仁左衛門が演じる陶芸作家のモデルは河井寛次郎です。 かなり、ご本人に似ています。実際に河井寛次郎記念館で撮影したのでしょうか、セットにしてもよくできています。河井寛次郎記念館は京都の五条坂にあります。 いしだあゆみと京都もよかったです。 個人的にはさくらがテレビの上に置いてある抹茶茶碗をもてあそぶとこが好きです。陶器は見る目がないと価値がわからない事をうまく表現しています。笑えました 【ビモータ】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2006-11-03 00:02:06) |
10.今回もなかなか渋い作品、やはり寅さんはおとなしめ。マドンナはさらに渋い。いしだあゆみ。渋すぎ。舞台はまず京都。これがいい。実に京都らしい京都の雰囲気をよく表していて、これだけでも充分、観た甲斐があるというもの。で、それ以外の見所はというと、ううううむ、これがあんましはっきりしない(笑)。いや、この曖昧さ。物事を正面から描かずオブラートにくるみながら、そっと、寅さんとマドンナのすれ違いが描かれる、この微妙な味わいこそが、本作の魅力でありましょう。 【鱗歌】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2006-09-05 21:52:08) |
9.作品の感じとしては繊細な恋心を随所に表現した芸術的なもの。陶芸や京都、鎌倉のあじさい寺と、女性が好みの要素が多いせいかもしれない。しかしながら、寅さんらしさが少ない分、マドンナの暗さが目立ってしまっている。それが良さともいえるのだが。今後、満男の出番が多くなることを予告するものともなっている。味わい深い作品ではある。 【パセリセージ】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2006-09-02 23:47:26) |
8.この映画のいしだあゆみって、枯山水のお庭の隅のジメジメした所に生えてる白くて美しい隠生植物みたいな雰囲気なんですよ。ひょろひょろとはかなげなのに実は毒を含んでる、みたいな。他作品じゃ類をみないタイプのマドンナという事で非常に印象深いです。ロケーションも、丹後あたりの入り組んだ入り江の家屋の情景が美しかった。でも・・・、数あるシリーズ他作品と比べて好きかって聞かれると・・・実はそうでもないというのが自分の意見。吉永小百合=歌子マドンナ同様、寅さんが言葉につまって黙りこくってしまうのをみてるのが、多分自分には辛いんだと思います。鎌倉あじさい寺での満男を含んだやり取りとかも、何かもどかしくてスカッとしない。異色作として鮮明に記憶には残るけど、あまり観返したくはない作品のひとつ。 【放浪紳士チャーリー】さん [DVD(邦画)] 7点(2006-07-08 13:19:27) (良:1票) |
7.なかなか高評価なんですね。 今回のマドンナ、ちょっと自分勝手すぎるのでは? このころから満男が使えるようになってきました。 悪くはないけど、どことなく手放しではほめられないです。 |
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6.男はつらいよ全48本の中でも上位に入る出来栄えだと思っています。少なくともシリーズ20作目~29作目の中ではダントツのナンバーワンです。昔、初めて観た時は普通に面白い作品というイメージしかなかったけど、この度、改めてDVDで借りてきてもう一度、観てみると、この作品はいしだあゆみ演じるマドンナと寅さんの大人の恋愛映画としてかなりの秀作だということに気がつくわけです。いしだあゆみの大人の女性としての、情念みたいなものが感じることが出来、マドンナとしては浅丘ルリ子演じるリリーとは対照的なタイプの女性で、そんな女性にまさかという展開のデートに誘われる寅さんが鎌倉でのデートでの場面での可笑しさ、哀しさが何とも言えない哀愁というものを感じられずにはいられまん。そういう意味でも最初に観た時よりも味わい深く、色々考えさせれる作品として好きな寅さんベストテンからは絶対に外せません。 【青観】さん [DVD(字幕)] 9点(2006-01-01 22:44:37) (良:1票) |
5.寅さんみたいな映画はもうでてこないんじゃないかなぁ。 【ゲソ】さん 8点(2004-06-02 02:55:39) |
4.映画自体は正直たいした驚きはありませんでしたが、いしだあゆみが当時も今と全然変わってなくてビックリしました!この方、本当に年取りませんね。あとラストに、かがり(いしだあゆみ)について聞かれてた時に寅さんの言った「俺みたいなヤクザが好きなわけねえじゃないか!」(たぶん・・・こんなんだった気がする)というセリフがとても印象に残りました。本当に飾らない方ですよね、寅さんは。まさに男の鏡です!(←言いすぎかも?)。・・・というか今まで寅さん、ヤクザだったんだ(笑)。知りませんでした! 【ピルグリム】さん 5点(2003-10-29 21:49:30) |
3.男はつらいよシリーズは、全作品ビデオで見たのだが、この作品の前後が一番脂が乗り切っているような気がします。特に、この作品のいしだあゆみははかなげでとても色気がある。寅さんならずとも、ほれますね。浅丘るり子との「ハイビスカスの花」もいいのだが、私は個人的にこの作品のほうが好きです。この両作品の寅さんは、女にほれられるほどかっこいいです。ラストシーンで、彦根城下で陶芸の先生と再会して「ビールでも飲むか」と声をかける寅さん。いいですね。渥美清には、もっと寅さんを演じ続けてもらいたかったですね。(梅雨時のアジサイの花を見て、思い出しました) 【ジブラルタの星】さん 10点(2003-06-18 19:51:38) |
2.涙と笑い、そしてシリーズ中、唯一エロスを濃厚に感じさせる作品。いしだあゆみの、フクラハギを、撮るカメラのドキドキするようなエロス! 【ひろみつ】さん 8点(2003-05-22 20:51:30) (良:1票) |
【あろえりーな】さん 5点(2003-02-20 23:42:35) |