46.《ネタバレ》 序盤から、普通の映画にはあまりみられない作りになっていて、 かなり引き込まれましたが、中盤(刑務所以降)から前半の面白さが 一気に損なわれ、退屈な作品でした。 非常にもったいない作品です。 【ローグ】さん [DVD(吹替)] 5点(2016-12-18 13:44:29) |
45.これはふざけてる。まったくふざけてる。Very good. |
44.監督?の作家性がよく出た映画であり、この監督の世界観とか映像とかが好きな人にはおそらくたまらない映画なんだろうな、と想像します。 僕自身は、映画は第一にストーリーを重視するタイプなので、雰囲気重視のこの映画は全く肌にあわず終始退屈なだけでした。せめて話が面白ければまだよかったんですが…。好きな方にはもうしわけありません。 【あばれて万歳】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2016-08-15 17:56:49) (良:1票) |
43.《ネタバレ》 ○ウェス・アンダーソン作品としての完成形なんだろうか。非常に洗練されていた。○これだけ目まぐるしいストーリーに登場人物の多さだが、要所に著明な俳優を配置することでより見やすくなっている。 【TOSHI】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2016-05-11 21:52:54) |
42.《ネタバレ》 美しく、それでいて心に残る構図。俯瞰で覗き見るイメージのロングショット。其処はまるでお伽噺の世界でした。独特のセンスで彩られる映像美に、まずは魅了されます。どこまでもファンタジックでマンガチックな装いの中には、思わず笑みがこぼれてしまう滑稽さと、人の温かみと、予想外の猛毒と、そして現実の痛みが隠されていました。感情の4原色“喜怒哀楽”の何処に当てはめたらいいのか、自分自身見当がつきません。どうぞ映画の流れに沿って、気持ちを迷子にしてみることをお勧めします。“言葉で言い表せない、べらぼうに美味い極上の一皿”。それがウェス・アンダーソン映画と考えます。一度ハマったらもう抜け出せませんよ。天才コンシェルジュ・グスタヴ・Hと新米ロビーボーイ・ゼロの、信頼と友情の冒険譚は、人生の醍醐味という名の味付けが施されています。まさに人生万事塞翁が馬。作家に語らずにはいられない生き方が出来たのなら、今生を味わい尽くしたと胸を張ってよいでしょう。主人公が得た財産は、紛れも無く、金ではなく“記憶”です。 【目隠シスト】さん [DVD(吹替)] 9点(2016-04-25 20:29:31) |
41.面白みがある映画だが、1年後に記憶に残っていないと思う。観た時、面白ければそれで良いかな。ハリウッド系が好きな人には理解できないかも。 【cogito】さん [DVD(字幕)] 7点(2016-04-10 00:14:41) |
40.造りこまれた画面と箱庭のようなセット、そしてまるで人形劇の様なストーリーテリングはいつも通りのウエス・アンダーソン節ですが、たぶん本作が彼の映画スタイルの完成形なんでしょうね。けっこう単純なストーリー展開と思いきやセリフや引用される詩は凝りまくっていて、もうテイストはヨーロッパ映画です。アンダーソン映画と言えば主演はビル・マーレイというのが今までの相場でしたが、こうやって観るとレイフ・ファインズも彼の独特の作風にはピッタリな役者ですねえ。 まあこの映画は細かいことは言わずに豪華出演俳優たちのアンサンブルを愉しむのが正解でしょう。ジェフ・ゴールドブラムやハーヴェイ・カイテルなんて観ている間は彼らとは全然気がつきませんでした。そして女優陣、間違いなくアンダーソンはハリウッドいちの鳥ガラ女優マニアだと確信いたしました(笑) 【S&S】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2016-02-17 23:39:30) |
39.《ネタバレ》 とてつもなく綺麗な構図と美術は当たり前、そんでもってのアカデミー賞。素晴らしいの一言につきます。 しかしこの作品を一言で感想を言ってしまうと「綺麗な三木聡映画」で収まる。いや、マジホント。 だってこの映画、構図も美術もアカデミー賞だけどなんてったってストーリーは「変」である。 変な連中、変な奴ら、変な男。そしてギャグなのかもわからないシュールなギャグ、下品なギャグ、汚いギャグ、エグいギャグが満載である。 笑えばいいのか、でも笑ったらアホと思われそうな数々。 …結局僕は戦争がどうだとか考える事も出来るかもしれないが、とにかくこの世界に浸れた事を心より嬉しく思えました。 楽しかったです。楽しめました。 【えすえふ】さん [ブルーレイ(吹替)] 7点(2016-01-04 21:31:54) (良:1票) |
38.予告で楽しみにしていて、実際に見たときは、私には難しい話だった。若干長すぎるのだろうか、理解するのに時間がかかった。でも面白い映画でした。 【新しい生物】さん [DVD(吹替)] 6点(2015-11-09 05:03:39) |
37.相変わらずの世界観ではあるものの それ以上のものは何もなく すこし引いて見てしまう。 |
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36.《ネタバレ》 寂れたグランドブダペストホテルで出会った身なりの良い老人が、なぜ毎年ホテルに宿泊しに来るのか、そしてなぜ狭いシングルルームに泊まるのか。実は彼が昔、このホテルのロビーボーイ(ゼロ)だった。この映画は、その事実を筆者目線で老人から話を聞き出していく、それもホテルで料理を食べながら面と向かってというのが趣深い。グスタヴを愛した老女が謎の死を遂げることから物語はサスペンス色が強くなってゆくが、かつてグスタヴがホテルのオーナーをしており上品でテキパキと仕事をこなしていた頃と比べ、刑務所での彼や逃走中の彼など「泥臭い」グスタヴが描かれていて、彼の魅力(得にゼロへの愛情)がひしひしと伝わってくる。ゼロはまた、このホテルに通う理由として亡き妻との時間を共有するためだったというのもしっくりきた。映画の締めくくり"It really was an enchanting old ruin... but I never managed to see it again." はまだ理解できていないので吟味したい。 【カジノ愛】さん [DVD(字幕)] 7点(2015-08-23 14:55:37) |
35.《ネタバレ》 1968年、ヨーロッパの東端にある小国旧ズブロフカ共和国。閑散としたかつての豪華ホテル「グランド・ブダペスト・ホテル」に泊まっていたとある作家は、そこでこのホテルのオーナーで大金持ちの老人ゼロと出会う。いかにも変わり者と言った彼に小説の題材を探していた作家は、いたく興味を惹かれ、思わず夕食の誘いに乗ってしまうのだった。そこでゼロが語り始めた物語は、彼の師でありホテルのコンシェルジュでもあったムッシュ・グスタヴと共に経験したとある殺人事件を巡る波乱万丈の冒険活劇だった…。豪華俳優陣を存分に使い、昔から独特の作風で知られるウェス・アンダーソン監督が新たに製作したのは、そんな奇想天外なスラップスティック・コメディでした。正直に言わせてください、僕はこのウェス・アンダーソン監督のセンスとはやっぱり合わないみたいです。確かに、この作品の全編に横溢する唯一無二の独特の世界観や、まるで絵画のように美しい色彩感覚や、上質なウェットとユーモアに富んだストーリー等々、その実力は充分に認めるところなのだけど、それでもこの監督の「どうだい?俺ってセンスあるだろう。まぁ分からない奴には一生分からないだろうけどね。ははは」と言わんばかりのまるで自分のセンスを上からひけらかすような唯我独尊的態度(え、卑屈すぎ?笑)が、僕は昔から妙に鼻について正直あまり好きではないんですよね~。ティム・バートンやジャン・ピエール・ジュネのように、もっとアクの強い一片の毒のようなものがそこに含まれていれば良いのだけど、この意図された極度なまでの軽薄さはやっぱり僕には物足りないっす。って、「じゃあ、観なきゃいいじゃん!!」と突っ込まれるとイタイところなのだけど、この人の作品て毎回キャストが豪華だからやっぱり手が伸びてしまうんですよ、悔しいけどさ。こうなると、なんだか文句を言うために映画を観てるみたいで、「これじゃ、テレビ局にクレームの電話したいがためにテレビ見ているクレーマーおばさんと大して変わらないじゃん…(泣)」と自己嫌悪に陥りそうなのだけど、それでも自分の心を鬼(クレーマーおばさん?笑)にして評価させてください。5点!! 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 5点(2015-08-05 21:59:28) (良:1票) |
34.《ネタバレ》 何人も殺されて生首シーンなんかもあるんだけど、軽妙なタッチでユーモラスに描かれるので陰惨さは感じない。独特の不思議な味わい。遺産相続を巡っての連続殺人、冤罪事件なので、演出によってはハードなサスペンスにもなりうるストーリーなのに、全体的にほんわかしていてユーモアとペーソスがある。 【飛鳥】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2015-07-08 01:51:41) (良:1票) |
33. とにかくテンポが良い。夢が詰まっているし、面白い。 後味が清々しい、良い作品だった。 ただ、内容が濃く感じる人もいるかなあといったところ 【タックスマン4】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2015-06-28 12:02:53) |
【ケンジ】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2015-05-23 20:56:39) |
31.役者は豪華だけど、もったいないと言いたくなる使い方なのも頷けます。 出番コレだけ~と思った方も何人もいるでしょう。 他の映画でレイフ・ファインズにコメディは向かないんじゃないかと 思い込んでましたが、評価一転、コメディも行けるやん!! こんないいキャラで輝いてるの久しぶりに見た、なんかフッきれたような 面白い役ももっと見てみたい気がしてきた。個人的には最後まで楽しめました。 シリアスよりこういうろくでもない面倒くさい男の役が似合うような気がしてきたなあ それでいてやっぱ格好いいって、そんな役またやらないかなあ。と、ずっと レイフ・ファインズ見てました。すみません、点数は甘めです。 【みことtea】さん [DVD(字幕)] 8点(2015-05-14 18:49:01) (良:1票) |
30.映像や演出はいい感じだし、いろんな俳優が出ていたりして良かったが、物語自体にはそこそこの面白さしか感じなかった。まぁ、たまには、こういう感じの作品も良いよねって感じはするけれど。 【スワローマン】さん [ブルーレイ(字幕)] 4点(2015-04-30 10:47:06) |
29.かつて詠歌を誇っていたものもいずれ廃れ、語り手が他人に話しそれが書き留められ、とある書物を誰かが手に取り読んで始めてその栄光を知る…っていうプロセスを思った時、胸が熱くなりました。それがこの少しコミカルでシュールな映画を非常に気に入った理由の一つ。もう一つは、なんと言っても美術!夢の中で見たような色使いと音楽に心を鷲掴みにされて、豪華キャストでもう満腹。思わず3日連続で観ちゃいました。この監督の映画は始めて観たけれど、今後は映画館で観てみたいな。私は好き。 【ネフェルタリ】さん [ブルーレイ(吹替)] 10点(2015-04-19 22:38:19) |
28.何と言っても画が綺麗。現実にはないだろうと思わせる景色なのに行ってみたく感じる。 話は淡々と進み、尺の短さもちょうど良い。出演陣も豪華でいい映画だったなぁ。 旅に出たくなるね。 【おとばん】さん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2015-04-12 00:13:30) |
27.《ネタバレ》 まぁー出てくる人がホント豪華、ビル・マーレィ久しぶりに見た~。皆さまやっぱり歳とっちゃったね(仕方ないけど)。基本コメディー路線(若干下ネタ系)で面白ーく見させていただきました。こういう群像劇っていう(のかな?)のは観てて楽しいですね。で、出てくる人が多彩だから「あ~ここで!」的なサプライズが面白い。でもちょいとストーリーは弱目な感じで豪華な出演者に食われちゃった感じ、かな? まあそういいつつもなかなか楽しめましたデスハイ 【Kaname】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2015-04-04 09:00:18) |