三度目の殺人のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。3ページ目

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三度目の殺人

[サンドメノサツジン]
2017年上映時間:124分
平均点:6.33 / 10(Review 61人) (点数分布表示)
公開開始日(2017-09-09)
公開終了日(2018-03-07)
ドラマサスペンス法廷もの犯罪もの
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タイトル情報更新(2024-09-28)【イニシャルK】さん
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監督是枝裕和
キャスト福山雅治(男優)重盛
役所広司(男優)三隅
広瀬すず(女優)山中咲江
満島真之介(男優)川島輝
市川実日子(女優)篠原一葵
松岡依都美(女優)服部亜紀子
橋爪功(男優)重盛彰久
斉藤由貴(女優)山中美津江
吉田鋼太郎(男優)摂津大輔
蒔田彩珠(女優)ゆか
井上肇(男優)小野稔亮
原作是枝裕和(原案)
脚本是枝裕和
音楽ルドヴィコ・エイナウディ
撮影瀧本幹也
製作フジテレビ
ギャガ
配給東宝
ギャガ
美術種田陽平(美術監督)
衣装黒澤和子
編集是枝裕和
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【クチコミ・感想】

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21.やりたいことはなんとなくわかるんだけど、
ちょっとまとまりがなさすぎた。
aimihcimuimさん [DVD(邦画)] 5点(2018-05-27 23:53:48)
20.《ネタバレ》 脚本も演出もとても丁寧な作りで、最後まで集中して鑑賞出来ました。
単純に面白かったし、スルメのごとく味が出てきて考えこめるほど
深みがあるので複数回の視聴にも耐えられる内容だなと。
接見室で、最初は二人向き合うショットだったのが、だんだんと重なってしまいには同一化するような凝った演出は見ものでした。
ただ、見終わってスッキリしないのですね。それは三隅がどちらにも取れるような終わり方すると言うのもあるが、
思索的な部分を広げすぎて、なんだか霧中に入っちゃったような気分になってくる。
キリスト教的な要素も入れ、司法の事務的な部分を批判しつつ、「裁くのは誰?」となんだか哲学的な問いまでやり出して、
ちょっと広げすぎてるかなと。それでいて、主人公の家族があんまり話にリンクしていないようにも思うし。
まあ面白かったのは間違い無いので7点を献上いたします。
あろえりーなさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2018-05-18 20:41:19)
19.《ネタバレ》 暗い雰囲気、とてもシリアスで序盤から惹きつけられました。主要3人の役者もよかったと思います。
かなり、慎重に字幕付きで観ました。
留置書での面会シーンが何度かありますが、どれも緊張感があり、何を言い出すのかドキドキしてました。。
意味深で?な雪遊びのシーン、3人が雪に寝そべり、2人は十字、1人は大の字・・・・。(ここのチャプター名は“器”)
ラストは、若干モヤモヤした感がありますが、もう一度観たくなる魅力がありました。
ラストも十字路でしたね〜。
この映画は、夜1人でじっくり観るのがよさそうです。
へまちさん [DVD(字幕)] 8点(2018-05-03 12:04:19)
18.《ネタバレ》 ストーリーは目が離せなくておもしろい。オチを受け手に委ねるのは許せるとしても「器」ってなんだよ。一度目の殺人も「何か」があったのだろうか?見終わた直後はいろいろ考えて、もう1回とか思ったけど、落ち着いてこの点数。ザ・邦画のようなオチは受け入れにくくなった思うこの頃です。ただ、オリジナル脚本であることはすばらしい。
ラグさん [ブルーレイ(邦画)] 5点(2018-04-29 22:43:21)
17.とてもシリアスで、心理描写が深く、なかなか難解な作品..是枝監督らしい、と言えば らしい内容だが..白黒はっきりしない演出が、ちょっとやり過ぎで分かりにくい..感情移入しにくい..今回は映画としてマイナス効果だったかな..途中までイイ感じだっただけに、もったいない...
コナンが一番さん [DVD(邦画)] 8点(2018-04-22 17:43:22)
16.《ネタバレ》 どんな映画にせよ、主人公というフィルターを通して私たちは、その作品を感じとっていき感情を揺さぶらせるはず。ところがこの「三度目の殺人」の主人公は、福山の演技力のせいなのか、監督の演出のせいなのか、はたまた別の何かなのか、とにかく肝心のフィルターがボケボケで、あまり感じとることが出来なかった。もともと真実になど興味はなく、事務処理のように弁護をこなしていくタイプだったはずなのに、なんか急に被告人のペースに翻弄され始めちゃって、え!?え!?え!?ですよ。娘の存在を当てられたから。生き物に対する考え方が似ていたから。実は誰かの為に罪を犯しているんじゃないかと思えたから。たしかに劇中には主人公の心の変化を促すようなシーンやセリフはあるにはあった。けれどもそこまで急変してしまうような印象は受けなかった。いや!作り手側の狙い通りにいかなかった。させてくれなかった。私の読解力の未熟さかもしれないが、素直にそう思えたのだから仕方がない。良かった点もあります。被告と弁護士の顔が重なり合うシーンなど、映画的手法が随所に見られたとこです。焼死体の死体の写真を見せなかったのも良かった。その後の焼肉店はこの作品の中で、実はなにげにもっともぞっとするところなんです。おぞましい焼死体の写真を見ていても平気で焼肉を食べれてしまう・・・ということはつまり、そこに隠された残虐性が潜んでいるんではないでしょうか。考えすぎですかね。
Dream kerokeroさん [DVD(邦画)] 5点(2018-03-22 21:48:54)
15.一度目の殺人のことも もっと知りたかった。
ケンジさん [ブルーレイ(邦画)] 6点(2018-03-08 22:07:49)
14.《ネタバレ》 隠しメッセージを見つけて読み解くパズル的な面白がり方もいいと思う。
アンバーの明かりを浴びて頬を拭うしぐさ
十字

裁判とは、真実を明らかにする場ではなく、互いの利害調整の場であるとは、監督がインタビューでも話していた。だから、真実を明らかにするなどという神のみぞなしうることは端から求められていない。だから我々観客は、真実を知ることは出来ないだろう。
斉藤由貴の、娘の後頭部をスーッと嗅ぐところ、超エロい。
死刑といえど、殺人であるということは、死刑を備える国に住む僕たちはきちんと逃げずに受け止めなければいけない。
no_the_warさん [映画館(邦画)] 8点(2017-12-29 22:42:57)
13.《ネタバレ》 エンターティメントな映画かと思ったら重い内容だった。終わりごろに気付いたので、そのまま違和感残して見終わりました。テーマは悪くないし役者の演技も良かっただけに、この見誤りは何だったんだろう。
Banjojoさん [映画館(邦画)] 7点(2017-11-07 23:56:23)
12.《ネタバレ》 「羅生門」の二番煎じかとも思ったが、殺人について語るのは犯人一人のみ。その犯人は「生まれてこない方がいい人間がいる」とか思わせぶりなことを言うので、内面を掘り下げるのかと思えば、生い立ちや最初の殺人についてほとんどど触れない。ひたすら法廷戦術のみを考える弁護士が出てくるので、司法に関する問題点でも取り上げるのかと思えば、そうでもない。「誰が裁くのか」というセリフが何度も登場し、「あなたは器なのか」という問いかけまで出てくるので、神と悪魔の問題でも扱うのかと思えば、まったくそんなことはない。
結局、あちこちで聞きかじった知識をフリカケのようにまぶしてみたものの、焦点を絞れず散漫な映画になってしまった。エンターテイメントとしてみても欲求不満が残るだけの凡作であった。
駆けてゆく雲さん [映画館(邦画)] 4点(2017-10-24 19:52:21)
11.《ネタバレ》  色々とひっかかってしまう部分の多い映画で。

 まず、司法に対する疑問、個人の主観や感情によって人を裁く事に対する疑問を投げかけている訳ですが、じゃあ極端に言うと法の裁きなんて要らない、無法地帯にでもしろと? いや、そういう事が言いたい映画じゃないのは判ってますけど、ここにはだからどうしろって提示は全く無い訳ですよ。「無責任なお前ら」って映画も無責任に喚いてる状態。しかも被害者側の「生」をあえて排除する事でそれはどんどんと偏向してゆきます。これって人間そのものに対する絶望の映画なの?

 次に、役者の力を信じ過ぎ。カメラは演技をじっくり捉えて醸されてくるものを待ち続けますが、クライマックスではそこまでどアップにしなくちゃならないの?みたいな状態にまでになって、いや、他にも方法はあるでしょうよ、と。結果的には役所広司と福山雅治のどアップばかりが印象に残る映画。
 あと、市川実日子嬢を昔から見てきてる目からしたら、『シン・ゴジラ』の尾頭さんをそのまま持ってきただけみたいな安易なキャラ造形にも抵抗を感じます。アレが彼女の総てではないでしょうに。

 画的には逆光&銀残し的なトーンで市川崑ですかいな、みたいな。

 この監督、どうなんだろ? 本当に上手いのかなぁ? 毎回、もっと上手く撮れる人がいるような気がしてならないんですよね。じゃあ誰?っていうとシーンごと、素材ごとに違ってくるんですけど。
あにやん‍🌈さん [映画館(邦画)] 5点(2017-10-16 22:43:54)
10.《ネタバレ》 三隅の企て(とワタシはみたい)がピッタリはまったときには、是枝監督最高傑作!と思ったのだが、映画館からの帰り道で妙な違和感。結果、最期まで十字架を背負わなければならなくなった咲江(良心的であるならあるだけ耐えられない)。三隅に振り回されっぱなしだった、有能な弁護士のふりばかりをしていた重盛(当初否認していた事実をあの場で知るとは)。物語を追うにつれ、三隅のキャラが濃くなるにつれ、他の登場人物の扱いが雑になってなかったか。
なたねさん [映画館(邦画)] 7点(2017-10-14 16:11:29)
9. 静かな映画でした。先に見た人がこの作品のことを語りたがっている気がしました。私も同じです。
海牛大夫さん [映画館(邦画)] 7点(2017-10-10 15:53:04)
8.《ネタバレ》 「三度目の殺人」というタイトルが終盤で理解できるようになっていて、誰でも解ける懸賞クイズに応募した気分は、難解なパズルを解いた達成感より参加意識を高める展開に使われているのではないかと思う。
そのせいか、どの出演者に自分を重ねるかで考え方が変わってきて、そのままの感想をもっても「正解」、深い心理の裏を読んでも「正解」
そんな丸投げ感のあるズルい映画。

極論だが「なんかちょっとよく分からなかった」が一番正解な気がする。
かのっささん [映画館(邦画)] 7点(2017-10-02 09:43:53)
7.《ネタバレ》 ○随分と余白の多い映画で、かつ隠喩的なシーンが続くため、気を抜けない二時間であった。○三度目の殺人の意味こそわかったが、最後の接見での「器」は直前に示唆する表現やシーンがないのでちょっと置いてきぼり。考えてなんとなく理解できたが。○日本語らしい曖昧な表現や忖度と取れる言い回しなど邦画ならではなのかもしれない。
TOSHIさん [映画館(邦画)] 8点(2017-09-21 13:43:17)
6. 実は封切り第一回で鑑賞したのですが、異例に遅いレビューになりました。どうしてもきちんと理解し確信を持ちたくてその後二度、つまり三度目まで(別にこれが言いたかったわけじゃないw)観に行ったわけですが結局、理解したという確信を持つにいたらず。
 実は、本音を言うと最後の接見が非常に残念です。少女を演じてる女優に異常なまでの思い入れがあるため、少女を救い、そして少女を守るという流れにどっぷり感情移入し直前まで目頭が少し熱くなりかかってたわけで。
 だけど、あの接見がなあ、ある意味ちゃぶ台返しですから。もちろん、あれは少女の負担を減らすためにわざとああいう風に振舞ったんだという見方もありますが、そうするとあまりに浅くなってしまう気がして安易に組する気にもなれない。
 幸いまだまだ上映が続くようですが、これ以上何度観ても映画館での理解は無理という結論に達し、広瀬すず出演映画としては少な目の3回にとどめ、あとはブルーレイ発売を待ちます。原作ならともかくノベライズを読むというのもいまいち気がすすみませんので。
 とりあえず今日のところは、広瀬すずの素晴らしい表情演技に8点。今まで観たことがないようないろんな表情を観れたことで自分的には、ある意味満足してるのですが
rhforeverさん [映画館(邦画)] 8点(2017-09-20 19:09:28)
5.《ネタバレ》 うん。よく出来てます。及第点はやれる。が、それだけに真相は曖昧にして欲しくはなかった。私はミステリー要素だけに集中して見てたんで「おっ、これはいよいよ◯◯◯◯真犯人か?」と思ったが。市川実日子は相変わらず硬い役が似合っている。広瀬すずは笑わん方が美人。原作もの大流行りの中、オリジナル脚本で勝負する是枝監督はもっと評価されて良い。
ぴのづかさん [映画館(邦画)] 7点(2017-09-20 15:52:25)
4.《ネタバレ》 難解、あまりにも難解だ。
鑑賞後解説サイトを読んでなんとなく理解したが、
納得はいかない。結局この映画は何を伝えようとしたんだろう。

法廷の腐敗?
聖書的神話?
それともただのサスペンス?

鑑賞者に委ねる作品、
それもいいけどなんだか焦点が定まっていない感じがした 。

蛇足だがこの監督のタイトルのネーミングセンスは相変わらず飛び抜けてる。
鈴木さん [映画館(邦画)] 6点(2017-09-19 22:18:52)
3.おもしろかったです。 あっという間の2時間でした。 まず、ストーリーそのものがおもしろく、スクリーンに釘付けになります。 しかしながら、展開の遅さにちょっとイラつきます。 まあ、これは是枝監督のいつもの手法ですかね。 所々の細かい演出(重盛の娘の泣く演技、三隅のもったいぶったしゃべり、などなど)が、何か意味があるのかと思わせます。 あざといながらも、接見室の鏡面演出なども見事でした。 終わってみれば、テレビの2時間サスペンスの豪華版程度の作品かなあ~、って感じでした。
ミスプロさん [映画館(邦画)] 7点(2017-09-14 23:29:20)
2.《ネタバレ》 スターに対しても容赦のないロー・キーの画面設計。福山雅治をはじめ、『海街diary』で明朗な照明を当てた広瀬すずに対しても
表情の側面には常に暗い陰を落とす。福山に関しては窓を背にした逆光のポジションが圧倒的に多く相貌も定かでないが、
その分、眼に宿るアイライトの強度が印象深い。
メリハリのついた明暗のコントラストによって単調かつフラットになりがちな法廷劇の画面を引き締めている。
次第に境目を失う接見室の鏡面の用法も定石通り。

判決後、法廷を出て夕陽のオレンジを浴びる福山の背後で裁判所は真っ黒に潰れる。
熊井啓『日本列島』の黒い国会議事堂のように。
ユーカラさん [映画館(邦画)] 6点(2017-09-13 23:24:52)
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【点数情報】

Review人数 61人
平均点数 6.33点
000.00%
100.00%
211.64%
311.64%
434.92%
5914.75%
61524.59%
72236.07%
81016.39%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.75点 Review4人
2 ストーリー評価 5.60点 Review5人
3 鑑賞後の後味 5.00点 Review5人
4 音楽評価 5.75点 Review4人
5 感泣評価 4.75点 Review4人
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