283.こういう時系列を入れ替えた演出は好きだし、配役も良い感じでフィットしている。オープニングもカッコいい。 ただ、オレンジが全然死の淵を彷徨うほどの重体には思えなかったのが残念で致命的なほど。 全体としては引き込まれるほどではないが、映画を楽しむことはできます。しかし終わった後疲れが残りました。 【さわき】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2018-10-08 17:39:48) |
282.出世作の『パルプ・フィクション』同様、会話主体の面白さに気付かないと置いていかれる。宝石強盗のシーンは一切描かず、ほとんど廃工場の中で展開される様は演劇そのもの。しかし、次々決めていくスタイリッシュなカメラワークの数々と、時系列に囚われない編集、選曲の数々によって、ミニマムさ、安っぽさは感じられない。特に本編とは無関係の無駄話はリスキーでしかないのに、あえて使うことでアウトローたちの人間味を面白おかしく引き出していることがタランティーノの才能であり、強みだろう。要するに噛めば噛むほど味の出るスルメみたいな作品。 |
281.《ネタバレ》 初めて観た時にはオシャレな映画で、新しい映画の楽しみ方を教えてもらった記憶があるのですが、時が経って改めて観てみると、それほどのこともなかった感じです。この映画以降に似たようなシチュエーションの映画が増えて見慣れてしまったからそう思うのかもしれませんが。 【いっちぃ】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-11-19 16:01:25) |
280.ティム・ロスも含めて、キャスティングが多いのですが、特にカッコいいキャラもなく、立っているのも居ないのですが。途中まで面白い設定でワクワクしたのですが、残念。倉庫の中でのやり取りは緊張感があって良かったです。ただ内容はつまらんです。 【SUPISUTA】さん [DVD(字幕)] 3点(2016-08-13 22:11:49) |
279.《ネタバレ》 警察の回し者がいる。許せない殺してやる。そんな倉庫と回想の自滅までの物語。 血まみれの男。サイコ野郎。自分の身元を話ちまった奴。ダイヤの場所を知ってる奴。ボスの息子。拉致られた警察。 無駄話と冗談の中にある緊張感と一瞬で終わる銃撃戦。なにやら更によからぬ事が起きそうな雰囲気。 誰かが誰かを今にも殺しそう。そんな一秒先もわからない映画でした。 でも雰囲気にあまり入れなかったのは僕にセンスがなかったからか。これは映画館で見たかったなぁ。 【えすえふ】さん [ブルーレイ(吹替)] 6点(2016-03-06 12:17:53) |
278.撮り方とか雑談のシーンなど独特。ラストの緊張感はとても印象的だけど、何度も観たい感じではないかな。 【noji】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2015-10-11 17:58:16) |
277.《ネタバレ》 この緊張感あふれるカッコいい雰囲気を映画に出来る、やはりタランティーノは別格なんだなと感じました。役者陣の演技も素晴らしかったです。特にブロンドの潔白を語るエディの演技は圧巻です。 【HARD PUSH】さん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2015-09-17 18:05:48) |
276.パルプフィクションのきっかけになった映画といえば納得です。全体的にもスタイリッシュでクールさと渋さが同居しています。なかなかの通好みな映画。。銀行強盗の映画なのに銀行強盗のシーンを全カットしている監督のセンスも恐ろしく洗練されています。ただしです、、 やたらと長いマドンナの与太話や意味不明としかいいようがないMr.ブロンド/ヴィック(マイケル・マドセン)とナイスガイ・エディ/エディ・カボット(クリストファー・ペン)らがじゃれ合うシーン、Mr.オレンジ/フレディ(ティム・ロス)がしきりに繰り返す屋上での練習シーンなどなど、「要らないでしょソレ?」といったシーンも結構多いです。おかげで短い映画(100分)なのにやたらと長く感じてしまいました。 個人的には上記の不要であろうシーンをカットして90分にシェイプしても良かったのではないかなと感じます。154分のパルプフィクションは長さを全く感じさせなかったことを考えると、、やはり本作は冗長だったといわざる得ないでしょうか。でも三人でトランクを開けるシーンや、Mrブロンドがカミソリを持って踊るシーン、Mrピンク(スティーヴ・ブシェミ)やMrホワイト(ハーヴェイ・カイテル)らが銃を乱射して逃走するシーンなど、激シブなシーンも多かったりもします。意外と評価が難しい、いや、評価が分かれそうな作品です。 【アラジン2014】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2014-09-03 13:31:00) |
275.《ネタバレ》 かっこいい。音楽も脚本も役者もすべてかっこいい。忘れられない映画。 |
274.《ネタバレ》 タランティーノの初期の傑作 久しぶりに見た 冒頭からくだらないオタク話が続いてチップを払うの払わないのと、どーだっていいぐだぐだな展開から一転して、オールドポップス「Little Green Bag」をバックにスローモーションでチームの紹介が始まるファーストシーンはめちゃめちゃクール 以降強盗シーンはまったく出てこないのに緊張感ある展開で先が読めない アクションシーンもほぼ無く、ぐだぐだなオタク会話が長く差し挟まれるも音楽の使い方などかなりクール 時系列がめちゃくちゃで最後まで見れば全体が見えて来る様になっている ラストもくだらなくて、あっと思うバカ展開から一転してギリギリの極限状態のままEND マジメにリアルってこのぐらいくだらないものかもしれないなと思わせる 狂犬達が集まって誰が強いか吠え合って威嚇しまくりの犬の群れ、タイトル通りの「Reservoir Dogs」そのものである クールとしかいいようがないがいかんせん、ぐだぐだなオタク話が長過ぎる まぁ次作がパルプ・フィクションだからしかたがないか 【にょろぞう】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2014-05-21 13:12:26) |
|
273.《ネタバレ》 贅肉を削ぎ落した展開は素晴らしい。。が、特に面白い話でもない。 見せ方が良いので飽きはしない。 最後のドンチャンの後に物陰から出てくるピンク、あの場面は滑稽でコントみたいだった。 【afoijw】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2014-02-14 21:52:34) |
272.延々と続く音楽談義に続き、中年のおっさん達がぞろぞろと歩く様を恐ろしい程かっこよく捉えたタイトルバック、そして、肝心の強盗場面はまるまる端折られ、本編の舞台にいきなりジャンプするという奇抜な構成。現在の目で見れば当たり前に感じられることも、製作当時においてはすべてが斬新でした。本作の軸となっているのは70年代風のクライムサスペンスなのですが、そこにスプラッタ映画並みの強烈なバイオレンスとユーモア溢れるセリフ回し、そしてセンスの良い音楽など多くの要素を絡めることで、独特の味わいを出しています。タランティーノは本作でとにかくいろんなことをやっているのですが、それら雑多な要素を闇鍋状態にすることなく、ひとつの作品としてまとめてみせたという点が、彼の天才たる所以です。。。 本作が公開された時期は、私が映画を意識しはじめた頃でした。そのため、本作に対する世間の反応もギリギリ覚えているのですが、公開当時、本作はその暴力性のみがクローズアップされていたという記憶があります。構成の奇抜さや、独特のセリフ回し、洗練された楽曲センス等が評価されるのは94年の『パルプ・フィクション』からであり、本作については、新人監督が低予算・ノースターで作り上げた物凄いバイオレンス映画という認識にとどまっていたと思います。実際、本作に賞を与えたのは世界中でゆうばり国際ファンタスティック映画祭のみであり(これを恩義と感じたタランティーノは、後に『キル・ビル』で夕張の名を冠したキャラクターを登場させています)、この時点でタランティーノの真の実力を認識できていた人はごく僅かでした。まさに、当時としては規格外の傑作だったというわけです。 【ザ・チャンバラ】さん [DVD(吹替)] 8点(2014-01-08 01:00:38) |
271.《ネタバレ》 タランティーノ最初の傑作映画。 シンプルなストーリーを複雑に混ぜ合わせ、パズルを組むように謎が解けてくる面白さがストレートに伝わってきた。 ファーストシーンのタランティーノ特有の長回し。 ウィットに富んだセリフで始まり、黒服の男たちが勇み足で出て行く魅せるオープニングに繋がる。 その後は無意味な会話が長すぎたりしてダレる箇所も幾つかあるが、要所要所で強烈に魅せつける場面も多かった。 それがかったるい字幕なしで再見したら、不思議と退屈せずに楽しむ事ができた。やはりこの手の映画は字幕なしに限る。ハワード・ホークスの傑作「ヒズ・ガール・フライデー」とか。 さらには犯罪者と警察、強盗の犬と警察の犬たちの会話を挿入していく話の厚み。 初期のタランティーノはこんなに情があったのかと改めて感心した。 会話で説明しすぎな場面も多かったが、想像力が膨らむ巧みな長回しはグッド。 刑事としての使命感を背負いつつ、犯罪者として容赦なく「役」を演じなければならない葛藤・・・ラストシーンの壮絶さも手伝い、中々見応えのある作品となった。キューブリックの「現金に体を張れ」を思い出す見事なジグソーパズル。 俺としては後年の「ジャンゴ-繋がれざる者」や「トゥルー・ロマンス(トニー・スコット監督)」「イングロリアス・バスターズ」の方が好みだが、やはり完成度ではこの映画が一番だろう。 【すかあふえいす】さん [DVD(字幕)] 9点(2013-12-24 13:14:34) |
270.タランティーノらしい映画ですね。マドンナ関係ないし・・・低予算で会話中心でしっかりと魅せる上手さはさすがです。 【東京ロッキー】さん [DVD(字幕)] 8点(2013-11-02 13:18:54) |
269.なんてかっこいい映画なんだろうか!ストーリーのテンポ感、繰り出されるバイオレンス、時系列操作のキレ、心を深くえぐるオチ…何度見てもかっこ良さに酔いしれてしまいます。私は鬼才タランティーノの最高傑作だと思います。 【カニばさみ】さん [DVD(字幕)] 9点(2013-08-15 23:46:51) |
【パプキン】さん [DVD(字幕)] 10点(2013-03-06 22:25:37) |
267.タランティーノ監督の映画はくせがあって、映画によって好き嫌いがはっきり出るのですが、これは楽しめました。たしかに、グロいところと、下品な会話が目に付くけれど少なくとも初期の映画を撮ろうとしている感じと、なんか違うセンスがある。 【min】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2013-02-25 21:10:22) |
266.タランティーノが監督した作品を観るときに心掛けないといけないのは、その作品をタランティーノがオナニーしているときに観ているAVだと思うこと。つまりタランティーノのタランティーノによりタランティーノのための作品だということを理解するってこと。面白いかは、タランティーノと好みが一緒で同じタイミングでイケるってことが大前提。 俺はこの作品ではイケなかった。イングロリアス・バスターズとパルプ・フィクションはイケたんだけどね。 【amier】さん [DVD(字幕)] 6点(2013-01-30 02:22:26) |
265.よくできてる。映画には無駄がなく巧妙に伏線が張ってあるのですが、タランティーノはわざと意味のない無駄なシーンをいれています。これによりなんともいえない臨場感、リアリティが生まれるのです。 【承太郎】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-01-28 00:20:44) |
264.冒頭、テーマソングが流れるまでの格好良さと、ラストが好き。オレンジ(ティムロス)の切なさ。。。 【おれおれ41】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-01-27 23:02:40) |