245.《ネタバレ》 これから行かれる方は大画面の劇場をお勧めします。
ルーカス映画にある中だるみが全くなくさすがに最終章なんだと感心し、
2番目に好きな作品となりました。
1番はやはり大逆転の帝国の逆襲です。
オープニングから面白く飽きることはありません。
特にR2D2のかわいらしくもマヌケな活躍(エレベーターでの)は見事。
一番好きなシーンは後半の皇帝VSヨーダ。
舞台の見せ所がまるで歌舞伎のせり上がりのようで面白い。
詳しくは書きませんがあんなものを投げるパルパティーンはいったい(爆)
シリーズ中最古参のキャラですが(ロボ&CG&かぶりものは除いて)
独特な位置づけが面白く気に入っていたので大活躍?な本作は満足です。
エピ4では皇帝は違う役者さんだったんでしょうか??
クワィ=ガンジンのことにも最後にふれていましたし、
シスの歴史の悲劇が語られていましたが、
師匠を倒した裏切り者の正体はやはりこいつですかぁ・・???
(それならば歴史はジェダイの復讐(帰還)で繰り返されるということ)
展開が速いのでまた観に行って確かめようかと思いました。
CG映像美は全作の中でもちろん1番で前作より数段違和感なしです。
ほとんどのキャラが登場しますのでファンにはたまらないと思います。
大事な終わり方なんですが品よく大人向け。
救いのないストーリーですが最後の〆はジェダイの帰還(復讐)を超えています。
「天地創造」みたいな雰囲気です。
ああその前がもったいないかな・・
実は自分の中で帝国の逆襲を超えるまでにはいたらなかったのが、
ベイダーの心の葛藤なのです。
エピ2から続けてジェダイの中で浮いていたアナキン。
愛のためとはいえ暗黒面に落ちるまではよく伝わります。
が・・救えなかった瞬間の怒りがあっさりしすぎ。
ああ、無情のように行き場のない怒りを感じさせてほしかったです。
ただしこの映画には特別な魅力があります。
やはり歴史を逆行させるという妙味です。
すでに知っている未来と辿ってゆく過去。
観終わった後にエピ4がすぐに観たくなりました。
でももう少し置いてから・・
エピ3のラストとエピ4のオープニングでは、
少し年月がたちすぎて違和感があると思いますので・・
ロードオブザリングもそうでしたが、
続き物は終わってみると寂しいものです。
SF大河ドラマを見終えたような後味があります。