ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリーのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。4ページ目

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ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー

[ローグワンスターウォーズストーリー]
Rogue One: A Star Wars Story
2016年上映時間:133分
平均点:7.09 / 10(Review 96人) (点数分布表示)
公開開始日(2016-12-16)
公開終了日(2017-04-27)
アクションSFアドベンチャーファンタジー戦争ものシリーズもの
新規登録(2016-05-03)【DAIMETAL】さん
タイトル情報更新(2023-04-09)【TOSHI】さん
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監督ギャレス・エドワーズ〔監督〕
助監督サイモン・クレイン(第二班監督)
演出サイモン・クレイン(再撮影時のスタント・コーディネーター)
キャストフェリシティ・ジョーンズ〔女優・1983年生〕(女優)ジン・アーソ
ディエゴ・ルナ(男優)キャシアン・アンドー
アラン・テュディック(男優)K-2SO
ドニー・イェン(男優)チアルート・イムウェ
チアン・ウェン(男優)ベイズ・マルバス
ベン・メンデルソーン(男優)オーソン・クレニック
フォレスト・ウィテカー(男優)ソウ・ゲレラ
リズ・アーメッド(男優)ボーディー・ルック
マッツ・ミケルセン(男優)ゲイレン・アーソ
ジミー・スミッツ(男優)ベイル・オーガナ
ベン・ダニエルズ(男優)メリック将軍
ファレス・ファレス(男優)ヴァスパー議員
ダニエル・メイズ(男優)ティヴィック
フランシス・マギー(女優)灰色の反乱軍
ジェラルディン・ジェームズ(女優)ブルー3
ネッド・デネヒー(男優)囚人(ノンクレジット)
ギャレス・エドワーズ〔監督〕(男優)反乱軍の兵士(ノンクレジット)
ライアン・ジョンソン(監督)(男優)帝国軍の技師(ノンクレジット)
ジェームズ・アール・ジョーンズダース・ベイダー
アンガス・マッキネスゴールド・リーダー
トニー・ギルロイ反乱軍のフライト・コントローラー(ノンクレジット)
加瀬康之キャシアン・アンドー(日本語吹き替え版)
根本泰彦チアルート・イムウェ(日本語吹き替え版)
三上哲[声優]オーソン・クレニック(日本語吹き替え版)
伊藤和晃ターキン総督(アーカイブ映像 / CG)(日本語吹き替え版)
立木文彦ソウ・ゲレラ(日本語吹き替え版)
桐本拓哉ボーディー・ルック(日本語吹き替え版)
田中正彦ゲイレン・アーソ(日本語吹き替え版)
てらそままさきベイル・オーガナ(日本語吹き替え版)
さとうあいモン・モスマ(日本語吹き替え版)
星野充昭メリック将軍(日本語吹き替え版)
樋浦勉ラダス提督(日本語吹き替え版)
秋元羊介ドドンナ将軍(日本語吹き替え版)
金尾哲夫ジェベル議員(日本語吹き替え版)
楠大典ダース・ベイダー(日本語吹き替え版)
岩崎ひろしC-3PO(日本語吹き替え版)
林真里花ライラ・アーソ(日本語吹き替え版)
出演ピーター・カッシングモフ・ターキン(アーカイブ映像 / CG)
キャリー・フィッシャーレイア・オーガナ(アーカイブ映像 / CG)
原作ジョージ・ルーカス(キャラクター創造)
脚本クリス・ワイツ
トニー・ギルロイ
音楽マイケル・ジアッキノ
ジョン・ウィリアムズ[音楽・1932年生](テーマ音楽)
編曲ブラッド・デクター
ウィリアム・ロス〔編曲〕
ティム・シモネック
撮影グレッグ・フレイザー
製作キャスリーン・ケネディ
配給ウォルト・ディズニー・ジャパン
美術カイル・クーパー(タイトル・デザイン)
編集ジョン・ギルロイ
字幕翻訳林完治
スーツアクターアンソニー・ダニエルズC-3PO
その他ティム・シモネック(指揮)
ブラッドリー・ジェームス・アラン(スペシャル・サンクス)
デイヴ・フィローニ(スペシャル・サンクス)
キャリー・フィッシャー(スペシャル・サンクス)
ライアン・ジョンソン(監督)(スペシャル・サンクス)
サイモン・キンバーグ(スペシャル・サンクス)
フィル・ロード(スペシャル・サンクス)
クリストファー・ミラー[監督](スペシャル・サンクス)
あらすじ
遠い昔、遥か彼方の銀河系で・・・。時代はエピソードⅣの少し前。帝国軍はデス・スターの完成を急ぐため、逃亡した開発の中心となった科学者ゲイレン・アーソを探し出し連れ戻す。妻が殺されたが娘のジンは難を逃れる。ジンはやがて反乱軍の戦士となるが、その反乱軍も一枚岩ではなかった。デス・スターが完成間近となるが、ゲイレンはその弱点を逃亡したパイロットに託す。だが、攻撃するにはデス・スターの設計図が必要だった。反乱軍は、ジンやはぐれ者で構成するチーム「ローグ・ワン」に設計図の強奪を託す。ローグ・ワンは設計図を手に入れて「新たなる希望」へつなげることが出来るのか・・。
ネタバレは禁止していませんので
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36.《ネタバレ》 自分は「スピンオフ」というのはあまり好きじゃない。映画はやっぱりその作品内で完結するほうがいいし。だから、マーベルとかの最近の展開はあまり歓迎していない。というわけで、「ローグワン」もあまり期待しないままというかネガティヴな先入観のもとでの鑑賞でした。で、鑑賞後の感想は、「好きじゃないけど、悪くない」というものでした。「好きじゃない」部分は、やはり自己犠牲モノになってしまっていること。「大義のために死ぬ」ことを美談として感動的に描くこと自体、好きではないし、この作品では命を賭けてまで取り組んだミッションへの動機が弱いので、なおのことその死への盛り上がりに頼っているように見えてしまう。別に1人くらい生き残ったっていいんじゃないかと思うんだけどなあ。逆に「悪くない」というのは、おなじみのスターウォーズの世界のなかで、今作限りのオリジナルキャラクターたちが出会い、チームを作って、戦う、という一連の流れが思ったよりよかったこと。EP7ですら、ハンソロやチューバッカの存在感は大きかったし、EP1-3だったらヨーダやオビワンらの存在が物語の軸にあった。この作品でも、ダースベイダーなんかも出てくるけど、あくまで「ゲスト」扱いに徹して、物語の軸は、ローグワン部隊とあの中間管理職のクレニックのあいだの戦いにあったのがよかった。というわけで、スピンオフの利点をそれなりに活かしながらも、結局はその設定先行によって残念な展開になってしまった、という感じ。
ころりさんさん [映画館(字幕)] 6点(2017-01-05 00:09:34)
35.SWだから、またもや農道を飛ばして成田のIMAXへ

感想としては、「悪くは無いんだけど・・・」と言う言葉しか出てこない

もう慣れたからなのか、演出力が足らないのか解らないが
ダースベイダーはもっと圧があり堂々としていたと・・・思う
スターデストロイヤーはもっと恐ろしいほどデカかったと・・・思う

SWのサブストーリーとしては
帝国軍と反乱軍そしてローグワン隊の関係の薄さ(あの動機付けであそこまでやる?)
とても変な所に保管してある設計図(盛り上げるためだけの保管所)
ラスト、小賢しく騒いだ反乱軍を倒すために、あそこまでの攻撃をした帝国の不自然さ(味方も全滅)

などなど、?が頭の上に結構出た作品でした

SWだから甘い点だが出来としては普通かな
あと、以外に3Dの効果に乏しい、2D字幕版がオススメです
カーヴさん [映画館(字幕)] 6点(2017-01-04 15:18:16)
34.《ネタバレ》 「良いか悪いか」と聞かれたら、「これはスピンオフなんだから、もちろん良い」と答えるよ。 でも、「好きか嫌いか」と聞かれたら、残念ながら「好き」とは答えられないなぁ。
主要登場人物全員死亡の自己犠牲物語にするんなら、「共に戦う者たちのため」ってところを前面に押し出してもらわないと! そう考えると、(結局戦いには参加するものの)戦う前に諦めちゃってる反乱軍の描写は絶対不要だったと思うよ。 それを見せられちゃうと、一番肝心な主人公が信じてるものが「仲間」ではなく「自分の父親」ってことになっちゃうもん。
…そうか、だから「ジン」の最後より、「K-2SO」の最後にグッときたんだ…。
チャップリ君さん [映画館(吹替)] 6点(2017-01-04 09:33:05)(良:1票)
33.SWシリーズを初めて映画館で観ましたが、これはあまり面白くなかったです。これまでのシリーズのように、魅力的なキャラクターもいないし、シリアスなアクション映画になっていて映画の出来は悪くなかったのかもしれませんが、ザ・スターウォーズを観るつもりでいた私には残念に感じました。Ep8に期待したいと思います。
ぽじっこさん [映画館(吹替)] 6点(2017-01-03 17:05:36)
32.《ネタバレ》 IMAX®3Dで鑑賞してきました。(IMAX2Dで鑑賞したいのですが、3Dしか上映していなかったので)
3D鑑賞はアバター以来だったのですが、3Dの違和感は小さくなっており、比較的落ち着いて鑑賞できました。(ただ、個人的には3Dメガネをかけること自体が少し違和感感じてしまうんですよね…。)
スターウォーズ作品は過去作概ね鑑賞済みで大まかなストーリーは把握していますが、特に思入れはありません。ただ、今作は評判良く劇場で鑑賞しようと思い立ちました。実際鑑賞して、スターウォーズ作品では1番の出来だと思います。
前作(フォースの覚醒)は、前半の高揚感からの終盤に向かっていくにつれ残念になる出来(ダースベイダー擬き)。今作は、前半少しもたつくけれど、後半はスピード感あふれる戦闘シーンは圧巻で、しっかりエピソード4へ繋がってくれます。分かっているけど、分かっているからこそ、厳しくなるラストをよくこれほどうまくまとめてくれました!という感じです。
ドニー・イェンの盲目の剣士がカッコよすぎる…ホント座頭市そのもので、もっと見ていたかったなぁ。ちょっと気になったのは、反乱軍が完全にテロリストみたいになっている事です。
はりねずみさん [映画館(字幕)] 7点(2016-12-31 15:12:23)
31.ターキン総督とレイア姫の登場を見ると、もはや映画で出来ないことはないなと思うが、確かこの方面のCG使用には厳しい制限があったはず。今回はそれをクリアしての事だろうと推測する。映画自体について言えば前半は展開ももたつきなかなかノリが悪かったが、後半になるにつれて尻上がりに面白くなった。一言で言えば「デススターの設計図を盗む」と言う事がいかに大変であったかと言う事だろう。ギャレス・E、確かにゴジラよりははるかに良い仕事をしています。
ぴのづかさん [映画館(字幕)] 7点(2016-12-30 11:19:53)
30.《ネタバレ》 スターウォーズ好きの親とスターウォーズマニアの小学生の2人で吹替え版を見てきました。
私が一番驚いたのは、ターキン総督を演じるピーター・カッシングは20年前に死んでいるのに、普通に出演していたことと、ラストシーンで一瞬登場するレイア姫の顔が若いころのままだったこと。どういう仕掛けなのかと、家に帰ってまず調べました。気になる人は自分で調べてください。
映画の前半は、映像もストーリーも暗く、なじみのある人物がターキン総督以外に出て来ず、登場人物がどれも魅力のない人ばかりで、いろんな星が出てきて、わけがわからなくなり、見ていてあまり楽しくありません。うちの息子はスターウォーズの書籍を熟読しており、映画も反乱者たちもクローンウォーズも見ているマニアですが、それでもついていくのが大変だったと思います。
後半は激しい戦闘シーンが続き、人がたくさん死んでいきます。笑えるような救いのあるシーンは皆無で、上映時間も長いし、子ども向きではないと思います。前の席にはどうみても幼稚園の子どもがいましたが、明らかに場違いだったと思います。上映前の予告編でも、子どもには見せたくないような性的なシーンのある映画の予告をしていましたし、吹替え版とはいえ、子どもを連れて行くのは注意が必要です。
この映画に出てくる人たち、のちのエピソードには出て来ないよな~と思いながら見てたら、最後にはみんな死んじゃうんですね。エピソード4以降に出て来ないはずです。息子も見終わって一言「みんな死んじゃったね」と言ってました。
ストーリーはエピソード4に直結するので、エピソード4を忘れちゃったり未見の人は、エピソード4を見てから行くべきです。
内容的には、一般受けをねらった作品ではない、マニア向けの重たい作品です。このサイトはマニアが多いのか、点数が高いですが、楽しくスターウォーズを見たい人には不向きだと思います。
主役は、エピソード7と同じように、たくましく生きる若い女性です。レイアやパドメのように、女性が若くて美人でいつもきれいに着飾っていてお飾り的要素だった路線は、ディズニーになってから完全に脱したなと思います。ですが、前にも書いたように、どの登場人物も魅力に乏しく、誰にも感情移入できません。エピソード4の栄光の陰には、数多くの無名の人々の犠牲があったみたいな感じの映画です。
チョコレクターさん [映画館(吹替)] 6点(2016-12-29 23:49:09)(良:2票)
29.《ネタバレ》 ベイダーが出てくるのは周知の事実で、ターキンあたりまでは想定内。が、そこにモン・モスマやベイル・オーガナ、R2&3PO、そして彼女までが! これだけでもマニアには感涙ものだが、本作、この同窓会気分はあくまでおまけで、しっかりとした重厚なドラマが据えられていて見応え充分。これまでにないハードな路線で、良い意味で裏切られた。出てきたときは‟かわいげのないドロイドだ”と思っていたが、まさか彼に泣かされるとは・・・。前半が説明シーン過剰で混乱したり、スターデストロイヤーがなんかおもちゃっぽかったりと減点個所も多々あれど、スターウォーズはやはり甘めの採点。ちなみに最大の減点はA iong time ago~からの肩すかし。
ふじもさん [映画館(字幕)] 9点(2016-12-29 12:19:30)
28.《ネタバレ》 歳がばれてしまうが、正直に書こう。名作の誉れ高いEp.IV&Vは公開時はまだ幼くて封切時に劇場には行っておらず、後になってテレビ放送かレンタルビデオ(!)でチェックした。ということでSWを劇場で観るのはEp.VIからかれこれ6作目になるのだが、今回初めてSWを映画館で観て面白いと思った。
ベイダーとルークの親子関係の設定は、本シリーズに“必然性”と“絆”という、物語の核となるものを持ち込んだ半面、宇宙を舞台にした戦争を単なる親子喧嘩に矮小化するという悪い側面もあったと思う。その点、スカイウォーカー親子どころか、フォースにすらほとんど関係のない人物を主人公に据えたこの作品によって、ようやくこのシリーズの世界感をぐっと広げることができたという面で高く評価したい。
旧作にはなかった、反乱軍評議会での自己保身やエゴの噴出や、ヒーロー役の人物による戦う大義の吐露なども、現代の映画らしく深みがあり、大人の鑑賞にも耐えるものになっている。
最近の作品でSWシリーズに飽きてしまった中年のあなたにお勧めの一本です。
Northwoodさん [映画館(字幕)] 9点(2016-12-27 00:38:09)(良:2票)
27.《ネタバレ》 気分は冬休みなので、ローグ・ワンを観に行って来ました。
記念すべき第1作のEP4より少し前(せいぜい数日前か)の話で、デススターの設計図を入手するための戦いです。
ある意味呆気ない終わりであったデススターの弱点の謎が明かされており、EP4にちゃんと繋がっているところは流石ですね。




---ネタバレあり‐‐‐
主役級は、ハッピーエンドで終わ事が多かったシリーズですが、全員死亡にはビックリした。
ハッピーエンドが好きな私としては、少しショックです。
あきぴー@武蔵国さん [映画館(字幕)] 8点(2016-12-26 23:52:02)
26.《ネタバレ》 雑多な種族が往来する街のシーンが二度ほどあるのだが、こういうシーンは美術セットやメイキャップの見せ場だろうに、
画面上は単に粗雑で目まぐるしいモブシーンでしかない。人物の対話シーンとなると、浅い深度のカメラによって後景はほとんどボケボケである。
折角のデザインスケープならば、その仕事を観客によく見せてあげればよいのに。美術の手抜き仕事を隠している訳じゃあるまい。

CG特撮を駆使したロングショットの奥行きとの落差が際立ってしまうわけで、そうした画面の単調さもドラマの足を引っ張る。
その観点では、ルーカス版よりは『帝国の逆襲』のカーシュナー版のスタイルであり、『GODZILLA(2014)』と同じ傾向である。
落胆させられるのは、いよいよクライマックスに向かいフェリシティ・ジョーンズに賛同してディエゴ・ルナらが集結するのだが、
彼の背後の仲間たちにもほとんどピントを合わせないことだ。
これは彼らの物語ではないのか。
カルチュラルスタディーズ的にもよく語られるこのシリーズ。この人種配置とrogue stateを連想させずにおかないこのタイトルなら、
彼ら一人一人の表情にもしっかりフォーカスしなければならぬのではないかと思うが。
このような細部こそ疎かにして欲しくない。
ユーカラさん [映画館(字幕なし「原語」)] 6点(2016-12-25 15:03:52)
25.《ネタバレ》 ★本編とはずれたサイドストーリーなんて面白くないかな、と思ったけど、面白かったです。っていうか、この話って結構「サイド」じゃなく本筋に重要につながってます。第一ここまでの活躍があるんだったら、「スパイが盗み出した設計図」じゃなくて主人公(ルークとか)がやっててもおかしくないストーリーです。★まあルーカスの「本編」があくまで「荒唐無稽なおとぎ話」であるのに対し、こちらはしっかり「ドラマ」してるので。どちらが良いとは言えない、キッチュである意味能天気なバートン版バットマンがいいという人も、暗くて重厚なノーラン版がいいと言う人もいる。ただやっぱりルーカスは脚本はだめかな(^^ゞ★しかし、「9部作」ばかりクローズアップされるのでなく、こういう展開のしかたもあるな、とは認識。スーパーヒーローもののように、あまり風呂敷広げるとその存在自体どうなのよ、と突っ込みなることもないし。★本編ではほぼ、「ただ丸いだけ」だったデス・スターが大(中?)活躍なのがよかった。詳しくは分からないが、何十%かの限定出力で都市を1個壊滅、だけでなく、周り数百?kmまで衝撃波(「地殻津波」を思い出した)が襲う恐怖。★設計図奪取作戦がちょとごちゃごちゃしすぎだったか。反乱軍本体が茶々入れてこなければ、ひょっとして隠密のまま盗み出せてたんじゃないの?とか。設計図が銀河文明で物理的な光ディスクかよ、ってちょと笑っちゃったが、まああの世界観にオタクハッカーは似合わないしまあいいかと。★そしてヴェイダー卿の圧倒的強さ。まあ本編では戦ってた相手がジェダイばっかだったからしょうがないが、やっぱりパンピーじゃ勝負にならないよ、とやりたい放題蹴散らしてく様はやっぱりかっこいい。★そしてラストのあの人。感動もしたけど、それより思わず「一将功成りて万骨枯る」という故事がアタマに浮かんでしまいました。まあそのおかげでEP4の勝利につながったんだから、無駄ではないんですけど・・・それにしても反乱軍、死屍累々・・・
wagasiさん [映画館(字幕)] 8点(2016-12-25 10:53:42)
24.《ネタバレ》 作りは非常に重厚、人間ドラマの厚みについても(前半の説明的な展開を除いて)申し分なし、ベイダー卿の冷酷な強さの描写も文句なしにかっこ良かった(ジェイムズ・アール・ジョーンズが引き続き担当していたのが本当に嬉しい)・・・一言でいうと、この『ローグ・ワン』という作品を「単独で」評価するなら、非常に良くできたSF映画と言えると思います

・・・しかしそれでも、あるいはむしろそのような「重厚さ」のゆえに、僕自身は「ルーカス時代の6部作」を基準に考えた際に、ある一点だけについては、ある種の「違和感」を拭い去れません。

それを一言でいうなら、ルーカス時代のSW作品に存在した、ある種の「軽さ」が、この『ローグ・ワン』には(そしてもしかしたらエピソード7にも)欠けていると思えてならないのです。

その「軽さ」をより詳しく言うと、「おとぎ話・ファンタジー的な軽さ」ということになりかもしれません。

僕自身の感想を言うと、ルーカス自身が制作に関わっている時代のスターウォーズを仮に「正典」と捉えるなら、「主要なスターウォーズらしさ」の一つとして「汗臭さを全く感じさせない非現実感」が挙げられると思うのです。

そのような「非現実感」を、必ずしも評価しないファンがいらっしゃるのは事実ですし、それを否定するつもりも全くありません。

ただし個人的に、今現在もこれだけのファンをスターウォーズが惹きつけ続けているのは、今自分たち(観客)が生きているこの時代や周囲の環境からは全く隔絶した、人間の体臭を全く感じさせない浮世離れした物語があるからこそ、という側面もあると思うのです。

それを言い換えるなら、観客が思い思いに「遠い昔、はるか彼方の銀河系で」の物語を、好きなように想像して鑑賞することができるのも、この「非現実感」があってこそ、という気がするのです。

そのような(いちSWファンである僕自身から見て決して見過ごしてはならないと思える)軽さが全く感じられないこの『ローグ・ワン』については、「エピソード3と4をつなぐ重要なピースの一つ」という意義や、あるいは作品自体の力の入りようとクオリティの高さを決して認めない訳ではありませんが、それでも「これが本当にスターウォーズか」と言われると個人的には素直に「そうだ」と断言できないものを感じさせるのです。

それは(非常に厳しい、あまりフェアではない指摘であるのは承知の上であえて言わせてもらうと)ラストシーンの、それまでさんざん重厚な(まるで現代の中東における対テロ市街戦を彷彿とさせるような)「リアル」な戦闘を描写した上で、デススターの情報を受け取るレイア姫が登場するシーンに顕著に表れていると思うのです。

このたったワンシーンに僕が感じた違和感を、ある種の例えで一言で言うなら、「それまで夏目漱石ばりの純文学を読んでいたつもりだったのに、最後のワンシーンでその作品がハリー・ポッターのようなファンタジーだったことが判明した」といったものです。

それなりにスターウォーズを追いかけて来たいちファンとしては、このような「ルーカス版SW」が余り注目してこなかった「汗臭さ」や「リアルさ」を追求するのももちろん意義のあることではあるが、それでもその「ルーカス版SW」が持っていた「ファンタジー的軽さ」の要素は、できるだけ疎かにせず保持して欲しいと、どうしても思ってしまいます。
マーチェンカさん [映画館(字幕)] 8点(2016-12-25 01:25:24)(良:3票)
23.《ネタバレ》 鑑賞後、自宅に帰り着き、とっときの日本酒を開けた。そして、今作に登場したすべての“名も無き者たち”のために献杯を捧げた。

「スター・ウォーズ」の正史から離れた「番外編」として、最高の映画だったと思う。
「スター・ウォーズ」とは詰まるところ、“ジェダイ”という選ばれし者を描いた映画であり、ひいてはその中でも更に選ばれし血統である“スカイウォーカー一族”を描いた映画であったと言えよう。
しかし、それと同時にこの壮大なスペースオペラには、当然ながらおびただしい数の名も無き者たちの命が瞬いていたということを、この映画は熱く物語る。
善玉、悪玉問わず、持たざる者たち、名も無き者たちの意地と矜持に心が揺さぶられっぱなしだった。
そして、最強兵器による“絶望の炎”を“希望の光”に転じさせてみせた「英雄」たちの最期に涙が溢れた。


エピソード4のオープニングロールの映画化という報を聞いた時は、SWファンとして多大な興味を得た反面、番外編とはいえ果たしてSWシリーズの最新作として成立するのかという疑問符を拭えなかった。
オープニングロールで記された内容の映画化ということは、とどのつまり世界中総てのファンは“事の顛末”を知っているわけで、それはエンターテイメントとして非常に高い障壁になると思われた。
またSWの正史に登場するような大人物は描けないことも明らかで、必然的に地味な作品に仕上がることは避けられないのではないかと想像していた。

しかし、それは大きな見誤りだった。
“ジェダイ”がただの一人も登場しない今作が、こんなにも娯楽と感動に溢れ、しっかりと「スター・ウォーズ」として成立しているとは。
SWというスペースオペラの根幹を成すものは、“ジェダイ”でもなければ、“スカイウォーカー一族”でもなかったのだ。
ひたすらに「希望」という言葉を掲げ、勝利を信じ、広大な宇宙で瞬いた命の一つ一つこそが、SWをSWたらしめるものだったのだと思い知った。
そういう意味では、この映画こそが、最も「スター・ウォーズ」というタイトルに相応しい作品であるようにさえ思える。


この映画で主人公たちが得たものは、「勝利」ではない。
「きっと誰かに伝わったはずだ」という、本当に微かな、だけれども何よりも重く重要な「希望」だった。
かろうじて繋ぎとめたその「希望」を胸にして、彼らは“光”に包まれる。
あまりにも悲しく無慈悲なシーンである。
でも、彼らが成したことの「意味」を既に知っている我々は、そこにシリーズ最高のエモーショナルを感じずにはいられない。

「希望」は、持たざる者たち、名も無き者たちによって、文字通り一人ひとり継がれていった。
そして、無双そのものの“絶望の権化”による追従をすんでのところで何とかかわし、ついに「新たな希望」へと辿り着く。

そりゃあ、泣くしかないじゃないか。
鉄腕麗人さん [映画館(字幕)] 9点(2016-12-24 21:59:55)(良:1票)
22.《ネタバレ》 本流と違うというこだわりからか、オープニングが今までと違う形で始まりテンション上がらず・・・。あとは結局、魅力的な人物がいない。K2SOも今一つと思いました。R2D2やC3POを一瞬出す必要もないかと・・・。目立ったのは盲目の戦士チアルートくらいだけど、マトリクスリローデッドかと思うようなアクションでスターウォーズには・・・。スターウォーズといえば、やっぱりクロサワ映画・サムライの流れのほうが私にはしっくり来ます。ダースベイダーの最初の登場シーンもなんかあっさりでえー?という感じでした。作ればそれなりにヒットするであろうスターウォーズシリーズということなのでしょうが、作品を出しすぎるのも有難さが薄れるかなとも思います。もちろんラスト5分?くらいはかっこよすぎて気絶寸前でしたが。
jcross18さん [映画館(字幕)] 5点(2016-12-24 14:39:21)(良:1票)
21.《ネタバレ》 鑑賞後の率直な感想としては微妙だった。

反乱軍スパイによるデス・スター設計図の奪取ミッションを描いた、エピソードⅣの前日譚と位置づけられるスピンオフだが、
最新のVFX技術を駆使して40年前の作品の前日譚を描くというチャンレジは成功していると思う。
既視感のある宇宙船や登場人物そして音楽により、本シリーズの世界観が踏襲されているため、来年公開のエピソードⅧを
待ちきれないファンにとっては楽しめたと思う。

特にターキン提督やレイア姫のアーカイブ映像とCGを駆使した登場には驚かされた。まだ多少の違和感は否めないが、この手法がさらに進歩すれば、スピンオフ制作の自由度はかなり増すだろうと思われる。

しかし肝心なストーリーについては、特に前半は様々な登場人物や惑星を登場させるために、若干とっちらかった印象は否めず、
主人公ジンや「ローグ・ワン」チームの人物背景の掘り下げが浅いため、後半のおける彼らの自己犠牲に感情移入しきれなかった。
この辺りの受け止め方で本作の評価は変わってくるだろう。

スパイという設定が実際には「荒くれ者チーム」だったという微妙な設定変更に加え、これだけの英雄譚だったわけだからエピソードⅣで誰かが「ローグ・ワン」の活躍に言及するシーンがあればもっと感動もあったと思われるが(強いて言えばエピソードⅤのスノースピーダー編隊に名前が継承されてはいるが)この辺がこうした「後付けストーリー」の限界なのかもしれない。

とはいえ、特別出演?のあのアナキン君の成れの果て(特に最終盤の無双シーンは鳥肌モノ)が見られたので、及第点は付けさせて頂く。
田吾作さん [映画館(字幕)] 7点(2016-12-24 11:59:50)(良:1票)
20.《ネタバレ》 「スパイがデス・スターの設計図を手に入れた」本編ではたったの一行で流された出来事。その出来事を描いたのが本映画。スターウォーズをコンサートに例えれば、ルーク達を歌手(主演)としたら、こちらは裏方のお話。デス・スターの設計図奪取というサブ的なエピソードなので、本編の世界観を踏まえた上で、どれだけ捨て石となった人々の意地を描けるのか? がお話のキモ。これが意外といっては失礼ですが、「弁慶の立ち往生」も含め、お見事なお話でした。本編は伝統のお伽噺そのものですが、こちらは最近映画で流行のダークでシリアス路線です。本編との毛色の違いを出しつつも、新しいスターウォーズとして作り上げられた本作。その毛色の違いも含めて本編よりもこちらの方が好みです。あえてフォースを持たない人々を描くことで、逆説的に「生きようとする強い意志。その意志が生み出す奇跡」こそがフォースである。誰にでもフォースは宿っている、と語らせたことも見事。決してep7のように不思議パワーとしてのフォースは描かれていません。帝国軍やダース・ベイダーも恐怖の象徴として圧倒的な悪の存在感を醸し出しています。特にダース・ベイダーに関しては白眉。本編すべて含めても、シスの暗黒卿の恐怖すら感じるような圧倒的な強さがこれだけ見事に表現されている映像は皆無ではないでしょうか。ただし、人物や背景紹介としての前編は退屈。ドニー・イェンが出てくるまではちと見るのがきつかったです。
kirieさん [映画館(字幕)] 8点(2016-12-22 08:58:58)
19.《ネタバレ》 EP4のオープニング・ロールの一文を膨らませ、名もなき戦士たちの物語として製作が発表された時は「止めとけ」と思ったもんですが、恐々観てみたらなかなか上手く作られているなという印象。荒くれ者の傭兵たちの決死作戦で成り立っていたというのを映像化したのは大正解でサーガがより深みを増した気がします。EP4で弱すぎと思ってた帝国軍究極兵器デス・スターの弱点は、協力しながらコッソリと仕込んでいた天才科学者ゲイレンのおかげで主人公ジンの父親でもあるっていうのも熱い設定だった。スター・ウォーズらしい親子の物語でもあったな。ジョン・ウィリアムズではない音楽はアナザー・ストーリーと内容を考えてかSWの雰囲気を匂わせるモノの地味で控えめだったが、シリーズの登場人物のようにヒロイックに散ることなく玉砕していった多くの普通の戦士たちが繋いでいった物語には合っていた。 それにしても終盤に全部美味しいトコを持って行ったベイダー卿は凄かった。暗闇の中から聞こえてくるあの呼吸音。赤いライトセイバーが伸び出て仁王立ちの彼を前にした絶望感は半端なかった。連射されるブラスターを難なく弾き返し、容赦一切なしでフォースでねじ伏せ斬り倒しまくる様は荒ぶる鬼神といった感じでシリーズで一番怖く迫力があった。SWファンなら間違いなくテンション上がりまくる場面でしょうね。EP7のカイロさんもキレまくるならこういう方面でのキレっぷりを見せて欲しかったなあ、と思いました。 そういえば似せた俳優とCGの組み合わせなのか知りませんが、ターキン提督(ピーター・カッシング)とEP4風のレイア姫(キャリー・フィッシャー)登場にもビックリしましたが、一番最後にレイア姫の「希望です」でシメたのは良かったな。色々と粗も目立ちますが「EP4 新たなる希望」の寸前までのEP3.9といった内容で満足。初めてSWに触れる人にもファンにも良い作りでしたね。
ロカホリさん [映画館(字幕)] 8点(2016-12-22 00:01:47)
18.《ネタバレ》  あんまりネットの評判がよかったものですから、封切2日目の本日、大阪のTOHOシネマズなんば(前日からIMAXを導入したばかり)のIMAX3Dで妻と観てきました。
 一部の方たちが言う傑作ではありませんが、決して低評価を甘んじて受けることのない、製作者たちの良心、誠実さを非常に感じる佳作でした。
 前か5列目で機しくも、50、60代の夫婦ペアでいっぱいでした。自分もそうですが、あなたたちもそんなにエピ4のノスタルジーに浸りたいですかと思いながら、同世代の列に加らせていただき、鑑賞モード万全の体勢で臨んだのです。
 前評では前半がかったるいとのことでしたが、そんなことはない。非常に興味深く観れましたし、この前半の人間ドラマが怒涛の後半に生きて来るんですよ。「死の星」の“PLANS”が収められている敵陣地を攻撃するクライマックスの陸空バトルは、精度は高いとは言え、やはりCGによるアニメ感がなじめず、ミニチュアモデルによる模型実写撮影の実存感(現実感・質感)=光化学合成にるエフェクト、すなわち虚構と認識した上でのセンズ・オブ・ワンダー=にはかなわないですね。
 妻は最後まで、ハマーフィルムの雄がCGだとは気付きませんでした。また、ジョディ・フォスターと争って勝ち取った、著名聖林スターカップルの長女が扮した役は、本人がCGのモーションキャプチャー役を務めたのか、無名若手女優がラテックスラバーをメイキャップして演じたのか、はたまたフルCGだったのか。
 私はてっきり、最後に女性メインキャラクターが息絶え絶えに設計図のデータを“Your Heines”に手渡し絶命するいまわに、おきゃんな王族が、彼女の手を握り締め、「あなたたちの犠牲は絶対に無駄にしないわ」と決死の覚悟で、設計図のデータを故郷の星オルデランに届ける任務に就いてエンドクレジットと想像していましたが違ってました。なんか、あっさりしてました。
 そこんとこをもっとエモーショナルに描いてくれたら、満天の星空に10点満点でした。
大通り・ヘップバーンさん [映画館(字幕)] 7点(2016-12-21 11:40:37)
17.飽きた。特に今回は外伝ということもあり感情移入もできず。大音響の戦闘シーンも個人技のアクションシーンも既視感しか感じられず。
Q兵衛さん [映画館(吹替)] 4点(2016-12-21 07:38:49)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 96人
平均点数 7.09点
000.00%
111.04%
211.04%
322.08%
455.21%
577.29%
61515.62%
72020.83%
82425.00%
91515.62%
1066.25%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.75点 Review8人
2 ストーリー評価 7.08点 Review12人
3 鑑賞後の後味 8.00点 Review13人
4 音楽評価 7.54点 Review11人
5 感泣評価 7.40点 Review10人
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