129.《ネタバレ》 また最近見返しました。以前観たよりずっと面白かった! ポジティブというのか、エドの激しい前向きぶりに笑ってしまいました。そしてマーティンランドーが、人気が落ちぶれて可哀想なのになんか笑えてしまうベラルゴシ役を見事に演じていたと思いました。最後の御棺のシーン、冒頭のシーンとうまくかぶさって切なくなりました。 水中でタコと格闘するシーンが最高に面白いです。それをうっとり満足そうに「…カット!」と叫ぶエドのタイミングも絶妙。今は渋い哀愁オヤジキャラのビルマーレイがオカマ役をしていたのがいいです。そして、サラジェシカパーカーが出ていたのにも最近気づきました!「・・・私って馬面?」と言うセリフがうけた! 【おっちょ】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-06-22 00:08:33) |
128.ジョニー・デップが持ち込んだFILMを試写するときのあのおっさんの馬鹿笑いが面白くってオモしろくって。あのおっさんが笑っているとき、右後ろの方にいたおっさんも普通にニヤリと笑っていました(演技ではなく、あの笑いの勢いに押されて笑っていたと解釈しています、天才的誘い笑い)。僕の中では傑作名お笑い場面として永久殿堂入りしました。 |
127.やりきれないのは、エド・ウッドがとってもいいやつだということ。映画監督としては最低なんだけど、人間的には憎めない、愛すべき人物なのだ。 以前と変わらず彼の映画を観たいとは思わないが、エド・ウッドという人物には興味が湧いた。映画が好きなのに作る映画は信じられないほど駄作、というのが不思議でならない。言っちゃ悪いけど、バカなのかな、やっぱり…。でもこの映画を観終わる頃には、そのバカをどうしようもなく好きになっている自分に気づく。 華々しいイメージのあるハリウッドの影で、夢に破れて消えていった大勢の映画バカたちのことを思うと、ついつい目頭が熱くなってしまう。オーソン・ウェルズのような一握りの天才が映画文化に貢献していることは確かだが、一方で才能のない大勢の人々の奮闘もまたその土壌となっているはずだ。そういう無名の人々のマニアックな情熱を引き継いでいる人こそ、ティム・バートンその人であり、だからこそこんなにも暖かく、素晴らしい映画ができたのだろう。 (ところで、デップのあまりの壊れっぷりが衝撃的。女装して踊るところとか、ジム・キャリーっぽかった) 【no one】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2006-03-02 12:29:46) (良:1票) |
126.エド・ウッド。彼の映画への一本気な情熱は喜劇であると同時に、悲劇でもあるんだけど、彼にはそれを悲劇と認めない強さ(ぬけている)があったと思う。そこがみんなを惹きつけるんでしょう。 |
125.まず、なぜモノクロームにしたのだろうか?カラーのほうが、良かったような気がする。 エド・ウッドの「プラン9」をオープニングで真似するために、モノクロームにしたのだろうか?不思議です。 ただ、今作は、バートン色が出てなかったな。 ジョニーデップより、ゴルシ役の人のほうが輝いてた。 【Takuchi】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2006-01-19 20:58:20) |
124.「プラン9・フロム・アウター・スペース」の裏側にオーソン・ウェルズが関係してたとはねぇ。。ヴィンセント・ドノフリオが妙に似てたんでちょとびびった。彼の愛称はエド・ウッドですけど実際エドワード・D・ウッド・Jrでクレジットされているのでエド・ウッドで検索しないように(笑) |
123.ジョニー・デップをはじめ出演者がみんなとても個性的でいい味出してたと思う。 【BROS.】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-09-26 00:22:48) |
122.もうホントに映画ファンの更にコアな映画ファンの更に心の中をくすぐるような題材の映画です。「好きこそ物の上手なれ」っていうことわざはやっぱり嘘か・・・・・はぁ~・・・・・・ 【みどりいろ】さん [地上波(字幕)] 6点(2005-09-12 21:55:34) |
121.エド・ウッドはどんなに駄目な監督でも一人の人間として考えると物凄く愛しくてたまらない人物に見えてしまう。そんなエド・ウッドを演じたジョニー・デップともう一人、ベラ・ルゴシを演じたマーティン・ランドーの2人の演技が素晴らしい!勿論、監督のティム・バートンの演出も素晴らしい!映画が本当に大好きなんだという気持ちが映像と共によく伝わってきました。モノクロの映像、これがまた何とも良い。こういう映画を撮ってくれるからこそ私は時には「猿の惑星」のリメイクのような失敗作を撮ってしまうティム・バートン監督、大好きです。 【青観】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-08-30 22:22:24) |
120.エド・ウッドが亡くなったベラ・ルゴシに似た人物(町の整体師)を見つけて満面の笑みを浮かべ瞳を潤ませるシーンに思わず涙を流してしまった。おそらくあのときの彼の表情は、友人でありそして敬愛する偉大な映画人でもあったベラ・ルゴシを想うあまりの喜びから生じた物であり、あるいは他の誰もが「似ていない」と呆れたにもかかわらず、その整体師を代役として作品(完成度はともかく)を最後まで創り上げた彼の映画に対する情熱と人を想う慈愛は、素直に我々に感動を与える物であったように思う。そしてそれは最低であったのはあくまで彼の残した作品であり、監督として、あるいは一人の人間として、エドワード・D・ウッド・Jrなる人物がいかに「いいヤツ」であったかを確信させるのに何の疑問もないように思う。そして彼の死後、16年の時を経てこの「エド・ウッド」なる映画が現代の映画人たちにより創り出された。まさに「青は藍より出でて藍よりも青し」。偉大なる最低映画監督の生涯を描ききったティム・バートンとそのクルーに心からの拍手と感謝の意を贈りたい。 【ぶらき】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2005-07-20 13:12:53) |
|
119.やっとここまでたどり着いた。プラン9からはじめて、怪物の花嫁・グレンとグレンダを経て、やっと「エド・ウッド」までたどり着いた。この映画を見るために、6時間近い時間を使ったことになるが、それも無駄ではなかった。エドがいかに映画作りを愛し、バートンやデップのような現代の映画人がいかにエドを愛しているかが伝わってきた。映画とは、なんてすばらしいものなのだ。 【センブリーヌ】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-07-14 10:20:48) (良:1票) |
118.素晴らしい情熱ですね、でも原作観たら金返せと思うのでしょうか?怖いもの見たさで興味をそそられます。あとベラがとても切なかった。。。 【ないとれいん】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-06-26 21:11:54) |
【ネフェルタリ】さん [DVD(吹替)] 6点(2005-05-02 21:38:06) |
116.エド・ウッドは、誰よりも映画が好きだけど誰よりも才能が無かった映画監督だったのだろう。彼の人生は幸せであったのかどうかはわからないが、やはり人生できるかぎり好きなことをやって生きて行きたいものだと思った。少し忘れかけていたことをこの映画が思い出させてくれたような気がする。いい映画でした。 【太郎】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2005-04-22 19:28:29) |
115.見たときは素直に面白いと思いましたが、同時にあらゆる意味でバートンの映画への愛を感じる作品でした。エド・ウッドは残念な事に才能はなかったけれども、映画への情熱と底抜けの楽観的な性格がベラ・ルゴシなどの映画仲間(制作会社以外)を惹きつけたのでしょう。しかし、物事を明るく捉える一方で落ち込んでしまうところもあるのには本当に同情してしまいます。どうせ、彼が自信作だ、と言ってもこっちには駄作だとわかっているわけだから。ルゴシの哀愁に満ちた生き様も印象的でした。「フランケンシュタインの話は私にも来ていた。」というシーンは心に響きます。映画がどんな結果になろうとも彼は親友としてエドを信頼し、励ましたのでしょう。マーティン・ランドーの演技は本当に素晴らしかったです。オーソン・ウェルズとの共演シーンも内容はどうあれ苦労人の共通する悩み、という点で非常に興味深かったです。当時のオーソン・ウェルズもある意味では本当にエドと似たもの同士だったのかもしれません。ラストで観衆を映さなかったのもムードを壊されず、好印象でした。 【マイカルシネマ】さん [DVD(字幕)] 9点(2005-03-31 17:23:08) |
114.一時期あった、悪趣味なものを通ぶって喜ぶ風潮になじめず、したがってこの映画も(大好きなT・バートン&J・デップコンビの作品なのに)敬遠してたんだけど、見てみたら素直にいい映画でした。映画監督としての才能はなかったかもしれないけど、映画が大好きで幸せなら、別に成功なんてしなくたっていいじゃん!という気持ちになりました。ある意味ハリウッド的サクセスストーリーに対するアンチなのかな。見終わった後不思議とさわやかな気持ちになりました。<2005.3・14追記>最近久々に観直しました。映画が大好きでベラ・ルゴシが大好きでオーソン・ウェルズが大好きで女装も大好きだったエド・ウッド。そんなエドの周りに集まる、決して成功者とは言えないけれど愛すべき仲間たち。そんな彼らをティム・バートンがストレートな愛情を持って描いたこの作品。愛です。愛が溢れています。 【ぐるぐる】さん 8点(2005-03-14 22:28:10) |
113.この作品のいったいどこに点数をつけたらよいのかわからなかった。映画マニアの方のための映画だろうか。。。 【俵星現場】さん 1点(2005-01-03 03:22:03) |
112.史上最低の映画監督かもしれないけど、エド・ウッドの映画への情熱はすごい。 【ベルガー】さん 8点(2004-11-30 15:00:28) |
111.自分は映画創りに才能がないかもしれないと不安に感じつつも、飛びぬけたプラス思考と情熱と映画が好きだという気持ちだけでメガホンを握る。どうせ一度の人生ならば、好きなことやって過ごそうぜ、例え誰からも認められなくても、俺は映画を創るぞ!そんな男エドウッド。尊敬します。 |
110.実話に基づいた話、と知ってから見てよかった。実話でなかったら、この話は映画として成立しませんね。 【よしふみ】さん 4点(2004-10-30 14:07:26) |