67.《ネタバレ》 マジ怖かった!あらすじを(かなり)聞いていたので、早送りしたシーンもあるが、それでも怖い。精神にくるホラー。生きてる人間が一番怖い。この映画では、全員生きてる人間で、死霊や悪魔は出てこない。超能力を持ついじめられ少女の復讐劇なのだが、ラストのインパクトある映像に思わずホラーとしてしまう。最初のシャワーシーンの初潮の血、ラストの生き残った級友の夢にでてきた手首のリアルさには、死霊のはらわたを見て以来久しぶりに、大声で叫んでいました。キャリー役のシシー・スペイセクのうまさに同情、共感し、冥福まで祈ったのに、あの最後まで化け物扱いはショックで減点。母親も怖かった。実はトラボルタ目当てで観たけど(頭悪そうな不良役)みんなキャリーの演技で飛んだ。キング原作、デパルマ監督という濃さですが、確かにデパルマは、うまい。けど満点じゃないのは、血のパーティの惨劇の分割映像。意見分かれますが、しらけました。ロープの撮りかたはいい。ぐるぐる回るスロー映像は、酔いそうになった。 【アルメイダ】さん 8点(2003-12-07 12:43:54) (良:2票) |
66.《ネタバレ》 「キャリーをいじめないで。彼女が泣くと恐ろしいことが起こる」・・・怪物と呼ばれた一人の少女、キャリーを主人公に、望まぬ妊娠から生まれたわが子を憎悪する母親と、死に物狂いで愛情だけを求める娘の姿を描いたジュヴナイル・ホラーの傑作。キャリー・ホワイトは17歳の時、ハイスクールのシャワー室という最悪な状況で初潮を迎え、しかも女性の生理に関する知識は皆無。母親のマーガレットは狂信的なキリスト教信者であり、セックスを憎悪し、私生児キャリーを徹底的に虐待する。母親の娘に対する仕打ちは、自ら犯した罪の償いそのものであり、彼女を生み落とした罪により母子共々地獄の業火に焼かれると信じている。そしてキャリーが、人知れず恐ろしいテレキネシスの持ち主であることを誰も知らない・・・ アダルト・チルドレンが話題になるのはこの作品から実に20年以上も後のことであるが、愛情に恵まれなかった子供としてのキャリーこそまさにACの先駆けとも言えるだろう。彼女は同級生たちからの執拗な苛めに遭い、異端として仲間はずれにされながらも母親の許しだけを乞い続ける。癒されない心、ひたすらに母親の愛情だけを望んだキャリーの末路に、今なお涙を絞り取られる作品。有名なラストシーンは、この後ホラー映画の一つのパターンとして広く模倣されることになる。ブライアン・デ・パルマの出世作としてあまりにも名高い作品だが、主に雑誌や新聞の記事と当事者の回顧録・インタビューなどをつなぎ合わせるという実験的な形で描かれた原作の、映像化の難しい部分を巧みなエピソードでつないだ辺りは、デ・パルマが単なる「映像の魔術師」にとどまらないことを示していると思う。 【anemone】さん 10点(2003-12-06 02:26:38) (良:3票) |
65.普段は地味で冴えない子が、ちょっとばかり本気でオシャレした途端にチャーミングな女の子に変身してしまう。こういう設定、何となくマニア心がくすぐられるなぁ(笑)。それにしても、この映画、印象に残るシーンや登場人物が多くて全然飽きませんでした。だから時間も実際より短く感じました。まるでポルノ映画ばりの女子シャワー室の覗きシーン(?)から始まって、何度訂正しても名前を呼び間違える失礼極まりない校長、見てるこっちが頭に来て殴りたくなるような狂信的な母親、頭チリチリのチャーミングな彼(笑)、トラボルタ似のチンピラ男とロボコップの女刑事?と登場した瞬間に「おや?」思ったバカップル(実際、トラボルタとN.アレンでした)、プロムのシーンではキャリーが実は可愛いことに驚き、ダンスシーンでは観てるこっちの目が回り、豚の血で真っ赤に染まった顔からギョロっと睨まれて肩がすくみ、…あとはネタバレになるので止めておきます。面白かったです。 |
64.白人の肌の汚さが堪能できます。パルマ全開です。冒頭のエロ・スローモーション・シーン、観ている方が気持ち悪くなるまで廻るダンス・シーン。お見事!キャリー母さんの演技そのものがホラーです。今、観てもよくできています。 【つむじ風】さん 8点(2003-11-29 03:29:41) |
63.《ネタバレ》 ラスト心臓止まるかと思ったくらいビックリした。 【愛人/ラモス】さん 8点(2003-11-27 11:05:23) (良:1票) |
62. 確かに,面白いし中学生の時見て,かなり衝撃を受けた。もちろん血をかぶる,炎による殺戮,そしてラスト。私の親はかなりの映画通で「この映画を「くだらない」と一蹴した。興奮して親に,猛反対した覚えがある。(映画の事で語れる家族っていいもんだ)随分年を経て見てみた。確かに「くだらない」のは確かであった。でも,当時受けた衝撃をわすれられないってことでこの点数です。ところで,豚の血ってあんなに大量に採ったんだ。すげー。血を採るために,自分で豚殺せないな。俺なら。 【蝉丸】さん 6点(2003-11-24 17:54:50) |
61.今やホラー映画の古典とも言える作品故、多数のフォロワーが現れ、ラストの衝撃は薄れてもおかしくないのだが、今観ても絶妙の間に思わずドキッとしてしまう。キャリーが追い込まれていく様も見応えがある。 【恭人】さん 8点(2003-11-24 11:49:07) |
60.あの血のシーンがまだ、記憶に焼きついている。 【ボバン】さん 7点(2003-11-21 00:12:07) |
59.ずいぶん前に見ましたが、超能力による少女の復讐と悲劇を描いた、見応えのある映画だったと記憶しています。ところで、主人公のシシー・スペイセクはさておき、アメリカの高校生というのはやけに大人びているというか、老けているという印象を受けましたね。とくにJ・トラヴォルタ、N・アレンあたりなんか…。しかしまぁ、その後の活躍は皆さん大したものです。そんな思い出の青春オールスター映画に、7点。 【光りやまねこ】さん 7点(2003-11-20 16:56:11) |
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57.《ネタバレ》 話が逸れますが、私の持っているDVDのあらすじには、「キャリーは猛反対する彼女の母親を押し切ってパーティに出席する。しかしそれは、クラスメートたちが仕組んだ残酷なイタズラだったのだ」とあります。誤解を招くっつーの。パーティ出席をお膳立てしたスーやトミーはいいやつらなの。彼らのあずかり知らぬところで、クリス、ビリーらが罠を仕掛けたの。制作会社さん、しっかりして下さい。さて、本作はキャリー役シシー・スペイセクの演技が光る傑作映画です。デ・パルマ監督も随所でいい仕事をしています。 【shakunin】さん 9点(2003-11-01 01:22:20) (良:2票) |
56.キャリーって着飾ると結構可愛い子なのに、皆ひどいなぁ。 殺されても仕方ないね(極端)って思った覚えがあります。 自分がどちらかと言えば日陰側にいると自覚してる人たちは大抵彼女に同情しそうですね。 【ひろほりとも】さん 7点(2003-10-28 12:16:43) |
55.シシースペイセクがかわいそうでいてちょっとむかつくとこいいな。 【たましろ】さん 6点(2003-10-25 00:04:34) |
54.《ネタバレ》 あれが豚の血だったなんて…、しかもトラヴォルタが絡んでるなんて…大人の真実をつき付けられた感じだわ。怖いのは、キャリーじゃなくてお母さんだったのね。先生は?あの一瞬の笑いが真実の姿だったの? 【桃子】さん 6点(2003-10-21 18:33:33) |
53.《ネタバレ》 クラスメートが彼氏を貸してくれるトコは、また何か仕組んでるんだろうとか勘ぐってしまった。実はいいヤツだったんだな。狂信的とはいえ、最後の心の拠り所的だった母親にまで裏切られて可哀相だった。キャリーは綺麗だったな。 【ロカホリ】さん 9点(2003-10-19 15:57:23) |
52.オープニングのシャワーシーンでの意外な展開や、スローモーション、分割された画面など、他の映画とは変わった趣向が凝らしてあり、それが作品への好奇心となって集中して楽しめた。怖かったシーンは、キャリーが信頼を寄せていた先生が、血に染まった彼女を見てクスクスと笑うシーン。 【VIEW-RE】さん 9点(2003-10-19 15:24:24) |
51.小さい頃、ビデオのパッケージが怖くて怖くて最近まで敬遠してちゃんと観ていなかったのですが、なるほどこういう物語だったんですか。思っていた以上に面白かったです。キャリーのママは本当に怖いね。 【きすけ】さん 7点(2003-10-16 16:53:52) |
50.10年くらい前に見た時、トラボルタって今どうしてんだろうとか、そっちの方に気がいってた。人間じゃなくて豚の血でちょっと安心。でも気色わるい・・ 【たつのり】さん 5点(2003-10-06 23:43:42) |
49.こわかったけどなんていってもキャリーのママがこわかったです。 【fujico】さん 7点(2003-09-06 16:26:12) |
48.好きです。キャリーに自分を重ねるかどうかで見方も変わってくると思いますが、十分すぎるほど説得力のあるキャリーの悲しさがダイレクトに伝わってきて、自分とかぶりまくりでせつなかった。切なければ切ないほど、クライマックスでのカタルシスはすごい。恐怖感と爽快感と切なさを同時に味わえるなんて、やっぱりこりゃ名作。 【あにさきすR】さん 8点(2003-07-11 01:16:36) (良:1票) |