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アンナとシャム王

[アンナトシャムオウ]
Anna and the King Of Siam
1946年上映時間:128分
平均点:7.75 / 10(Review 4人) (点数分布表示)
ドラマモノクロ映画歴史もの小説の映画化
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タイトル情報更新(2012-11-26)【イニシャルK】さん
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監督ジョン・クロムウェル
キャストアイリーン・ダン(女優)アンナ・オーウェンス
レックス・ハリソン(男優)シャム王モンクート
リー・J・コッブ(男優)宰相クララホム
リンダ・ダーネル(女優)タプティム
ゲイル・ソンダーガード(女優)レディー・シアン
脚本タルボット・ジェニングス
音楽バーナード・ハーマン
撮影アーサー・C・ミラー〔撮影〕
特撮フレッド・サーセン
美術ウィリアム・ダーリング
ライル・ウィーラー
トーマス・リトル
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1.《ネタバレ》 1956年版「王様と私」に美しい色彩とロジャース&ハマースタインの流麗極まる歌曲があるならば、モノクロの本作にはジョン・クロムウェルの卓抜な抑制された演出力とそれに見事に応えた主演の二人がある!コトほど左様にアイリーン・ダンとレックス・ハリソンの持てるポテンシャルを存分に引き出して、尚且つ調子に乗って暴走させない鮮やかな手綱捌きを見せるクロムウェルのテンポ良く飽きさせないディレクションぶりは天晴れの一語だ。何よりアンナとシャム王モンクートが”色恋を差し挟まない大人の友情”でお互いを堅く信頼し合っていく一連の描写が格調ある情緒を醸し出す主な要因だろう。殊にレックス・ハリソンの演技力は特筆に価する。身勝手で自己中丸出しな言動の端々から滲み出る真摯で実直な努力家としての側面。欧米列強の接近を肌で感じつつ、いかにして植民地化を免れ近代国家に生まれ変わるかの苦悩・試行錯誤がリンカーンへの手紙などのエピソードを通じて観る者に伝わり、何とも微笑ましく憎めなくなってくる。最後まで二人のユーモラスな意地の張り合いで押し通して欲しかったが、惜しむらくはタプティムの火刑とルイの落馬事故はトーンが完全に異質で浮いてしまっており、個人的にはやや興醒めだったので悪いが1点マイナス。やっぱ流石にオリジナルはひと味違いますナァ…!!
へちょちょさん 9点(2004-11-09 04:06:40)(良:2票)
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【点数情報】

Review人数 4人
平均点数 7.75点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
6125.00%
700.00%
8250.00%
9125.00%
1000.00%

【アカデミー賞 情報】

1946年 19回
助演女優賞ゲイル・ソンダーガード候補(ノミネート) 
撮影賞アーサー・C・ミラー〔撮影〕受賞白黒
作曲賞(ドラマ)バーナード・ハーマン候補(ノミネート) 
美術賞(白黒)ライル・ウィーラー受賞室内装置賞
美術賞(白黒)ウィリアム・ダーリング受賞室内装置賞
美術賞(白黒)トーマス・リトル受賞室内装置賞
脚色賞タルボット・ジェニングス候補(ノミネート) 

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