1.《ネタバレ》 年明け早々にオトンが亡くなって、しばらく劇場から足が遠のいていました。思ったより間が空いちゃいました、全然受け入れてはいるものの、やっぱりその気にならなかったのかなぁと思います。
当日何を観ようかと調べたところ、直感的に観たいと思う作品が無く、中国嫁を無視して「呪術廻戦ゼロ」にしようか悩んでいたところ本作を発見しチョイスしました。
ベタな展開ですし予想もできるけど素直に良かったです。家族愛という普遍的なキーワードだからかもしれません。
僕自身が家族愛ものに弱いというのもありますが、珍しく中国嫁も良かったとの感想でした。
グッと来た場面は、先生に歌う時の気持ちを言ってみろ!と言われて、口では言えなくて手話で表現したシーンですね、当然ながら手話は理解できませんが、めっちゃ伝わってくる物がありました。
音が消えるシーンもどこかで使われるだろうと予想できましたが、そこで来るかと意外性もあり良い演出でした。
憎めない登場人物ばかりだし、家族愛も感じられました。
個人的にアカデミー賞で注目しているのは、脚本賞、脚色賞で、本作はその一つを受賞していました。
原作よりも評価が良いようなので、良い脚色だったのでしょうね。
僕にとっては作品賞はオマケですが、自分が推したくなる作品が受賞していると嬉しいものですね。