5.同じく北欧製の子供が主人公の映画「マイライフ・アズ・ア・ドッグ」とは、製作年度が違うにも関わらず似たような時期に公開されてしまった(関西だけかな?)本作、主人公が小汚くて、じゃなかった、映画にいかにも陰鬱な雰囲気が充満してて、比較されるとどうも印象が悪かったかも。ある何でもない移民親子の、何とも切ないお話です。が、勿論単なるお涙頂戴ではありません。数々のエピソードと雄大な情景の組み合わせは、奇跡と言っていいかも? そしてやっぱりラストがもう、たまりません。なお、原作はこの先もお話はまだまだ続くようです。よかったね。