1.パニック映画は数多くあれど、私にとって何と言っても一番印象に残っているのがこの作品。
オープニングからオールスターキャストが次々と搭乗していく様子に心が躍り、
やがてそれがカレン・ブラック演じるフライト・アテンダントに集約していく。
あれだけのキャストを使い切っていない不満はあるが、それは後で感じることで、
見ている間は、地上あるいは上空からの指示に従い、操縦桿を握り締めている
カレン・ブラックの表情に思わず引き込まれていく。これがキレいな女優だったら
また思いも異なるのだろうが、あれはカレン・ブラックだからこそ出せた緊迫感。
「女がここまで頑張った」ことに10点、他のキャストの使い方でマイナス1点。