11.《ネタバレ》 嫌なことがあって気分が落ち込んだりした時はぜひ本作をお勧めします、言わずと知れた野球コメディ映画の最高峰です! 初めてこの映画を観たとき、アメリカに次ぐ野球大国なのになんで日本映画界はこういう野球映画が撮れないんだろうかと、腹が立った記憶があります。確かにプロ野球をテーマにした日本映画はほとんどないし、数少ない作品も単なるヒーローものか超駄作ばかりですからねえ。 この映画の凄いところは、クリーブランド・インディアンスという実在のメジャーリーグ球団を使って、オーナーから選手までフィクションの存在にして徹底的に笑いを取りに行っているところでしょう。その選手たちもキャラが立ちまくりで、ウェズリー・スナイプスまでもが今じゃ決してやってくれないコメディ演技を見せてくれるんですから、もう堪りません。特にキャンプにインチキ臭いハイブリッド・ワーゲンで乗り込んでくるところや、アメックスのCMで滑り込んできて「出かけるときは忘れずに」と微笑むところなんか抱腹です。私は長いこと彼がコメディアンだと思ってました(笑)。そしてもちろん、リッキー・ボーンのチャーリー・シーンを忘れてはいけません。プレー・オフの“ワイルド・シング”にのって登場するシーンは何度観ても鳥肌立ちまくり、きっと永遠に語り継がれてゆくことでしょう。彼は実際にも野球が上手いらしく、投球フォームがさまになっています。 そしてつくづく感じるのは、実際にエキストラで球場を埋めて撮影されたプレー・オフ戦の迫力です。もちろんボランティア参加みたいにして集めたんでしょうけど、みんなノリノリだしほんとに楽しそう。 日本にも75年の広島初優勝や85年の阪神優勝のようないいネタがあるんだから、映画化しようという発想は邦画界にはないんでしょうかね、まあないでしょう。 【S&S】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2018-06-02 23:43:43) (良:1票) |
10.昔テレビでよく放映されていたが、少し見るとついつい最後まで見てしまう。落ち込んだ時用にこの映画のDVDを買ってある。見るとすごく癒される。そして癒されるどころか、後半には鳥肌立ちまくっている。そして、しばらくこの映画のことを忘れているのだが、またふと見たくなる。 【わんたん】さん [DVD(字幕)] 9点(2013-09-27 00:52:23) |
9.《ネタバレ》 サクセスストーリーが大好きなので、この映画は文句なしに最高です。 こてこてのコメディより、マジメなストーリーの中にはさむコメディが好きなので、コメディとしても最高です。 何より、野球に対して、メンバーもサポーターも、みんながずっと一生懸命なのがとても良いじゃないですか。 個人的にはラブストーリーだけはあってもなくても良かったんですけど、ラストで指輪をはめていない手を見せるシーンはかわいかったですね。 爽快感あり、笑いあり、感動もあり、大満足の一本です。 【たきたて】さん [DVD(字幕)] 9点(2012-05-06 21:50:28) (良:1票) |
8.《ネタバレ》 弱小チームがあることをきっかけに奮起、ついに優勝決定戦に!という定番のベースボールムービーですが、完成度はかなり高い。特に優勝決定戦の満員の観客エクストラのノリが最大の見所。アップよりも引き絵で映るスタジアム全体の臨場感がすごい。基本的にカメラは1台で何度も同じシーンを撮る。クライマックスの強打者を打ち取るシーンも、打席に入ったトム・ベレンジャーが外野スタンドを指差すシーンもいろいろなカットが組み合わされているが、そのたびにカメラ位置を変え撮り直している。映画撮影は時間がかかるものだ。それでもなお観客は本当のラストイニングのように熱狂してくれている。監督をはじめ撮影スタッフが根気強く指示を出したことも立派だが、この映画を理解し参加した観客たちにまず感謝したい。また、それぞれの選手の個性もほどよく個性的。そしてしっかりトム・ベレンジャーのラブストーリーも織り交ぜ、後味もさらに心地よい。そして毎度毎度思うのだが、ラストシーンの逆転場面の設定は脱帽の一言。ホームランでかっこよく決めることもアリな中で、あのハッタリは実に彼らしく、さらにアウトかセーフか、のもっともどきどきするシチュエーションだ。もしホームランで決めてしまったのであれば、打った瞬間に勝ちが決まり、トム・ベレンジャーのみの手柄となってしまう。ウイズリー・スナイブスの俊足に賭け、満身創痍の彼が苦痛に顔をゆがめ疾走するから泣けるのだ。 【やしき】さん [映画館(字幕)] 9点(2009-06-12 01:08:09) (良:2票) |
7.《ネタバレ》 ラストのトム・ベレンジャーが予告ホームランするシーンは、鳥肌が立った。ワイルド・シングは名曲だね。 【ロカホリ】さん 9点(2004-09-20 23:39:27) |
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6.日本映画といえば「時代劇」、香港映画といえば「カンフー映画」、亜米利加映画といえば「西部劇」・・・・いえいえ、私にとっては「野球映画」です。ストーリー自体『スティング』の脚本家かよ!!とツッコミたくなるくらい単純で大したことないし、エンディングもお約束通り。ですがキャラクターも個性的で、何度見ても飽きません!!テイラーと奥さんのエピソードはもう少し省いても良い気がするけど、面白いので9点献上。ちなみに2も嫌いではありません。3は余計かな。 |
5.これ好きだわ~一応主演はトム・ベレンジャーなのだけど、チャーリー・シーンの”ワイルド・シング”が最高です。チャーリーはずぇったいコメディで魅力を最大に発揮する人だと確信してます。あのひと昔前の劇画のヒーローのようなルックスでシリアスな役を演じてもシブさがないからダメなのよ。ボケるからこそいいの。黒ぶちメガネがいい味だしてました。チャーリーは学生時代、投手としてかなり注目されたらしく、実際メジャーから誘いがあったそうね。 【envy】さん 9点(2003-12-21 01:08:48) |
4.ノリが最高!球状の観客が一体となった「ワイルド・シング」の合唱はしびれる。 【北狐】さん 9点(2003-07-24 17:09:55) |
3.この映画のファンって阪神ファンが多いと思う。爽快!単純明快!阪神も頑張ってやー。 【イッタン】さん 9点(2002-08-22 18:40:34) |
2.ベースボールの全てを語っている映画です。そう、スポーツに理屈はいらないのさっ♪ 日本の野球関係者、指導者、特に教育的意義をスポーツに持ち込む訳のわからない輩に見てほしい作品。 【RYO】さん 9点(2002-05-23 22:04:45) |
1.弱小チームが一致団結して最後には大きな勝利を掴み取る、というありがちなストーリーだけどかなり面白い映画だった。大リーグの野茂投手が「僕のイメージする理想の優勝シーン、それは映画『メジャーリーグ』のラストシーンです。」と語っていたがこの映画の良さは本当に野球が好きな人にしかわからないと思う。だから本当に野球が好きな人にだけ観てもらいたい、そんな1本です。 【T・O】さん 9点(2001-05-31 14:42:19) |