幸福な食卓のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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幸福な食卓

[コウフクナショクタク]
2006年上映時間:108分
平均点:6.69 / 10(Review 45人) (点数分布表示)
公開開始日(2007-01-27)
ドラマラブストーリーファミリー青春もの小説の映画化
新規登録(2007-01-29)【ボビー】さん
タイトル情報更新(2024-02-20)【イニシャルK】さん
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監督小松隆志
キャスト北乃きい(女優)中原佐和子
勝地涼(男優)大浦勉学
平岡祐太(男優)中原直
羽場裕一(男優)中原弘
石田ゆり子(女優)中原由里子
原作瀬尾まいこ「幸福な食卓」
脚本長谷川康夫
音楽小林武史
作詞桜井和寿『くるみ -for the Film- 幸福な食卓』
作曲桜井和寿『くるみ -for the Film- 幸福な食卓』
編曲小林武史『くるみ -for the Film- 幸福な食卓』
Mr.Children『くるみ -for the Film- 幸福な食卓』
主題歌Mr.Children『くるみ -for the Film- 幸福な食卓』
撮影喜久村徳章
製作迫本淳一
島本雄二
松竹(「幸福な食卓」アソシエイツ)
ジェネオンエンタテインメント(「幸福な食卓」アソシエイツ)
電通(「幸福な食卓」アソシエイツ)
IMAGICA(「幸福な食卓」アソシエイツ)
テレビ朝日(「幸福な食卓」アソシエイツ)
プロデューサー遠谷信幸(エグゼクティブプロデューサー)
杉山登
配給松竹
特撮松本肇(視覚効果)
美術金田克美
編集阿部亙英
録音武進
小野寺修(整音)
その他テレビ朝日(宣伝協力)
あらすじ
「父さんは今日で父さんをやめようと思う」と言い出す父。別居しているが、たまに食事を作りに帰ってくる母。秀才だったが 大学をやめて、突然農業を始める兄。バラバラな家族に囲まれた中学生 佐和子は転校生の大浦君と近しくなっていく。
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5.想像していた内容とは随分と違って、家族の絆や思春期の恋愛をオーソドックスに描いているのが良かった。
前半、主演の北乃きいの芝居っぽいセリフの言い回しに違和感を覚えたのだけど、それが落ち着いた優等生っぽい雰囲気を形成していって、最後には何とも言えない良さを醸し出すようになっていた。
出演者の平均レベルも非常に高くて、安定感のある物語が形成されていたように思う。
序盤から散々立てられた死亡フラグに主人公が不治の病にでも侵されているのかと思っていたけど、きちんと最後まで守られていたので安心しました。
ラストの長回しも曲の良さと北乃きいの魅力で感慨深い映像になっていたと思います。
あと、ガブリエルも助かって良かったと思う。
もとやさん [DVD(邦画)] 9点(2008-08-10 16:50:06)
4.かなり重いテーマでありながら、大浦君の存在が重くなり過ぎるのを防ぐのに役立っていたと感じました。
かなり突拍子もないセリフも俳優陣がうまく こなせていたと思います。
久々に映画を見て、原作を読んでみたいと思えました。
くろゆりさん [CS・衛星(邦画)] 9点(2008-05-12 07:22:43)
3.《ネタバレ》  「恋人も友達も何とかなる。努力しだいでさ。」という小林ヨシコの台詞が、この映画の全てを物語っている。いや、確かにそれが堪えきれないほどつらい人もいるだろう。でも、それは長続きはしない。しかし、家族を失っては取り返しがつかない。この映画は、淡々とした描写の中にも、そのテーマを色濃く浮かび上がらせられた点が素晴らしい。
 ストーリー上、確かに大浦くんを死なせる必要は無い。それによって、何か劇的な変化がこの家族に起きたわけではない。彼の死と家族の再生はトレードオフの関係には無い。だが、周囲の優しさをあぶりだすためには、彼の死は非常に効果的に扱われている。冒頭に書いたヨシコの台詞も生まれないし、佐和子が父にぶつける叫びも出てこない。また、大浦くんは家族に恵まれない(?)佐和子にとって、大きな支えになっていた。大浦くんのちょっと場違いな台詞「君はみんなに守られている」は彼の死によって、皮肉にも大きなリアリティを持つこととなった。支えが一つ消えたときには、別の何かが支えになる。人生とはそういうものだし、そうでないとみんな自殺してしまうと思う。
 キャストの話になるが、何と言っても良かったのは大浦くん。ちょっと間違えるとすべりがちで難しいキャラクターだと思うが、嫌味無く演じきれていたと思う。佐和子も良かった。笑顔が特に良かった。
 最後に、ラストシーンの「くるみ」は、僕は要らないと思う。少し長いし、あの歌詞だけではこの映画が伝えたいことを表現しきれていない気がする。何度か振り返った後、前を向いて歩いていく佐和子。そして「幸福な食卓」。それで十分だったのではないか?
 8点か9点かでかなり迷ったけど、若手のこれからの活躍に期待して9点にします。いい映画でした。
枕流さん [DVD(邦画)] 9点(2008-02-05 00:25:48)(良:1票)
2.《ネタバレ》 父親として妻として優等生としてクラス委員として、家族はそれぞれの役割に真面目に取り組もうとする。そしてこの家族にとっての優しさとは踏み込むことではなく気遣い見守ること。彼らにはその知性と器用さがある。しかし歯車は狂い始めた。現れた兄の恋人はぶっきらぼうに、転校生は愚直なほどに、思いを口に出し行動する。家族にとってはその異質な思いやりの表現に兄も主人公も強く惹かれる。そして徐々にこの家族を再生させていく。つまるところ人の生き方とか価値観とかいうものは、もしかすると世間や相手との距離感のことかも知れない。「家族にはもっと甘えていい」「君は知らないところで誰かに守られている」主人公が彼らから教えられたこと。ラスト、「きっと背が高くなってこのマフラーが似合うようになる」亡き兄の為に編まれたマフラーをして追いかけてくる弟も愚直な思いやりを口にする。エンドロールに至る主人公の力強い歩みが希望に満ちていて、爽やかな思いが残る一本でした。
ParaPさん [映画館(邦画)] 9点(2007-08-02 00:34:30)(良:1票)
1.《ネタバレ》 この作品を観終わってから、じっくりと時間を掛けてこの作品が何を伝えたかったのか考えてみた。自分なりにではあるけれど、うっすらと見えてきたものが一つあった。それは、“家族の再生”、あるいは、“人生の再出発”ではないでしょうか。中原家の少し異質で感情の欠落したようなファーストシーンからそれらは始まっていたように思います。遺書まで残し、家族を捨ててまでこの世を去ろうとした父は「父さん、父さんを辞めようと思うんだ」なんていいだし、それに対してお兄ちゃんは「あらまぁ」で軽く流すような発言をしている。これがふつうな筈がない。正しい家族のあり方や間違いのない人間になる為に、それぞれがそれぞれのやり方で修正しようとするけれど、それは簡単な事ではなかった。過去を忘れようとしても、忘れられるものではない。でも、振り返ってばかりいては前に進めない。さまざまな苦しみを受け入れて進まなければならない。しかし、中原家の中で、彼女以外のみんながそれから逃げていた。ラストシーン、主演の北乃きいさんが、土手の道を歩く長いシーンがある。僕の記憶にはなぜかあのシーンばかりが鮮明に残っている。この作品の中で中原家だけでなく、多くの登場人物が悩み、苦しんでいるその葛藤があのワンシーンに集約されていると感じた。何度も後ろを振り返り、何かにすがるような目をする。そこには彼女の心の内にある忘れらない想いと忘れたくない想いがあるのがわかった。そして、一つのカットを挟んだ後、彼女はもう後ろを振り返ることなく、前だけを見て歩いていた。彼女の中でどういう心境が働き、変化したのか、その全てを理解することは僕にはできなかった。ただ誰かに支えられ、また時には支え、そして彼女は向かったように思います。彼女をいつも見守っていてくれる家族の待つ食卓へ。 すばらしいラストシーンだったと思います。
ボビーさん [映画館(邦画)] 9点(2007-01-29 07:53:38)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 45人
平均点数 6.69点
000.00%
100.00%
200.00%
324.44%
448.89%
548.89%
6715.56%
71635.56%
8511.11%
9511.11%
1024.44%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.00点 Review2人
2 ストーリー評価 6.50点 Review4人
3 鑑賞後の後味 7.83点 Review6人
4 音楽評価 7.00点 Review4人
5 感泣評価 6.60点 Review5人
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