19.《ネタバレ》 三谷幸喜は現場で皆でものをつくることが好きなんだろうなぁということがひしひしと伝わってくる映画。 内容もとってもおもしろい。 |
18.みんなのいえ、と並ぶ良作!佐藤浩市の演技力、深津絵里の可愛らしさ、マジックアワーという言葉の素敵さ、がこの脚本を見事に素晴らしい作品にしてる。 |
17.《ネタバレ》 面白かったです、素直に傑作です、私は^^ 三谷さん監督のコメディ系映画といぅ事以外は正直キャストもストーリーも知らずに見たのが逆によかったと思ぃます。(家族に録画頼まれたのを確認のため見た) いい意味で映画らしぃ映画見たぁー\(O ̄▽ ̄O)/て感じです。 ラストのエア銃シーンに私も加わりたぃ♪*^^* 【まおあむ】さん [地上波(邦画)] 9点(2011-11-06 10:32:56) |
16.前半の面白さは尋常じゃない。 佐藤浩市の演技力はすごいなあ。 ちょい役がやたら豪華。 やけに無茶なストーリーやレトロな感じも悪くない。 1時間半くらいでもっとコンパクトにまとめれば10点かも。 【Yu】さん [DVD(邦画)] 9点(2009-07-27 00:31:16) |
|
14.《ネタバレ》 ストーリーのまとめ方はいまいち。特にラストの殺し屋登場のシーンは違和感あり。でも、ところどころに笑えるシーンがあり、とても面白かった。部分部分を楽しめればよい映画ってことでしょう。 【クレイバード】さん [DVD(邦画)] 9点(2009-01-11 12:13:34) |
13.数をこなすごとに着実に映画監督しての旨みがでてきて、三谷監督は今作では遂に『映画として』面白い作品をとることに成功したように見えます。 今まで映画を撮る上で脚をひっぱっていた感のある、面白いんだけどチマチマしてるとか、なんか内輪っぽいだとかの雰囲気が払拭されています。 狭い世界ながらも豪快なカメラワークは、いい意味で劇作家ならではの味が出ているように感じられますし、何よりセットが素晴らしい。時代や場所などの設定はほぼ語られないが、その町並みはアメリカのクラシックな映画を彷彿とさせるような素敵さ。 シナリオもこの設定で大丈夫か?と思うような無理矢理な幕開けで、心配してしまいましたが、そこからの舵取りが非常に上手く、笑いと緊張感のバランスもなかなか。 佐藤浩市のノリノリの演技にはずいぶん笑わせてもらったし、先の読めない展開も面白かったです。こりゃー日本版スティングと言えるべき傑作じゃないかい? 【すべから】さん [DVD(邦画)] 9点(2008-12-17 14:09:12) |
12.《ネタバレ》 前作の有頂天ホテルがあまり面白くなかったので、今回は期待せずに観たが、かなり笑わせていただきました。 特に、佐藤浩市が初めてボスと対面するシーン。あのナイフ舐めてる表情がツボにハマりました。しかもそれが3回も続いたので、笑いが止まらなかったです。 ストーリーもよく練られていたので、是非オススメしたい作品ですね。 【抹茶御膳】さん [DVD(字幕)] 9点(2008-12-14 08:18:04) |
11. 最近、「僕達と駐在さんの700日戦争」「アフタースクール」と、立て続けに鑑賞した映画が、どれも冷たい私の心をヒットさせていたが、三本目の本作は、まさに満塁ホームランだった。(三本目だと正確にはスリーランだけど……) 「有頂天ホテル」があまりパッとしなかっただけに、観る前は不安もあったが、本作については、劇場へ足を運ばなかったことを、今とても後悔している。 こういう作品って満員のお客さん達と一緒になって観ると満足度はさらに上がる。 三谷監督はビリーワイルダーを超えてしまったようだ…… 今は亡きワイルダー監督は生前、周防監督の「Syall We Dance」をとても満足されていたそうだが、この作品を観たとしても、きっと満点をくれると思う。 【クロエ】さん [DVD(邦画)] 9点(2008-12-10 05:59:10) |
|
10.笑い泣きした映画は久し振りでした。 マジで面白い。大笑いする。 佐藤浩市や妻夫木などの主要キャストもそれぞれ魅力満載で終始楽しんで観られます。三谷幸喜の映画が好きならば絶対に観るべし! 日本のコメディ映画が好きな人も絶対に観るべし! 【ノリ】さん [映画館(邦画)] 9点(2008-10-13 21:59:03) |
9.《ネタバレ》 冒頭、映画のセットのような街の風景から始まる。住人達もまるで映画的な個性、映画的なリアリティを体現する人物達で、ギャングの親玉にその情婦、情婦の恋人、怪しげなバーのウェイター、ホテルのマダムなどなど。彼らは映画の中のフィクション的な存在を実に自然に演じており、そういう意味でまさに非現実的な映画の街の住人なのである。 そこに売れない役者、佐藤浩市が殺し屋役で現れる。彼は現実の人間であるが、その独特の演技によってあっさりと非現実的な映画の街に溶け込む。彼は、妻夫木聡に映画の撮影などと騙されながらも、冴えない現実から飛躍し、映画的な予定調和の世界の中で活き活きとした手応えを得るのである。 そんな状況もラストを前に当然の如く破錠する。佐藤浩市は騙されていたことを知り、ギャングのボスである西田敏行も裏切られていたことを知る。その後、唐突にギャングのボスに対する「仕掛け」というクライマックスを迎えることになる。 ギャングの親玉への仕掛けといえばジョージ・ロイ・ヒルの名作『スティング』である。『ザ・マジックアワー』は、『スティング』をなぞるように最後の仕掛けへと展開していくが、僕等はその展開の行方を知っている。。。故に騙されない。けど、そのあからさまな仕掛けぶりがこれまでの徹底した非現実の中にある種の現実性として僕らに印象づけられる。これまでの映画的な架空性が一気に現実の、身近な感覚としての、映画的な日常性に還元されるのである。 映画的日常とは何か。映画とはフィクションでありながら、そこにはフィクションを越えた可能性の発露がある。叶わない、届かない思いながら、僕らは映画を観ている間だけは作品の世界に入り込み、ある種の可能性を手にすることができる。それが映画的日常、映画を愛するが故のポジティブな日常性で、人が生きる優しさの源泉となる。映画的日常を生き、演じること。そこに見出される生きることのささやかな肯定と、ある種の暖かさこそがこの作品のモチーフであること。僕らはラストシーンに至りそのことにようやく気付く。映画的日常、優しさ。それ故に場面の楽しさの中にも僕らは思いがけず胸がジーンとなるのだ。 【onomichi】さん [映画館(邦画)] 9点(2008-08-15 15:18:27) |
8.大変上質で丁寧に作ったコメディー映画。 そのまま舞台にもできるんじゃないかと思うくらいセットも限定してあったり、キャストが豪華な分いろいろな制限はあったんだろうなと思いますが、アイデアで勝負すれば十分面白い映画ができるというお手本のような映画です。 シチュエーション、ストーリー展開、時間バランス、ちりばめられた小ネタ、どれも全部面白い。おすすめです。 【修某】さん [映画館(邦画)] 9点(2008-08-03 01:53:39) |
7.いやー、笑った笑った!佐藤浩市のコメディアンぶりがお見事の一言に尽きますね。前半は、とにかくドタバタに集中して、爆笑、後半は、ちょっと人間ドラマっぽく展開して(でも不自然な人情話にならずに)、うまくまとまってました。こんなに素直に笑えるシナリオを作るのは、さすが三谷さん、才能です。「有頂天ホテル」では、登場人物が半端にマジメなキャラばかりだったので、ちょっと笑いにくい面がありましたが、今作はキャラがギリギリまで単純化されていたので、細かいこと気にせずに笑えます。セットへのこだわりとか、タイトルの意味付けなんかも、聞いていたほどしつこくないので、そこに注目せずに観れば、全く気になりません。 【かねたたき】さん [映画館(邦画)] 9点(2008-07-19 22:52:36) |
6.いやぁ~笑った笑った。 これはぜひ映画館で見てほしい映画ですね。 久々に笑い涙が出たわ 【ジョン・コナー】さん [映画館(邦画)] 9点(2008-07-09 23:46:06) |
5.《ネタバレ》 不覚にもエンドロールで涙がとまらず、椅子から立ち上がれなかったです。泣きどころではなかったですね。でもなぜ涙が止まらなかったかというと、邪道ですが三谷幸喜の映画に対する愛情の深さに泣かされた…ということに尽きると思います。最後に「監督・脚本 三谷幸喜」ではなく、皆と一緒に「監督と脚本 三谷幸喜」と出たあたりからジンときてしまいました。映画はみんなで作っているんだ!という彼の精神の表れだと思う。柳沢慎一扮する高瀬が「わたしだってマジックアワーを待っている」というくだりは、まさに三谷節健在。美術はもう文句なしに素晴らしかった。今回の三谷幸喜はとってもビリー・ワイルダーでした。 【はちかつぎひめ】さん [映画館(邦画)] 9点(2008-07-07 01:08:28) |
4.《ネタバレ》 いやー面白かった。特にナイフなめのシーン、3回目はそう来たかって感じで爆笑してしまいました。三谷映画らしくコミカルでテンポ良く、見ていて気持ちよかった。佐藤浩市さんの演技が光っていました! 【ポテト】さん [映画館(邦画)] 9点(2008-07-06 14:35:01) |
3.《ネタバレ》 映画を愛する人、映画が好きな人、そんな人にはうってつけの作品です。もちろんそうでない人にも全然いいです。ただ、映画に何か思想なり、メッセージなり、自分と向かい合う問題提起だったり、娯楽以外の何か、またはその他もろもろを求める分には、全くもってお薦めできません。笑って、しんみりして、ああ楽しかったね、と終る。それだけの作品なんです。それだけの作品なんて、他にもたくさんあるのだろうけど、この作品には、少なくとも作り手の楽しませる工夫がまじめに画面に滲み出ています。いかにもなセット、時代も現代なのか、はたまた昔なのか?ホントに日本なのか?ギャングがのさばっているには平和な印象を受けるのは?なんだかとても現実離れしている世界が目の前にあります。でも、それが映画というものなんですね。つくられた箱庭の中で、あれやこれやの騒動がおこり、同じ箱庭の中で解決していく。監督の頭の中に、きちっと組み立てられたものが、上手に伝えられていると思いました。現実にはありえない話だからこそ、面白い。現実とは違う次元に連れていかれるから楽しい。あくまで娯楽。多くの観客が、エンドクレジット中、席を立たなかったです。拍手も起こりました。車椅子で観賞に来ていたおばあちゃんが笑ってた。無骨そうなおやじさんがパンフレットを恥ずかしそうに買っていた。そんな気分な映画なんです。言葉では伝わりにくい何か幸せなものが、この映画にはたくさんありました。 【映画小僧】さん [映画館(邦画)] 9点(2008-06-25 11:18:24) (良:3票) |
2.《ネタバレ》 「銃弾の中を笑いながら転がってましたぜ」と、円卓に醤油がこぼれてデニーロ風・・・なシーンが好き。ラストは敵グループの香川照之と徹底的にドンパチやって盛り上げたほうが引き締まったかも。それにしても佐藤浩市は実に見事でした。素晴らしい俳優です。もしデラ富樫役を他の俳優が演じたらどうなんだろ。役所浩司?真田広之?織田裕二?長瀬智也とか?? 【Bebe】さん [映画館(邦画)] 9点(2008-06-16 22:52:09) |
1.《ネタバレ》 声出して笑いながら観ました!面白い!観客が皆で笑いながら観られる映画って、実はそうそうないので、そういう意味では満点をあげたいくらいいい映画です。 特に佐藤浩一が「デラ富樫」を演じる辺りから格段に面白いです。「映画の撮影」だと信じきっているからこそ、全てに対して過剰すぎるほどの演技で、本物のギャングを圧倒させてしまうところや、「カット」の話は最高。 もちろん笑わせるだけでなく、ホロリと泣かせる場面もちゃんとあって、マリの決断や村田大樹がラッシュを観て涙するシーンなんかはグッときました。 ほかにも、「これぞギャング映画」と思わせる王道(?)なドンパチシーンや、マリの舞台シーンもみどころのひとつ。この映画は時間が長いわりに飽きさせません。 マイナス1点の理由はタイトルでもある「マジック・アワー」の意味がちょっと曖昧だったかなと思ったので。 それでもまた観に行ってもいいくらい面白い映画でした。オススメ! 【みさえ】さん [映画館(邦画)] 9点(2008-06-08 22:08:07) (良:1票) |