13.《ネタバレ》 本音を字幕で表すなんて面白すぎる。アニーの心と体が別々になるシーンも良いねー。こんな風な面白い演出がたくさん散りばめてあって、でもわざとらしくなくオシャレな雰囲気。 他の人には薦めずに自分だけのお気に入りにしておきたい様な、そんな作品です。 理屈っぽい男って案外こんな無茶苦茶な女に惹かれるもんなんだよね~わかるわかる。 |
12.《ネタバレ》 20歳の頃に観た時は正直言ってその面白さが全く分からなかった。 でも、40歳を超えた今は分かる。身に沁みて分かる。じんわりとその良さが分かる。 ダイアン・キートンが夜中に電話を掛けて、ウディ・アレンを緊急に呼び出す。「バスルームに蜘蛛が、、、」テニスラケットで蜘蛛と格闘する場面に続き、寂しさに、人恋しさに泣き出すダイアン・キートンを慰めるウディ・アレン。 寂しさに悶えながらも、恋は冷め、愛は終わる。何故だろう。あんなに好きだったのに。そして、別れがあり、後悔する。あんなに楽しかったのに。どうしてだろう。 ウディ・アレン映画を観ると、別れることも人生には必要だと思ったりする。それも自然なことと思えば。。。 【onomichi】さん [DVD(字幕)] 10点(2010-06-13 21:07:58) |
11.《ネタバレ》 何度観ても飽きない。アニメを差し込んだり、心の中で思っていることを字幕で表示するなど、演出が巧い。マーシャル・マクルーハン本人やカポーティ本人も出演しているところなんか面白すぎ。約90分という長さも中だるみせず丁度良い。 【dee】さん [DVD(字幕)] 10点(2007-07-24 22:59:06) |
10.やっぱり好き嫌いが分かれるみたいですが、僕は好きな作品。(家族の評価も真っ二つに割れた)ウディ・アレンの映画のいいところは、難しそうに見えて実はそうでもないところ。僕は小説も読みましたが(短編集)読めば分かると思うのですが、小説でもウディ・アレンって、人生哲学とかそういった難しい事をたくさん書くんですけど、実際には、それは本当に小道具程度にしか使われてなくて、結局はユーモアにかえる材料に過ぎない。本当に伝えたい事はごくごく単純に描かれていると思うんです。だから、多分彼の映画の魅力っていうのは、彼の哲学だとか内容の深い意味ももちろんですが、そういったものをユーモアに変えて伝える技量なんだと思います。あと、この前知ったんですけど、この映画をチャップリンが絶賛していたそうです。やっぱり通じ合うところがあるのでしょうか。 |
9.やっぱり、ウディ・アレンの映画といえば、これだな。よくも悪くも、彼らしさが詰まった作品。頭でっかちで、屁理屈屋で、それでいて寂しがりというアルビーのキャラは、やはりウディ・アレンだからこそ魅力的に見えるんだろうな。90分という短い時間にこれでもかと詰め込まれたエピソードと斬新な演出技法が脈絡がないかのように次々と出てきて楽しい。時間軸もぐちゃぐちゃの構成なのに、アルビーとアニー・ホールの出会いから別れまでという芯がしっかりしてるから、ちゃんと映画としてまとまってる。とはいっても、この映画のことをしたり顔であれこれ語るのも、映画館で映画論を(女性に)語る男と同じくらいみっともないのかもしれない。とにかく楽しみましょう。 【ころりさん】さん 10点(2005-02-08 10:35:54) |
8.《ネタバレ》 冒頭ですでにやられてしまった。面白い。過去や妄想と話し、観客に語りかけ、本音を字幕で伝える。映画でやってみたいこと全部詰め込んだんじゃないだろうか。傷心のアルビーには、クモが出たってだけで夜中の3時に呼びつけるような女とは別れて正解だよ、と慰めてあげたい。 【ラーション】さん 10点(2004-02-16 23:12:37) |
|
7.エスプリのきいた台詞。あえてクロノロジーを解体した構成。スプリット画面を飛び交う会話。すべてが一級品。お子ちゃま向けSF映画なんぞにオスカーやらなかったアカデミーは絶対的に正しい。 【じゅんのすけ】さん 10点(2003-06-02 13:30:39) (良:1票) |
6.変に理屈っぽいところもウディ・アレン.友だちにはなれなさそうにも思うけれどにくめない. 【woods】さん 10点(2003-05-02 23:50:55) |
5.先日久々に観たが、何度観ても楽しめる。音楽も良い。ニューヨークの風景も良い。ダイアン・キートンのファッションも要チェック。でも、やっぱり嫌いな人は嫌いなのかな?まあ、ウディ・アレン自身、皆に好かれる作品を作ろうなんて思ってないだろうから、結果として良しなんだろうなあ。アニーみたいな女性いないかな・・・。いやいないか。 【rebel】さん 10点(2003-02-26 07:49:15) |
4.ウディアレンのセリフって実はへりくつばかりなんだけど、それをしゃべっている時の印象はセリフとは全然違う方向に向かってメッセージをバンバン発信してる。その代表作だっぺよ 【セクシー】さん 10点(2003-02-11 03:14:17) |
3.自分が生まれた年の映画を見ていったら、「あ」行でいきなり大当たり。こんなに粋な映画が77年時点であったなんて。かなり笑いました。ストーリーってほどのストーリーはないけれど、よくあれだけの皮肉とジョークと意味のない話を喋りつづけられるなあーって感心。 【ハッピータン】さん 10点(2003-01-16 15:51:57) |
2.アレンのおっさん、最高っ!77年の時点で既に今と殆ど変わらない風貌。キートン嬢、この頃はホント、可愛かった(過去形)。ウォーケンの、サイコ野郎としての出発点。ゴールドブラムも今と同じ顔。 【愚物】さん 10点(2002-11-06 02:43:47) (笑:1票) |
1.TVでやっていたので久しぶりに見たけど、やっぱりイイ!この頃のウディ・アレンは冴えてるなぁとホント、楽しくなりました。ダイアン・キートンも若くてかわいいし、映像も音楽も美しい。分かっていても繰り返してしまう男と女の微妙な関係もよく描かれていると思います。ウディ・アレンの作品の中ではやり過ぎてなくて、かなりまとまっている、見易い作品だと思いますが、嫌いな人にはこれでも我慢ならないのかも。 【黒猫クロマティ】さん 10点(2002-06-27 14:22:44) |