1.タダ券をもらったので見に行ったんだけど、こんな映画を作る事に何の意味があるのか?と思ってしまいました。時代設定が古いので結婚観をはじめとする人生観が違うのは当たり前。それでも例えば小津映画の結婚観であるとか、エリア・カザンの「草原の輝き(61)」の貞操感だとか、現代の感覚とは大きな隔たりがあるにも関わらずそこにはやはり普遍的な何かがあり、それが我々の心を打つワケで、この映画みたいに全く何も何処にも共感出来ないってのは時代設定のせいでは無いと思います。そして【六本木ソルジャー】様に全く同感なのですが、何たってジュリア・ロバーツに説得力がなさ過ぎ!絵を鑑賞している姿一つとっても、とても絵の事を分かっているようには見えん。むしろ登場人物中一番ヤな女だったスね。ロビン・ウイリアムスが主演するような学園物が作りたかったのかな?その手の映画も好きになれないけど、この映画は更に完璧にスベってますね。