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波も涙も暖かい

[ナミモナミダモアタタカイ]
A Hole in the Head
1959年上映時間:120分
平均点:4.33 / 10(Review 3人) (点数分布表示)
ドラマ戯曲(舞台劇)の映画化
新規登録(2004-02-22)【放浪紳士チャーリー】さん
タイトル情報更新(2009-07-13)【イニシャルK】さん
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監督フランク・キャプラ
キャストフランク・シナトラ(男優)
エレノア・パーカー(女優)
エドワード・G・ロビンソン(男優)
キャロリン・ジョーンズ[女優・1930年生](女優)
セルマ・リッター(女優)
キーナン・ウィン(男優)
家弓家正(日本語吹き替え版)
原作アーノルド・シュルマン
脚本アーノルド・シュルマン
音楽ネルソン・リドル
作詞サミー・カーン〔音楽〕"High Hopes"
作曲ジミー・ヴァン・ヒューゼン"High Hopes"
編曲アーサー・モートン〔編曲〕
撮影ウィリアム・H・ダニエルズ
製作フランク・キャプラ
製作総指揮フランク・シナトラ(ノンクレジット)
配給ユナイテッド・アーチスツ
美術フレッド・M・マクレーン(ノンクレジット)
衣装イーディス・ヘッド
編集ウィリアム・ホーンベック
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1.《ネタバレ》 あ~、これ観るんじゃなかったよぉ・・・。最近再見した「素晴らしき哉、人生!」での怒涛の感動の余勢を駆って、この作品もみてみたんですが・・・もう幻滅でした。全盛期を過ぎたとはいえキャプラ監督作だし、アメリカ版山岡久乃セルマ・リッターも出てるし、衣装はイディス・ヘッド担当だし、主題歌「ハイ・ホープ」はアカデミー賞受賞作という事で、心暖まるヒューマンコメディを正直期待していたんですが・・・まるでマイアミの海水みたくなまぬるい映画になってましたね。どうしようもないダメダメ男、シナトラ扮するトニーに何ひとつ共感出来る人間性が感じられないのが一番の原因。いや、別にダメダメ君が主役でもかまわないんですよ、ちゃんと観客に感情移入が可能なキャラクターにしてもらえれば。でもコイツったら最後の最後まで、実直な兄貴夫婦にパラサイトしようとしてるんだもん。映画が終わった後だって、きっと死ぬまで地道に生きる努力なんかしないで、周囲に甘えて一攫千金を夢見るタカリ人生を送るに決まってるはず。しかもキャプラ自身、この男をダメなヤツだけど暖かく見守ってやろうじゃないかと思ってるフシがある。ダメだよ~、こういうヤツは甘やかしちゃあ、一度徹底的に見放さないとさあ~。愛する息子がいるからって、それを免罪符して全て正当化しようとする根性は絶対間違ってる!この男を結果的に突き放せなかった事に、キャプラという監督の限界を感じました。「素晴らしき哉、人生!」で大いなる感動を与えられた方には、出来ればこの映画を目に触れる事がないよう祈るばかり。アメリカ映画では脇役はともかく、主人公であまり嫌だな~と思うヤツは少ないけど、この映画のシナトラは、はらわたが煮えくり返るほど嫌なヤツ個人的ベスト3に確実に入ります。こんな映画、一体誰が新規登録したんだって思ったら、自分でした、しかも二年も前に・・・。本当にごめんなさい!
放浪紳士チャーリーさん [DVD(字幕)] 2点(2006-05-04 11:05:01)
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【点数情報】

Review人数 3人
平均点数 4.33点
000.00%
100.00%
2133.33%
300.00%
4133.33%
500.00%
600.00%
7133.33%
800.00%
900.00%
1000.00%

【アカデミー賞 情報】

1959年 32回
オリジナル主題歌ジミー・ヴァン・ヒューゼン受賞"High Hopes"作曲
オリジナル主題歌サミー・カーン〔音楽〕受賞"High Hopes"作詞

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