7.《ネタバレ》 いわゆる一般名詞の「バイオハザード」によるパニックもので、ストーリーや設定に新しいアイディアは殆ど見られません。そして、サバイバルホラービデオゲームの固有名詞でもある「バイオハザード」ライクな絵作りだなと。背景映像の作り込みはなかなかクオリティが高いと思いました。その一方で、モンスター化したグロテスクな生物を、必要以上に、ヌラヌラ、ギトギト、ベトベト、ネバネバに表現しすぎていて、リアリティが損なわれていると感じました。そのような表現自体「エイリアン」あたりの系譜の延長で新しさが感じられないし、落ち着いたリアリティのある背景に対して浮いてしまっているしで、ちょっともったいないなと思いました。で、一番スッキリしないのが、タイトルにもなっているミミック=擬態についてです。擬態をする意味がまったくないのですよ。こんな最強最悪生物が。完璧ならまだしも中途半端な擬態を行う必然性がまったくないのですよ。う~ん。中途半端な擬態の形態は、進化の過程としてはあり得るのですが、重要なのは、進化の過程の中途半端な擬態状態でも常に連続的に有利であるかどうかです。で、本作品の場合、中途半端に擬態対象に似ることが、有利になるどころか、不利になると考えられるのですよね。擬態対象が他の生物とはまったく異なり、似ているけど異なるものにやたら敏感という性質がありますので。不気味の谷じゃないですが。何故、他の生物や非生物が擬態対象にならなかったのかと言うことになってしまいます。強すぎて擬態する必要が無いと言うことをさておいても違和感があります。 【camuson】さん [DVD(字幕)] 4点(2023-02-19 15:53:11) |
6.人に擬態するという考えは面白くて、虫の液体塗ってたから助かった所はドキドキ感もあって良かった。ただ、なんとも気持ち悪い。。。虫が嫌いな人にはお勧めできませんね。 【地理10/2005】さん [地上波(吹替)] 4点(2006-02-23 21:53:41) |
5.《ネタバレ》 よくある中のひとつって感じで全体的に物足りない。CGの胡散臭い虫より、出っ歯少年の顔の方がよっぽど強烈。まあ、見る側も期待しないだろうから、そういう意味では裏切らない映画。 |
4.《ネタバレ》 「病気壊滅のために生み出された虫が、人間に擬態し出す…」というアイデアはいいセンスしていると思う。しかし中盤、主人公一団が、迷子になった子どもを探すために、強引に危機に陥っていく展開は、見ていて非常にイライラした。ただ、ジェレミー・ノーザムがなかなか頼りがいのあるキャラを演じてくれ、ミラ・ソルヴィーノのファンなので、ちょっと上方修正。 【カシス】さん 4点(2003-11-11 21:19:39) |
3.モンスター映画は好きなんだけど、それが虫でしかもゴキブリとなると気持ち悪すぎて、正直勘弁してほしかった。虫ならではのゾワゾワした悪寒は持てるが、迫力には欠ける。主演のミラ・ソルヴィーノも嫌だったろうなあ。 【鉄腕麗人】さん [映画館(字幕)] 4点(2003-10-31 12:15:36) |
2.巨大ゴキブリのモンスターに致命的に魅力がない上、ホラー映画としての演出のやり方も下手。ミラ・ソルヴィーノの出演はご愛嬌といったところ? 【ロベカル】さん 4点(2002-02-04 20:02:19) |
1.下水道の巨大ワニに飽きたところに今度は巨大ゴキブリ、しかも人間に擬態する程進化しちゃってる。でも映画の中で擬態の意味づけは目立たないってだけで、それによって襲ったりする訳じゃないんだ。そこが浅はかな映画でした。でも地下鉄の車内に閉じこめられるシーンとかはジュラシック・パークを彷彿とさせて、悲しかったです。4点献上。 【sayzin】さん 4点(2001-09-11 15:59:46) |