1.《ネタバレ》 よく聞くタイトルだけど、観たことがなかった。収穫は芦川いづみです。吉永小百合よりも、教師役の彼女の方が光っていました、というか周囲の女優たちとは違ったオーラを放っていましたね。この映画のなかでは一人だけ群を抜いてモダンな印象でした。決して役柄だけでそう見えていた訳ではないと思います。内容の方は、まぁ公開から50年近く経っているので当たり前だけど、古い。民主的だとか、プライバシーだとか、同じ言葉ではあっても使われる状況や意味合いが今とはちょっと違っていましたね。どーでも良いようなことに町ぐるみで大騒ぎしている感じで、コメディに見えました。コメディなんですよね? 原節子のオリジナルの方が評判が良いみたいで、今度観て見ます。