1.《ネタバレ》 海辺の別荘で合宿を行っていた女教師と女子学生たちが逃げ込んできた三人の銀行強盗に…という何やら起りそうなシチュではあるけど、女性陣と銀行強盗グループの間の空気が終始のほほんとした雰囲気で、緊迫感はほとんどなし。肝心なところも肝心なところを見せずに顔面ドアップだけとかなりあっさりしていて、総じて伊映画にありがちな中途半端な作品だった。クライマックスは一番マトモなリーダー格の男が「俺は何もしなかったのに何故だ!」と叫びながら撃たれるんだけど、その後追い討ちかけるように全員から鈍器でフルボッコと三人の中で一番悲惨な殺され方をするのはあんまりだと思った。