1.ゴジラシリーズ初のカラー作品。ハリウッドから版権を買って登場させたキングコングだが、
まさに夢の対決といったところで、シリーズ一の大ヒットになったようだ。
ゴジラ対コングと聞いただけで、当時の子供たちはワクワクしたんだろうけど、
コング自体は巨大な猿なので、口から放射能をまき散らすゴジラとは釣り合わない部分があり、
ストーリー上苦労のあとが窺える。オリジナルの美女と野獣という設定を意識した展開も、
面白くもあり、また制約されてしまったなぁという見方も。
こういう作品は細かいことを言ったらきりがないので、理屈抜きで楽しむのがベストかと。