10.題材的には面白そうなのに(脚色はかなりあるようだが)、作品としてはイマイチ面白味が感じられない。原因としてはコメディ?にしてしまったせいで、緊張感が欠如しているのと、トム・クルーズがミスキャストだったからかもしれない。もっと陰のある役者で政治的陰謀をメインにシリアスに撮れば、面白くなったように思えるが。 |
9.《ネタバレ》 邦題が失敗している例はたくさんあるけれど、これほどまでに的を射てない邦題はなかなか珍しい。どちらかと言うと「アメリカにはめられた男」とする方がしっくりきます。それにしてもお金があり過ぎて困る状況に陥ってみたいものです。 【いっちぃ】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2021-07-10 12:49:38) |
《改行表示》8.《ネタバレ》 他の投稿者からも意見がある通りアメリカをはめたという割にはスケールが小さい。 まだ類似の実話「ブロウ」のほうがぶっ飛んでる。 保管場所に困るぐらい札束に溢れてたが浮気もせずクスリにも手を出さず 嫁を愛する、家族を大事にする、仕事は真面目ってとこぐらいは男として示せたのかもしれない。 結局、結末は序盤から展開が読めるもの。落ちていくしかないんです。 スッキリきたのは出来の悪い嫁の弟が車でぶっ飛んだぐらいですかね。 個人的にはハイライトです。 |
《改行表示》7.《ネタバレ》 実在したトンデモ男のびっくり話。へえ、こんなことが、と多少は驚いたけれど出来事羅列の単調ぶりで引きが弱いです。主人公がやらかしたネタ一つ一つにドラマの肉付けは大変かもだけど、ディカプリオの同種「Catch Me If You Can」なんかは大成功してるのですから、トムに背景を喋らせるばかりでなくて見せ方の工夫がほしいところです。 あとねえ、Catch Me~は天才詐欺師の話だったからコミカルなテイストでいけたけど、バリー・シールはCIAのコントラ作戦絡みでその上麻薬組織にも関わっているのだからかなりシャレにならないブラック案件ですよね。終始軽い空気感の演出に、へらへら気楽なトム・クルーズって、撮り方やっぱり間違ったんじゃないかなあ。実際バリーの顛末は結局ああでしょ。いきなりのスカーフェイスでしょ。国家に使い捨てにされた男の哀れなお話にこの副題も大嘘。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2020-05-26 16:54:47) |
6.《ネタバレ》 80年代レーガン政権時代の米国と中米の係わりは、ほんとにややこしく複雑でなおかつ個人的には興味がないので困ったものですが、そこにトム・クルーズをぶち込んできたのでちょっと期待して観ました。映像はドキュメンタリー・タッチの手持ち撮影が多く、実録ものらしい雰囲気は良く出ていました。トム・クルーズの演技はいかにもな小者感が前面に出ていて、けっこう愉しませてくれます。そういえば同じ実話ものである『グッドフェローズ』と似た雰囲気があるとも感じましたが、『グッドフェローズ』のような切れのある脚本ではないので比べられたら可哀そうですね。キャスト面では奥さん役のサラ・ライト以外に重要な女優キャラが皆無と言える状態で、ちょっと花がなさすぎ感が否めません。結論としては、ダグ・リーマンがメガホンをとっているという期待感は見事に裏切られたかなという感じです。 70~80年代の米国政界の主要人物が勢ぞろいしていたところが面白かったところでした。それはアーカイブ映像だけではなく実際にキャスティングされた役やセリフだけで登場する人物など様々でしす。なかでも、バリー・シールがホワイトハウスに連れていかれたシークエンスで、ベンチの隣に座っていたのが小者時代のジョージ・W・ブッシュで副大統領のパパ・ブッシュに会いに来てるというのが、個人的にはツボでした。それもまるでお小遣いをもらいに来た引きこもりみたいな感じなのが笑わせてくれます。 【S&S】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2019-08-03 23:03:02) |
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《改行表示》5.お気楽ご都合主義な主人公をトム・クルーズが好演しています。 映画の中でさえとんでもない男ですが、これが実在したというから驚き。 なんにも残らないし、後味の良くない映画でしたが、テンポの良さとトムの魅力で最後まで楽しく視聴できました。 【めたもん】さん [インターネット(字幕)] 5点(2019-04-06 23:16:33) |
4.《ネタバレ》 もっとヘビーかと思ったら、軽快に終始鑑賞できた。これが実話ですか…。 【ゆっきー】さん [DVD(字幕)] 5点(2018-04-28 15:50:11) |
3.《ネタバレ》 テンポが良いので飽きずに一気に観れた。観れたけれども、特にだからなんだろう、というのが正直なところ。たしかに凄腕のパイロットではあるのだけれども、なんか流されすぎている気もする。ゆえにこの主人公にあまり魅力を感じない。あれだけ資金があるのなら、どっかの島をまるまる買って、そこに隠せばいいんじゃね?とも思った。家の中や庭に隠すって・・・なんかね~。まあそこは実話なんでね、言ってもしょうがないですが。それにしてもトムは、老けというものと無縁なんでしょうか?すげぇです。はい。 |
2.映画の基となった出来事自体は驚きの事実ではありますが、映画になってしまうと、淡々とした語りになってしまい、ワクワク感があまりありませんでした。見どころが少ないと言えばいいでしょうか。後からこの映画のことを思い出したとき、このシーンが印象に残った、と言えそうなシーンがないのです。主人公の人柄があまり上手に表現されていないのも、映画にのめりこめなかった要因の1つではないでしょうか。 【shoukan】さん [映画館(字幕)] 5点(2017-11-17 23:44:15) (良:1票) |
《改行表示》1.《ネタバレ》 主人公バリー・シールは、どう見たって中南米の麻薬マフィアと同じレベルの悪党か、あるいはCIAの立場を利用しての悪事を働くような男なので、それ以上の卑劣漢です。やっていることも麻薬の密輸であり、どの角度から見ても、ヒーローどころか、アンチヒーローですらない。そんな人物に、トム・クルーズをキャスティングしてしまったのは完全に失敗と思います。もっと悪役が似合う役者であるべきでした。 「アメリカをはめた男」の副題は日本で勝手につけたものでしょうが、映画の内容とはあってませんね。だまされました。立場を利用して私腹を肥やした男が、相応の最後を迎えた、という全く爽快感のないストーリーです。 あと、ドキュメンタリータッチを志向したのか、始終カメラがぶれまくるのもあまり好感できません。 【Northwood】さん [映画館(字幕)] 5点(2017-10-21 17:31:53) |